コラム
外出時に受ける肌ダメージには、アフターケアよりプレケアを。
過酷にさらされている、がんばる女性の肌
私たちの肌は、
紫外線、汚れた空気、花粉やPM2.5、乾燥、汗、ストレスなど
毎日いろいろなダメージにさらされ、多くの女性たちが、これらのダメージに負けず美肌をキープするために
様々な努力を続けています。
紫外線や乾燥によって水分が蒸発してしまう 肌への潤い補給、
メイクや肌の汚れを落とすクレンジングや洗顔など、
社会で活躍する女性たちが増えていく一方で、
女性たちの肌は過酷な状況にさらされているともいえます。
刺激に負けない肌づくりをしたい
そんな肌を健康に美しく守るために
エイジング世代に必要だ不可欠なのが「インナーケア」です。
刺激を受けたり、 炎症やトラブルが起こってしまった後からのケアではなく、
刺激に強い肌づくりができるからです。
特に年齢を重ねていくと、細胞の新陳代謝や、
抵抗力、抗酸化力、筋力、ホルモンバランスと様々なものが
“老化”してしまいます。
これらの一つ一つに対して、ケアをしていくのは
時間もコストもかかってしまうし、
スキンケアも上手に出来ていなければ
かえって肌にストレスを与えることになります。
内側から効率よく!「インナーケア」
一方でインナーケアの場合は、
美肌づくりを内側からの「栄養」「水分」補給で行います。
例えば紫外線。
紫外線を浴びると、肌の角質層の一番奥にある「基底層」で、色素細胞メラノサイトが刺激され「メラニン色素」となります。
これが、シミやくすみの原因になるのですが、
肌の新陳代謝であるターンオーバーが正常であれば、
シミになることなくスムーズに剥がれ落ちます。
ところが年齢肌はこのターンオーバーが低下するため、肌表面に色素沈着してしまうのです。
つまり、健康な肌づくりが出来ていれば、
紫外線によるダメージを肌に記憶させずに済むのです。
他の刺激に対しても同じことが言えます。
水分が少ない肌は、細胞が乾燥してしまい、
細胞同士の間にすき間が出来てしまい、
たるみやシワの原因になったり、せっかくスキンケアで与えた
水分をキープできない状態になったりします。
「プレケア」と「アフターケア」。ダブルケアで美肌へ。
まずは、肌の状態を「老化」させないようにした上で、刺激に対してケアをするダブルケアをしていきましょう。
年齢を重ねた肌は、「元に戻す」のに時間と手間がかかってしまいます。
ダメージを肌に記憶させない、健康で若々しい肌づくりを心がけてください。