コラム

40代から始めよう! 「たるみ」のケアでマイナス年齢肌作り

このエントリーをはてなブックマークに追加

40代から始めよう! 「たるみ」のケアでマイナス年齢肌作り

肌のたるみがあると年齢を感じる老けた肌に見られてしまうため、思いっきり笑って写真を撮ったりするのが億劫になってしまいますよね。また、自分はもうケアしても手遅れだと諦めていませんか? しかしたとえ気づくのが遅れても、たるみをなくす努力はマイナス年齢肌を作るうえでも必要です。今回はたるみができてしまう原因と、40才からはじめられるマイナス年齢肌作りを紹介します。

たるみができてしまう原因

・加齢
皮膚は、表面から順に表皮、真皮、皮下組織の3層からなり、その下に脂肪組織と筋肉があります。真皮を支えている線維成分であるコラーゲンとエラスチンが、年齢と共に減少して真皮を支えられなくなることで、お肌のハリや弾力がなくなりたるみを引き起こしてしまいます。
 
・紫外線
紫外線によるダメージもたるみの原因となります。紫外線は表皮だけでなく真皮のコラーゲンも破壊する力があるため、強い紫外線を長時間浴びたり、日常的に紫外線を浴びていると、徐々に真皮のコラーゲンが失われてハリがなくなり、たるみのある年齢肌になってしまうのです。
 
・悪い姿勢
悪い姿勢は肌をたるませる原因のひとつです。顔の筋肉は、頭部や首の筋肉と密接に繋がっているため、猫背などの長時間悪い姿勢を保ったままでいると、首や肩だけでなく顔の筋肉も緩み、たるみにつながってしまいます。

40代からはじめられるマイナス年齢肌作りの方法

40代から始めよう! 「たるみ」のケアでマイナス年齢肌作り

・日常生活で気をつけられること
たるみの原因として挙げた紫外線や姿勢などは心がけ次第で対策することができます。最初から完璧を目指すことが難しかったら、少しづつ工夫することからはじめましょう。
たとえば日焼け止めをつけるのが面倒なときは帽子やサングラス、マスクをしたり、デスクやリビングに鏡を置いて姿勢が悪くなる自分に気づきやすくするなどの工夫をすることがおすすめです。それが習慣づけば最終的に自然と改善されることでしょう。
 
・食事による方法
肌のハリを維持し、たるみのない肌を作るためにも、コラーゲンの摂取は欠かせません。
サケの皮やフグ、鶏肉の皮やフカヒレ、うなぎやすっぽんには良質のコラーゲンがたくさん含まれます。寒い時期には鍋に入れて食べるのがおすすめです。
これらの食材は滋養強壮の効果もあるので、体も温まり元気になって、美肌を作るのに最適といえます。食事だけで1日に必要なコラーゲン全量を摂取するのは難しいので、質の良いサプリメントやドリンクで補助するのも効果的です。
また、コラーゲンと一緒に肌のターンオーバーを助けるといわれているビタミンCも摂取するよう心がけましょう。ターンオーバーがスムーズに行われるようになると、ダメージを受けた肌が再生されます。イチゴやレモン、グレープフルーツなどの果物のほか、ピーマンやモロヘイヤにもビタミンCが多く含まれます。積極的に摂取してたるみのない肌作りを目指しましょう。
 
・リンパマッサージ
上記にも挙げたとおり顔の筋肉は首や頭部と繋がっているので、リンパをマッサージすることで全体の筋肉をほぐして血行を促進させ、たるみを予防しましょう。
 
簡単に実践できるリンパマッサージの手順
両手の指の腹を使い、左右対称に行います。
1頭頂部の筋肉をほぐす。
2.指でくるくると弧を描くように頭頂部からこめかみへに向かってマッサージする。
3.首、肩へとさらに下方向に向かってマッサージする。
力の入れすぎは肌を傷めることになるので優しくマッサージしましょう。
 
今回紹介した方法で、40代、50代と年齢を重ねても若々しい肌を作ることは可能です。質の良い肌をキープし、自信を持って笑顔でいられるようにしていきましょう。

関連する他の記事