コラム
摂り方で差が出る!美肌・美髪・美爪に役立つ効果的なコラーゲン
コラーゲンと言えば、美肌のために補うというイメージがありますが、コラーゲンは、肌だけでなく骨や血液もつくる成分のひとつでとても重要な存在です。コラーゲンは加齢とともに減少しますが上手に補っていくことで、ハリのある若々しい肌を維持することができます。今回は、効果的なコラーゲンの補い方のポイントをご紹介します。
コラーゲン生成に深く関与する線維芽細胞
コラーゲンは、体の中でつくられます。食事などから摂ったアミノ酸が必要に応じてコラーゲンとなり、肌や骨や血液を作っています。
コラーゲンを作り出す細胞として最近注目を浴びているのが繊維芽細胞です。
肌の線維芽細胞は真皮層に存在していて、肌弾力成分である「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「エラスチン」を作り出す働きを持っています。そして、線維芽細胞自身が分裂しながら増殖することで美肌成分を作り出す力を維持しています。
ところが線維芽細胞は、加齢、睡眠不足、食事バランスの乱れ、ストレス、などの影響を受けて減少してしまい、同時にコラーゲン生成力も低下させてしまいます。
つまりコラーゲン生成には線維芽細胞を活性化することが欠かせないのです。
そして、興味深いことに線維芽細胞活性化に「コラーゲンペプチド」が役立つということも分かっています。
「コラーゲンペプチド」とは、酵素によって分子を小さくしたコラーゲンのことです。
吸収力を高める「コラーゲンペプチド」の摂り方は?
タンパク質などに含まれるコラーゲンを食べ物として口から摂り入れると、コラーゲンはアミノ酸や分解されにくい細かい分子のコラーゲンペプチドに分解されて、体に吸収されやすくなります。
ただ、コラーゲンペプチドは全てが肌づくりへと使われるわけではありません。また分解されにくいアミノ酸ペプチドも胃や腸へと運ばれるうちにアミノ酸へと分解されてしまう特性もあります。
そのため美肌対策として、直接肌ケアができるコラーゲン配合のスキンケアを選ぶ場合もあるかもしれません。
ところが、スキンケアとして外側からコラーゲンを補おうとした場合には限界があります。
それは、化粧品として使われる肌に貼付するコラーゲンは分子を小さくすることに限界があり、真皮まで届くものはありません。
表皮にしか届かないコラーゲンでは、加齢とともに変化する肌には不十分です。
そこで肌奥までコラーゲンを届けるために、低分子化が可能なインナービューティーサプリが役立ちます。
コラーゲンは、髪・肌・爪の若々しさを支えるサプリメントで!
内側からコラーゲンを摂ることのメリットは、美肌づくりだけではなく、髪や爪などの若々しさ維持にも役立つ点が挙げられます。
加齢とともにコラーゲンが減少してしまうメカニズムを知ることで、より効果的なコラーゲンの摂り方も理解できます。線維芽細胞の活性化にもつながる、低分子のペプチドコラーゲンを上手に摂り入れて、全身ハリのある肌づくりを目指しましょう。