コラム

40代からの「ハリ」のある肌づくりに、「繊維芽細胞」に着目

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紫外線が強くなってきましたね。
特に湿気も高いこの季節は、空気中の雑菌も増えやすく、肌へのダメージも心配です。

夏のダメージを溜めこまない

加齢とともに気になってくるシミ、シワ、たるみなどは、
ダメージを受けた肌細胞を修復する力が足りず、ダメージが蓄積された結果、表面に現れるエイジングサインです。
 

年齢肌が気になる女性が注目する成分

年齢肌が気になりはじめる女性から注目を集めている成分には、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタなどがありますが、いま、これらの成分が体や肌に働く過程で、注目が高まっている細胞をご存じですか?
それは、「繊維芽細胞(せんいがさいぼう)」と呼ばれるもので、肌の再生を助けるコラーゲンなど、うるおい成分が作られる時に重要な役割を担っています。
 

コラーゲンを作る繊維芽細胞

繊維芽細胞は、「肌がダメージを受けた」と認識すると、まず、線維芽細胞の数自体を増やします。その後、増えた繊維芽細胞それぞれから「コラーゲン」がつくり出されます。

つまり、線維芽細胞の数が増えれば増えるほど、体内で生産されるコラーゲンの量も増えるのです。

 
この体のメカニズムを上手く取り入れて美肌づくりを支えているのが、コラーゲンやプラセンタなのど美容ドリンクです。コラーゲンを体内に取り込み、線維芽細胞に「細胞がダメージを受けている」と認識させて繊維細胞の数を増やし、比例してコラーゲンも増える、という美肌のサイクルを加速させているのです。
年齢を重ねれば重ねるほど、意識的にコラーゲンを摂取して肌の再生力を高めていく必要があるのは、こういう理由からです。
 
コラーゲンやヒアルロン酸などのうるおい成分は年齢とともに低下し、肌の再生力は、どんどん低速していきます。同様に、線維芽細胞の機能も低下していくため、何もしない状態でいると、体肌の状態は下降線を辿るばかりです。

40代女性に足りないコラーゲン量は?

成人女性が必要としている1日のコラーゲン摂取量は5000mgですが、実際に私たちが毎日の食事から摂取できる量は、わずか1900mgです。体は、食事で摂取できる量の倍以上ものコラーゲンを必要としているのです。

そう考えると、より効率よくコラーゲンを生み出し、肌の再生力を加速させるために、高いサポート力を持つコラーゲンを積極的に毎日の生活に取り入れていくのは、とても大切なことなのです。
 
また、コラーゲンだけではなく、コラーゲンを届ける力を高めるために、体内の巡りを意識したコラーゲンなどもあります。

日々摂取する「コラーゲンの量と質」、そして、線維芽細胞の機能を高め、コラーゲンを届ける「巡りの力」これらの視点から、40代からの美肌づくりにチャレンジしてみてください。

 
 
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