コラム

ターンオーバーが低下する年齢肌にプラセンタをどう届ける?

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3e26167c0e318d9806082e88e26de49e_s年齢肌トラブルとして、まず原因に上がってくるのが
「ターンオーバーの低下」です。

肌の新陳代謝ターンオーバー

なんとなくは分かっていてもちゃんと理解できてない、
という方は多いと思います。
肌のターンオーバーは、皮膚構造の一番外側にある「表皮」で起こる
肌細胞の生まれ変わりのことです。

表皮は4層構造になっており、
一番奥の「基底層」で誕生した
皮膚の元となる細胞が、一番表面の層「角質層」まで押し上げられ、角質・老廃物となって
はがれ落ちていくまでの一連のサイクルが「ターンオーバー」です。

通常このサイクルは28日間で行われるのですが、
年齢や肌ストレス等によって、サイクルが長くり、
肌が老化したり、トラブルが起こったりするとされています。

「ターンオーバー」を正常にキープするために

・皮膚の誕生を促進する
・皮膚細胞の成長を守る
・角質層となった皮膚がスムーズに剥がれ落ちる
といったことが大切です。

まず「皮膚細胞の誕生」ですが、
基底層のすぐ下にある「真皮」から栄養を吸収して
皮膚細胞を誕生させます。

そして「皮膚細胞の成長」は、成長因子ともなる
「プラセンタ」などによって、健康な細胞へと成長。

最後に、肌表面に表れた角質層が、
アカとしてスムーズに剥がれ落ちることによって、
次の新しい皮膚と入れ替わります。

誕生→成長→排出に要する時間は、
時間がかかりすぎても、また短すぎても
美しい肌づくりにはつながりません。

長すぎると、古い角質層がいつまでも肌上にとどまってしまい、
くすみやガサガサの原因になり、
短すぎると、十分に成長していない皮膚細胞が表面にさらされるので、
刺激に弱くなったり、弱い細胞を守ルために角質層が分厚くなってしまったりします。

年齢肌とプラセンタ

そんなデリケートなターンオーバーを
正常に保つために必要なのが「プラセンタ」です。

プラセンタは、「成長因子」として
肌の誕生から成長に役立つとされています。

「肌にプラセンタが良い」ということが広く知られるようになり
肌の若さを保つため、様々な方法で
プラセンタを取り入れる方も増えています。

「プラセンタ注射」「プラセンタ配合のクリーム」などがあります。

プラセンタの効果的な取り入れ方とは?

ターンオーバーが低下した年齢肌は、
角質層が剝がれにくく表面が乱れていたり、
皮膚細胞の誕生成長に必要な栄養が足りていない状態です。

そこに、外側からのプラセンタ補給をしても、
吸収力、キープ力、浸透力が落ちてしまっているため、
根本的なケアにつながっていないことが多くあります。

プラセンタは、基底層に届くことが理想ですが、
そこに届けるには成分をナノ化しないと皮膚の隙間を通るのが難しいので、
化粧品によっては十分な浸透が出来ないものもあります。

そして注射の場合は、自分で毎日ケアすることが難しく、
時間、経費ともにちょっとハードルが高そうです。

だからこそ、
年齢肌へのプラセンタ補給は「内側から」をおススメします。

年齢肌の、根本ケアのため、ターンオーバーに働きかける
プラセンタを上手に取り入れてみてください。
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