コラム
春メイクのキメ手は内側から弾む素肌
暗めのトーンの洋服が多かったり、重たいコートを着ていたりと、
「重ため」のファッションになってしまう冬。
お肌まで暗く見えないように、アイメイクをしっかりとしたり、
明るめの口紅をつけたりすることはないでしょうか。
春のメイク映えは素肌次第
そして、これからどんどん暖かくなる春になると、
優しい陽射しや桜などの自然の変化に合わせ、
ファッションもメイクも軽やかにしたいところですが、
年齢を重ねていくにつれて、
「ナチュラルメイク」を避けるようになっていませんか。
「シミ・くすみ・シワ・たるみ」に悩む年齢肌を隠すために、
ベース、コンシーラー、ファンデーションと塗り重ねて、
厚ぼったくなったり、シワやたるみによって、時間がたつと
メイクがヨレてしまったり、口紅の色が綺麗に発色しなかったり…。
気がつけば、「素肌感」「清潔感」「輝き感」が大切な
ナチュラルメイクとは、全く真逆に仕上がってしまう…。
エイジング世代には、そんな悩みも多いようです。
これでは、毎日のメイクにも時間もかかるし、
夜のスキンケアも数が増えるし、コストだって…。
軽やかなメイクどころか、気分が重くなってしまいますね。
目指すのは「肌のアンチエイジング」
健康的で若々しい肌は、内側から輝くような美しさをそなえ、
何より肌に自信があれば、
表情だって明るく自然と笑顔になれます。
そんな「内側から弾む素肌づくり」を目指したいですね。
では、重ねていく年齢と若々しくキープしたい素肌は、
どうやって両立すればいいでしょうか。
年齢を重ねた肌は、現在だけのダメージだけではなく、
過去のダメージも記憶蓄積しています。
それが、ターンオーバーの低下などにより、
肌に滞留してしまうことで、年齢が肌に現れてしまうのです。
年齢肌に不足する・・・
「水分」「皮脂」「栄養」「キープ力」。
どれだけ水分補給しても砂漠に水を落としたように蒸発してしまう。
皮脂が減っていつもカサカサしている。
そんな肌状態では、とてもナチュラルメイクは狙えません。
肌の保湿は「表皮」が担い、
肌への栄養補給は「真皮」が担っています。
皮膚は、細胞と細胞の間に自然保湿因子「NMF」を備えていたり、
角質層の上にできる皮脂膜が角質層と混ざり合って
天然の保湿剤となっていたりします。
つまり、本来の機能がはたらくように肌の状態を戻してあげれば、
「素肌力」のある若々しく美しい肌づくりができるのです。
「素肌力」をつけるために
肌を作っているものは、毎日の食事です。
日々の食事の中で、肌を育てることを意識するようにしましょう。
また、食事の中で摂取が難しいプラセンタやコラーゲンなどは、
美容ドリンクやサプリメントなどで手軽に補給できます。
最近では、美容成分と天然由来の和漢植物などを掛け合わせて
より効果的に、肌だけではなく体へも働きかける
手軽かつ効率の良いものもあります。
賢く取り入れながら年齢と肌のバランスをキープして、
ナチュラルに輝く美肌づくりを目指しましょう。