コラム

スマホ依存とシワ・たるみの関係

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年齢を重ねるとシワやたるみが出て来るのは当たり前ですが、女性たちは、その年齢サインを、いくつになっても作りたくない、少しでも減らしたい、と様々なケアを重ねています。
毎日の生活習慣の中で、シワやたるみを作らないためのコツや知識も雑誌などで特集されているので、専門家並みに情報を得ている意識の高い女性たちも多いようです。
しかしそんなシワ・たるみと戦う中で、つい見落としがちな習慣があるのをご存知ですか?

シワを作る危険要因その1は“スマホ”

顔と体の皮膚は一枚のつながった状態です。

つまり、顔にシワが出来る原因として、体の皮膚にたるみが出来ることが影響するということに注目してほしいのです。
若いうちは、筋肉量も多く、骨密度も高く、潤いも十分だった体も、年齢を重ねてこれらが低下すると、皮膚を支える力が弱まり重力に従って垂れ下がります。
そんな皮膚の状態で悪い姿勢を続けると、その部分に不自然に皮膚が寄ってシワが出来たりたるみが出来てしまうのです。
そして毎日の生活の中でつい悪い姿勢で過ごしてしまうのが、スマホの操作をしている時間です。首が少し前に傾き下を向いている状態になり、頭の重さを支えきれずに皮膚がたるんでしまっています。スマホを毎日使っている姿勢がシワやたるみの大きな原因になっているのです。

不自然な姿勢は自律神経を乱す

ずっと下を向いた姿勢を続けると、首に負担がかかり血流が悪くなり、十分な血液が巡らず、くすみを引き起こしたり、首のまわりにある自律神経にダメージを与えたりすることもあるのです。
自律神経は、私たちの意志とは関係なく体のバランスを取る神経で、肌細胞の生成や肌を紫外線や乾燥から守ろうとする機能を維持する役割を担っています。

肌の弾力成分生成にも影響が

また肌の弾力成分であるコラーゲンやヒアルロン酸生成に関与する女性ホルモンの分泌にも影響を与えます。
生活の中で、肌老化をさせないための姿勢を意識するポイントを見てみましょう。

自律神経ケアに役立つコラーゲン


出来るだけ正しい姿勢でスマホを使用するというのはもちろんですが、悪い姿勢から影響を受ける自律神経の機能をフォローすることもポイントになります。

まず最初に意識すべきは、「女性ホルモンの分泌」をサポートすることです。

およそ40代から、分泌量が急激に減少していく女性ホルモンは、女性らしい体や潤いのある肌の維持に欠かせません。この女性ホルモンのバランスを整えることで年齢を感じさせない美肌づくりが期待できるようになります。
女性ホルモンを補う成分としてイソフラボンを含む大豆食品や、楊貴妃も愛飲していたという冬虫夏草などがおススメです。これらは女性ホルモンの減少に伴って保持が難しくなるコラーゲンやヒアルロン酸をサポートするためにも効果的です。

シワ・たるみなしの若見えは、内側からの姿勢ケアで

加齢とともに出来るシワやたるみは、表面的なお手入れだけでは改善できません。
毎日の姿勢や習慣、年齢による体の変化、肌生成のしくみ…と、総合的に自身を知ることでどうやってケアをしていけばいいのかが見えてきます。
その上で、日常で足りていないものや習慣をプラスしてシワやたるみの少ない肌づくりを目指していきましょう。

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