コラム

「ハリ」「キメ」を同時に取り戻すお手入れのコツ!

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日々のスキンケアで目指すのは年齢を感じさせない、いつまでも若々しい「ハリ」と「キメ」のある肌づくりです。
これらがなくなると、「たるみ」「シワ」「ゴワつき」などの原因になり一気に老け見えにつながってしまい、変化する肌老化のスピードに負けないように、美容成分がより多く入った高価なスキンケアを選んだり、美容クリームをプラスしたりと、お手入れにかかる時間もコストも大変になってしまいます。
「ハリ」と「キメ」はポイントさえ押さえればいくつものスキンケアを重ねなくても、同時に対策ができるのをご存知ですか?今回はそのポイントについてご紹介します。

表面的な老化「キメの乱れ」、内面的な老化「ハリ不足」対策のコツ

年齢的な肌の悩みのトップに挙げられる「シワ」や「たるみ」ですが、出来てしまう原因には違いがあります。
まず「シワ」は表面的な悩みで、乾燥や表情のクセなどの積み重ねで起こり、加齢とともに肌の「キメ」が乱れてくることも原因となります。
一方、「たるみ」は肌が土台から緩んでしまい、皮膚や脂肪の重さによって内面から生じ、肌奥の「ハリ不足」が原因となっています。
「シワ」対策では、表面的な保水や保湿ケアに目が行きがちですが、加齢とともに肌保水力が低下するため、潤いを長く維持することはできません。
そして、肌の土台となる「真皮」の老化が関係する「ハリ不足」は、スキンケアでは難しいのが現状で、表情筋を鍛える顔ヨガなどもありますが、忙しい毎日では継続して続けるのが難しいのも現実です。
表面の「シワ」と内側の「ハリ不足」を一気にケアするためには、肌生成の根本から見直してケアするのがコツになります。

表面も内面も「ターンオーバー」のリズムがポイント

若い頃と比較して肌で大きく異なるものの一つとして「ターンオーバー」が挙げられます。
ターンオーバーとは、肌細胞が生まれ変わる周期のこと。
ターンオーバーは20代では約28日周期とされていますが、40代では約55日も必要になります。単純に若い頃より2倍もの負担が肌にかかり、見た目も肌体力も低下し多くの肌悩みの原因になるのが、このターンオーバーのリズムの乱れです。
年齢とともに乱れ始めるターンオーバーの周期を整えることで新しい健やかな肌を作り出す力を維持することができます。肌の土台となる「ハリ」も、保水力のある肌も、「キメ」の整った肌も手に入れやすくなり、肌悩みを解決する近道になります。

ターンオーバーを支える女性ホルモンのバランスに注目

ターンオーバーの乱れによって起こる肌悩みを解決するために、ピーリングやクレンジング、油分の与えすぎといった過剰なケアは、かえって肌にダメージを与えることになります。
無理をせず、バランスの取れた約1.5ヶ月(約45日)周期を意識したスキンケアを取り入れることが長期的な大人の肌づくりのポイントです。
ターンオーバーの乱れは、紫外線、ストレスなどとともに、40歳前後からの「女性ホルモン(エストロゲン)」の減少により大きな影響を受けているのですが、この影響をできるだけ少なくするために役立つのが「コラーゲン」です。
女性ホルモンのエストロゲンはコラーゲンの生成に関わっていて、コラーゲンをコンスタントに取り入れることで、肌生成のリズムも整いやすくなり、無理のないターンオーバーをキープしやすくなります。
肌細胞を育てるコラーゲンを食事やサプリメントで上手に取り入れることが、
「続く美肌づくり」につながります。

肌に優しく時短ケア!シンプルケアで肌細胞を育てよう

年齢とともに乱れるターンオーバーを、年齢に見合ったリズムに整えることは、5年後10年後に差が出る肌づくりの基本になります。
過剰なスキンケアで肌にダメージを与え、コストも時間も負担になるお手入れではなく、肌づくりの基礎となるターンオーバーを整えて「シワ」「たるみ」をケアし、「ハリ」も「キメ」も整った肌づくりを一気に効率よく目指しましょう。

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