コラム

くすみや肌荒れの原因は?ターンオーバーの乱れに注意!

お手入れをしているのに、肌荒れやくすみが気になるということはないでしょうか。そのようなときは肌のターンオーバーが乱れているのかもしれません。ターンオーバーが乱れるといっても、その原因はさまざまです。この記事では、肌のターンオーバーの仕組みや乱れる原因、正常なサイクルに戻していくための方法などについて解説していきます。

肌のターンオーバーの仕組み

肌のターンオーバーとは新しい肌へと生まれ変わるための周期のことで、そのサイクルは4〜6週間ほどです。皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つで構成されており、「表皮」は皮膚のもっとも外側にあります。「表皮」は、上から「角質層」「基底層」の2つの層で構成され、「基底層」では新しい皮膚細胞が作られています。そして、時間をかけて少しずつ「角質層」へと押し上げられていき、4〜6週間ほどで皮膚の表面に到達した皮膚細胞は、古い角質や垢へと変化して剥がれていくのです。

これがターンオーバーの仕組みで、このサイクルを繰り返すことで定期的に新しい皮膚細胞へと変わっていきます。しかし、ターンオーバーの周期は加齢とともに少しずつ遅くなってきます。ターンオーバーのサイクルが乱れてくることで懸念されるのは、古い角質によって肌がくすみやすくなることです。他にも、メラニン色素がうまく排出されずシミの定着にもつながるなど、さまざまな肌トラブルの原因になります。ターンオーバーが正常に行われるということは、それだけ健康な肌を維持しやすい状態であると考えられます。

肌のターンオーバーが乱れる主な原因

肌のターンオーバーが遅くなったり乱れたりする原因は、加齢によるものばかりではありません。外的な要因や生活習慣によってターンオーバーが乱れることもあります。まず、外的な要因として影響を受けやすいのは紫外線と乾燥です。紫外線と乾燥は古い角質層を本来のタイミングより早めに剥がしてしまうなど、ターンオーバーを早める原因につながります。古い角質や垢は自然に剥がれていくものですが、ターンオーバーのサイクルが通常より早ければ必要な角質まで剥がしてしまいます。

ターンオーバーが乱れやすい生活習慣は、過剰なダイエットや寝不足、喫煙に過度なアルコール摂取、便秘や運動不足などです。他にも、疲労やストレス、冷え性もターンオーバーが乱れる要因となり、肌にとって好ましいとはいえません。偏った食生活も肌のターンオーバーが乱れる原因になります。特に便秘は腸内環境の悪化を招きやすく、溜まった老廃物を毛穴から排出することが優先されることでターンオーバーが乱れやすくなるのです。

ターンオーバーのサイクルを整えるには?

ターンオーバーに悪影響を与える要因を取り除くことは、加齢による肌荒れやくすみの改善につながります。まず、紫外線から肌を保護し、乾燥しにくい状況を作ってあげることです。化粧下地やファンデーションなどで紫外線対策をすることはもちろんですが、強い日差しを長時間浴びることは避けるようにしましょう。屋外へ出るときは帽子や日傘などを使うのも、紫外線からの保護に役立ちます。

スキンケアで重視したいのは保湿です。お手入れの際は、保湿効果の高い化粧水や乳液、クリームを使いましょう。特に乾燥が気になる人は、保湿用のミストなどを携帯することで気になったときに簡単に肌を潤すことができます。そして、十分な睡眠をとることもおろそかにしてはいけません。忙しいと、ついつい就寝時間が短くなる人もいるかもしれません。しかし、睡眠中は成長ホルモンが分泌されることもあり、大切な時間です。しっかり眠ることは疲労とストレスの軽減にもつながります。


もちろん、食生活の見直しも必要です。ビタミンを中心にとることを考えながら、バランスの取れた食生活を心がけましょう。そして、1日に必要な水分をしっかるとることも大切です。水分不足は肌の乾燥にもつながりますし、便秘を起こす原因にもなります。適度に体を動かすことも忘れてはいけません。いきなり過剰な運動をする必要はありませんが、普段まったく体を動かしていない人は少しずつ始めてみましょう。散歩やウォーキング、簡単なストレッチから始めると無理をせずに続けやすくなります。

ターンオーバーを整えてきれいな肌を心がけよう

肌荒れやくすみはターンオーバーが乱れることで起こりやすくなります。ターンオーバーが乱れる要因は加齢の他に紫外線や食生活、睡眠不足やストレスなどさまざまです。個人差はありますが、普段のちょっとした心がけや生活習慣の見直しで肌のターンオーバーを正常に維持することが期待できます。肌のターンオーバーを整えて、健康できれいな肌を目指しましょう。

美肌を目指すキーポイント! インナーケアについて徹底解説

インナーケアはスキンケアの土台となるもの

美肌にとってスキンケアはとても大切。しかし、いくらスキンケアに気をつかっていても、インナーケアをないがしろにしていると、肌を綺麗に保つのは難しいものです。インナーケアとは具体的にどのようなものなのでしょうか。本記事ではインナーケアの概要やスキンケアとの違いを解説し、インナーケアのポイントについてまとめていきます。

インナーケアとは生活習慣を改善し、身体の内側から整えていく美容法のことです。具体的なアプローチとしては、栄養のバランスがよい食事、適切な運動、十分な睡眠などがあります。特に、食事は重要です。肌は細胞で成り立っていますので、食べた物の影響を強く受けます。美肌を実現するためには、食べ物の栄養を効率的に摂取し、健やかな角質細胞を育む必要があるのです。また、血流をよくする運動も肌にはもちろんよいですし、たっぷりと睡眠をとることで成長ホルモンの促進や細胞の修復が期待できます。

インナーケアと似たような言葉としてスキンケアがありますが、意味は根本的に異なります。インナーケアとスキンケアは美容アプローチの方向性が違うのです。インナーケアは内側、スキンケアは外側からのアプローチ。化粧品などで、表皮を潤わせたり、乾燥による小じわを減らしたりするのがスキンケアとなります。肌の見た目をよくする際、スキンケアは力を発揮するでしょう。

一方、インナーケアは身体の内側から肌を改善していきます。身体が健康でなければ、肌の美しさを保つのは難しいです。高級なスキンケア用品でいくらケアをしても、身体の調子が悪いと肌の弾力やハリはいまひとつになりがち。場合によっては、スキンケアを入念にしているにもかかわらず、深いしわやたるみができてしまうケースもあるでしょう。本当の褒められ肌を目指すためには、スキンケアとインナーケアの両立を目指さなくてはなりません。

インナーケアにとって重要なポイント

インナーケアを実現するためには、健康な身体であることが一番です。そのために取り入れたい栄養素は数多くあります。まずあげられるのはビタミン。例えば、ビタミンAは免疫向上、老化の防止が期待できますし、ビタミンBは肌荒れの改善、ビタミンCはシミやそばかすを抑制するといわれています。アンチエイジングに効果的なビタミンEも積極的に摂りたいところです。ビタミンだけでなく、発行食品で腸の調子を整えるのもおすすめ。発酵食品は腸内の免疫細胞を活発にし、善玉菌を増やしてくれます。体内の免疫細胞の半分以上は腸に集中していますので、腸を元気にすることは美肌には欠かせないといえるでしょう。


定期的に運動を行うのもインナーケアのひとつです。事務ワークなどで長時間、同じ姿勢をとっていると、血流が滞りやすくなります。血の巡りが悪くなると、冷え性になったり、便秘になったりすることもあるでしょう。風呂上がりにストレッチや軽度の体操を行うと、血流がよくなります。毎日、数分でよいので継続していくのがポイントです。ウォーキングやジョギングを行い、血糖値を下げるのも美容にとって大切になります。糖質は身体のたんぱく質と結びつき、しわやたるみの原因となる場合があります。有酸素運動を行えば、体質の糖質を消費できますし、脂肪の燃焼にも繋がっていくでしょう。

睡眠不足は健康なお肌を脅かします。美肌を維持したいのであれば、睡眠時間を適切に確保するようにしましょう。しっかりと寝ることができれば、新陳代謝の促進をうながす成長ホルモンが十分に分泌されます。必要な睡眠時間は個人差がありますが、7~8時間が一般的な目安です。また、老化を防ぐメラトニンは深い眠りに落ちたときに多く分泌されますので、睡眠の質にもこだわってください。メラトニンは暗い環境で分泌されやすくなるので、寝る際には電気を消すのが基本です。灯をつけたまま寝るのは避けた方がよいでしょう。


寝ようと思ってもなかなか寝れない人は、お風呂に入る時間を調整してみるとよいでしょう。人間は体温が下がったときに眠くなる性質があります。就寝したい時間の1~2時間前に入浴をすませれば、眠気がちょうど良いタイミングで起きやすくなるでしょう。お風呂は40度ぐらいで、15~20分程度、浸かるのが理想です。

正しい生活習慣が美しい肌を作り出す

スキンケアに気をつかっているのに、なかなか肌の調子が改善しない人はインナーケアに、もっと目を向けるようにしましょう。インナーケアは食事、運動、睡眠という日常生活を送るうえで、ごく当たり前の要素から成り立っています。しかし、日々が忙しくなると、ついついないがしろになってしまう部分でもあります。美肌を目指すのであれば、インナーケアを明確に意識することが肝心です。





透明化がない肌の原因。明るい肌はくすみなし!

顔全体の肌がくすんでいると、なかなかファンデーションだけではカバーしきれませんよね。化粧下地やコンシーラーで補正したり、フェイスパウダーで仕上げたりしても自然な透明感を出すことは難しいものです。
肌のくすみは老け顔に見られるため、今のうちになんとか改善したいと考えるアラフォー女性も多いでしょう。
そこで、ここでは肌のくすみの原因や改善方法、効果的な運動の方法などを紹介します。

なぜ、透明感がないの?

「肌に透明感がないので老けて不健康に見えてしまう」というお悩みを持つ方は多いようです。肌に透明感がないのは「くすみ」のせいです。どうして肌がくすむのか、主な原因を3つ紹介します。


・毛穴の汚れ
メイク汚れを取り切れず、毛穴の奥に蓄積した汚れが黒ずむことで、肌がくすんで見えてしまいます。毛穴に入り込んだ汚れは毛穴から分泌された皮脂と混ざり合い酸化するため、黒ずんでしまうのです。肌のターンオーバーが正常に働かず古い角質が厚くなり、出口が塞がった状態で酸化した汚れが角栓として中に残ってしまうことがくすみの原因です。

・色素の沈着
紫外線を浴びた肌は肌を守るためメラニンを生成します。茶色の色素を持つメラニンが排出されず蓄積することで、肌がくすんで見えてしまうのです。肌をゴシゴシこすり刺激を与えることでも色素が沈着してしまうことがあり、くすみの原因になります。

・血行不良
血流が悪く血行不良となることでも、くすんだように顔色が悪く見えてしまいます。体の隅々に酸素を送り届ける血液の流れが滞留すると、血液自体が青黒っぽく見えることも原因となります。このような場合、くすみとともに目の下のくまも気になる方が多いようです。

肌、明るくしたい!スキンケアの方法は?

くすみのない明るい肌にするにはどうケアしたらよいのでしょうか。まずは、上記で説明したくすみの原因を知り、肌がくすまない対策を施すことが大切です。くすんでしまった肌は、本来の明るい肌色を取り戻すためスキンケアを行いましょう。次に、スキンケアの注意点を紹介します。

・クレンジングはどれを使っている?
メイク落としのクレンジングシートは時短で手軽にメイクを落とせる優れたアイテムです。寒い冬や、帰宅してすぐにメイクオフしたいときにも便利ですよね。愛用している方もいるのではないでしょうか。ただし、クレンジングシートを日常的に毎回使うのは肌のためにはおすすめできません。毎日使う場合、コスパを考えてお得な大容量入りのものを選ぶこともあるでしょう。シートが薄ければゴシゴシと肌に与える刺激も強く、毛穴に汚れを押し込んでしまう可能性があります。摩擦がシミやくすみの原因になってしまうこともあるため、臨時的に使う程度にしておきましょう。

・角栓除去に特化した化粧品も
毛穴の汚れによるくすみには、クレンジングや洗顔料を美白効果の高いものに変えてみるのもおすすめです。また、必要に応じて角栓除去や角質ケア、毛穴ケア、ピーリングなどの記載のある化粧品を使ってみましょう。クレイタイプの洗顔料やパックは、クレイの吸着力が汚れや角栓を吸着して取り除いてくれます。オイルやジェルタイプのものは毛穴の中に入り込んで角栓を溶かして浮かせる効果があります。

代謝を促す運動も取り入れよう!

血行不良によるくすみには、マッサージで血行を促すのもよいのですが、力を入れ過ぎると刺激になり色素沈着の原因になることもあります。それよりは運動で血行不良を改善し、代謝をアップさせるのがおすすめです。といっても激しい運動は必要なく、ウォーキングなどの有酸素運動で十分な効果が期待できます。有酸素運動の継続で心肺機能が鍛えられ、循環機能が高まり血流がよくなります。わざわざ運動するために出かけるのがおっくうなら、通勤の際に電車1駅分だけ歩いてみたり、車での買い物を自転車に代えてみたり、エレベーターやエスカレーターでなく階段を使ったりと身近なことから始めてみましょう。

運動で汗をかけば老廃物を排出し、血流がよくなるため酸素が体に行き渡り新陳代謝も活発になります。また、基礎代謝力をアップしたいなら、筋トレなどの無酸素運動も効果的です。室内で手軽にできるものもあるので、うまく生活の中に取り入れてみるとよいでしょう。ターンオーバーの周期も整い、健康な明るい透明感のある美肌に導いてくれますよ。

見直そうスキンケアとインナーケア。くすみ知らずの明るい肌へ

肌のくすみをなくして明るい透明感のある肌に改善したいなら、肌の外側と内側、その両方からアプローチすることをおすすめします。特に、スキンケア以上に大切なのが、適度な運動により肌のターンオーバーを促すインナーケア。代謝を上げてターンオーバー周期を正常に整えることが、くすみ解消の近道です。毛穴ケア効果のあるスキンケア用品の使用とともに、手軽にできる運動を習慣づけることをおすすめします。



実は深い関係が?健康的な習慣が美肌を保つ!

きれいな肌を保つためには日頃のスキンケアはもちろん大切ですが、体の内側からのケア、すなわちインナーケアも美肌にとっては欠かせません。
美容と健康は密接な関係にありますから、食べ物や睡眠など、健康的な習慣を心がけることは美肌にもつながります。それでは、肌にとって良い健康習慣とは一体どのようなものでしょうか。今回は、肌を内側からきれいにするための健康習慣について解説します。

健康的な肌ってどんな肌?

美しい肌を手に入れるためには、まず健康的な肌についてしっかり理解を深めておく必要があります。肌の健康は皮膚の最も外側にある表皮と、その内側にある真皮によって保たれています。表皮は紫外線などの外的な刺激から皮膚を守るのが主な役割です。また、皮膚内部の水分が外へ蒸発するのを防ぎ、皮膚全体の潤いやみずみずしさを保つという役割も担っています。一方、真皮は肌の基礎部分として肌にハリや弾力を与え、表皮と皮下脂肪の間にあってクッションのような役割を果たしています。

このように、表皮と真皮がしっかり機能することによって、肌は水分が蒸発することなく潤いを保ち、クッションのようなハリと弾力を維持することができるのです。それでは、どのようにすれば表皮と真皮の機能をしっかり働かせることができるのでしょうか。そこでキーワードになってくるのが、ターンオーバーです。ターンオーバーとは、組織交代という意味を持つ言葉で、要するに細胞の生まれ変わりのことです。人間の細胞は常に新しい細胞が生まれており、古い細胞と交代することによって健康的な状態を保っています。

ところが、年齢を重ねていくと、このターンオーバーの周期がどうしても遅れてしまいます。古い細胞と新しい細胞が交代する際、古い細胞はフケや角質として肌から剥がれ落ちるのですが、ターンオーバーの周期が遅れるとフケや角質がなかなか肌から剥がれ落ちてくれません。その結果、肌の潤いがなくなったり、弾力が衰えてしまったりするのです。つまり、このターンオーバーの周期を正しく保つことこそ、表皮と真皮の機能をきちんと保ち、ひいては健康的で美しい肌を手に入れることにもつながるのです。

肌と睡眠の関係を深堀り

ターンオーバーは一定の周期で巡っていきます。この周期を正しく保つことが、肌の健康や美容にもつながっていきます。そのためには、何より日常生活を規則正しく送ることが大切。たとえば、いつも決まった睡眠時間を取るようにしたり、1日3食しっかり食べるようにしたりなど、規則正しい生活習慣を心がけることはターンオーバーの周期を整えることに直結します。特に睡眠と食べ物は、健康的な肌を維持することに大きく関係するといわれています。

まず、睡眠についてですが、特にキーワードとして覚えておきたいのが、睡眠時に分泌される成長ホルモン。成長ホルモンは肌のターンオーバーを促進する働きがあるとされます。夜の10時から深夜2時にかけて多く分泌されるといわれ、この時間に入眠するのが睡眠時に成長ホルモンをしっかり分泌するためのコツとされています。ただ、睡眠で注意したいのは、寝る時間というより眠りの深さです。というのも、成長ホルモンは寝始めてから数十分間に最も多く分泌されるといわれているからです。つまり、寝始めからしっかり深い睡眠を取れるようになれば、成長ホルモンの恩恵をより受けやすくなるということです。

また、夜10時から深夜2時は美肌のゴールデンタイムともいわれますが、現代社会では夜の10時にベッドに入るのは現実的ではないという側面もありますよね。むしろ、ターンオーバーの周期を整えるためには、寝る時間が早かったり遅かったりするより、いつも同じ時間に入眠するといった睡眠の規則正しさのほうが重要です。同じ時間に寝るようにすることで、その時間になれば体が自然と眠る態勢となり、寝入ってからすぐに深い眠りにもつきやすくなります。

食べ物が肌に影響を与える!規則正しい食生活を

肌の健康を保つためには、日頃、口にする食べ物も無関係ではありません。人間の体は食べたものから栄養を吸収します。そのため、脂っこいものばかり食べていれば、体には脂肪がつき、肌も脂っぽくなってしまうでしょう。それだけに、何を食べるかは肌の健康に大きくつながります。たとえば、ビタミン類や発酵食品の中には、肌のターンオーバーを促進してくれる食材がたくさんあります。そうした食材を積極的に摂取すれば、潤いのある肌やハリのある肌を手に入れることも決して難しくありません。

ナッツ類や牛乳などに含まれるビタミンB群はターンオーバーの促進に欠かせない食材といわれています。抗酸化作用があり、シミやくすみの改善が期待できるビタミンCも、積極的に摂取していきたい食材の一種です。また、納豆やキムチといった発酵食品は、腸内環境を整えて、肌の免疫力を高めてくれるとされています。こうした食べ物を意識して摂取することも、健康的で美しい肌を保つことに貢献してくれます。

肌の健康のためには、食べ物にこだわるのはもちろん、規則正しい食生活を心がけることも重要です。いくら肌に良い食べ物を口にしていても、ダイエットなどで食べる量が極端に少なかったり、毎日の食事の回数が日によって不規則だったりしては、肌の健康を維持することも難しくなってしまいます。健康的な肌を目指すためにも、食べるものにこだわりつつ、食生活の規則正しさにも意識を向けましょう。

美肌の鍵はインナーケア!いつもの生活に取り入れてみよう

健康的な習慣を意識することは、そのまま美肌を保つことにつながるといっても過言ではありません。健康習慣で特に気を付けたいのが、規則的な睡眠と食生活です。睡眠も食べ物も、規則正しく送ることが肌の美容にもつながっていきます。もちろん、スキンケアもしっかり行いながら、こうしたインナーケアの重要性をきちんと意識して、日頃の生活に取り入れてみましょう。


美肌のカギは「線維芽細胞」にあり!インナーケアで若々しい肌へ

30歳を超えたあたりから、お肌の衰えを実感しているという人も多いのではないでしょうか。女性にとって、年齢を重ねても若々しい肌は憧れの的。いくつになっても、ハリのある美しい肌をキープしたいものですよね。
実は、お肌の状態には「線維芽細胞」というものが大きく影響しています。今回は、線維芽細胞の基本的な知識を踏まえ、美しい肌を手に入れるポイントを紹介します。

線維芽細胞とは?

私たちの肌は、角質層を含む「表皮」、うるおい肌成分を蓄える「真皮」、血管や神経を保護して細胞の土台となる「皮下組織」の3つから成り立っています。この中でも特に重要なのが真皮で、コラーゲンやエラスチンで構成された網状の線維の隙間を、ヒアルロン酸などが埋めています。まるで水分をたっぷりと含んだスポンジのように、肌のハリや弾力を生み出しているのです。この真皮が理想的なバランスで保たれていれば、お肌は常にみずみずしく美しい状態をキープできます。

このため、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸は美肌の3大要素と呼ばれ、美容において欠かせない存在として知られています。そして、私たちの体の中でこれら3つの成分を作り出せる唯一の細胞こそ、「線維芽細胞」なのです。線維芽細胞が活発に働いている人ほどコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸がたっぷりと生成されているため、ハリと弾力を兼ね備えた美しい肌を実現できます。ところが、線維芽細胞は常に活発な状態を維持できるわけではありません。活性酸素や紫外線、乾燥などさまざまな要因によって肌のターンオーバーが滞ると、働きが鈍ったり細胞の数が減ったりしてしまいます。

その結果、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成量が減り、肌の弾力と水分が失われてシワやシミ、たるみなどを招いてしまうのです。美しい肌をキープするには、この線維芽細胞の働きをいかに活発にするかが重要になります。

線維芽細胞を元気にする方法

維芽細胞の働きが欠かせません。しかし、残念ながら線維芽細胞は20歳をピークとして、年齢とともに増殖能力を失ってしまいます。30代頃からガクッと増殖能力が低下し始め、40代になると20歳の半分程度しか働いてくれません。このため、年齢を重ねた人ほど、線維芽細胞を活性化させるケアが必要になるのです。線維芽細胞はビタミンCやレチノール、トレチノインやイソフラボンなどの成分を摂取することで活性化するため、これらを含む食品やサプリメント、化粧品などを積極的に取り入れると良いでしょう。

ただし、これらの成分を口や肌の表面から摂取したとしても、実際に肌の奥深くに届くのはごく一部です。「シワやシミが何となく薄くなったかも」と実感することはできても、一気に肌が若返るような劇的な変化は難しいでしょう。より確実に線維芽細胞を増やしたい場合は、肌再生医療を受けるという方法もあります。肌再生医療とは、厚生労働省の許可を得た医療機関だけが行える美容法の一種です。自分自身から採取した線維芽細胞や血液を利用し、シワなどが気になる部分に注入してコラーゲンなどの生成量を増やします。もとは自分の細胞なのでリスクも低く、気になる部分へ直接アプローチできるため肌を理想の状態に近づけやすくなります。ただし、費用はそれなりにかかるので注意が必要です。

普段の生活で手軽に実践できるものから、最先端の医療を用いたものまで、線維芽細胞を活発に働かせる方法はいくつもあります。効果や費用なども考え、自分に合った方法を選びましょう。

スキンケア+インナーケアで美しい素肌を!

美肌のためのお手入れと聞くと、スキンケアをイメージするかもしれません。もちろんスキンケアが大切なのは間違いないのですが、それだけでは不十分です。スキンケアはあくまでも肌の表面にアプローチし、シワやシミなど見た目の状態を改善することを得意としています。表面的なケアだけでは美肌の土台である真皮にまで影響を与えにくく、根本的な肌質の改善は難しいでしょう。そこで重要となるのが、肌の内側から状態を改善する「インナーケア」です。

肌は細胞の一部であり、細胞は私たちが普段口にするもので生み出されています。肌細胞を元気にするためには、しっかりと栄養をとって肌へ届けることも大切なのです。美容に役立つ栄養素を積極的にとるのはもちろん、それがスムーズに肌まで届くよう全身の血行を良くするケアも行いましょう。ニキビや皮脂などの肌トラブルを防ぐために、腸内環境を乱しやすい脂質や糖分などの摂取を控えるのもおすすめです。体の内側からアプローチするインナーケアと外側からアプローチするスキンケア、この2つがそろうことでより効率良く肌の状態を整えられるでしょう。

美肌キープには毎日のケアが重要

年齢を重ねるとどうしてもお肌の状態が悪くなりがちですが、だからといって美肌を諦める必要はありません。細胞の増殖やターンオーバーには時間がかかりますが、毎日根気強くケアを続けていけば、きっと今よりキレイな肌を手に入れられるはずです。サプリメントや化粧品、肌再生医療など線維芽細胞の衰えを防ぐ方法はいくつもあるので、自分にできそうなケアを積極的に実践してみましょう。




素肌美人を目指すなら腸内免疫を上げよう!

肌荒れなど、「肌の調子がいまいちかな」と思ったときには化粧品で肌を整えたり、洗顔方法を変えてみたりと肌の状態を改善するさまざまな方法を試している人は多いのではないでしょうか。しかし、素肌美人を目指すなら、体の内側から体質を変えるのも1つの方法です。この記事では、素肌美人を目指す人におすすめの肌免疫力をアップする方法などについて紹介します。

素肌美人の強敵は「肌の糖化」!

肌にダメージを与える原因は加齢や体調の変化などさまざまありますが、その1つが「肌の糖化」です。糖化はシワやたるみ、くすみなど肌の老化につながるもので、お手入れをきちんとしているのに肌の状態が不安定というときはこれが原因になっているケースもあります。肌の糖化とは、血中にある余分な糖と体内のたんぱく質が結合し、「AGE」という物質になった状態です。「AGE」は肌の約70%を占めるコラーゲンを攻撃するため、肌免疫力を落としてしまいます。こうなると肌の弾力は失われ、ハリ・しわ・くすみ・シミができやすくなるのです。

体内に余分な糖が蓄積されないようにするためには、食べ物や食べ方に気をつける必要があります。食後の血糖値が急上昇すると糖化しやすくなるため、それを避けるのが素肌美人になる近道です。血糖値を上げやすい食べ物は炭水化物系のものなので、たとえば、白米やパンなど精製された穀物は注意しましょう。また、血糖値を上げにくい「懐石食べ」をするのもおすすめです。「野菜・魚や肉などメイン料理・汁もの・ごはん」という順番で食べる方法です。GI値(食後の血糖値の上昇スピード)を参考にすると、より糖化しにくい食べ方を見つけやすくなります。

ほかにも、「食間は2~3時間あけ、空腹になってから食べる」「ドカ食い・早食い・だらだら食いをしない」こともポイントです。食後にデザートを食べる人もいますが、食後1時間以内にデザートを食べるのは避けたほうが良いでしょう。個人差はあるものの、一般的に血糖値は食後1時間が最も高くなるからです。通常、食後2時間ほどで食前と同じくらいにまで戻るといわれていますが、食後1時間以内に甘いものを食べると血糖値が上昇した状態が継続してしまいます。


腸内免疫力をアップして体の内側から美しい肌に

「腸は第2の心臓(あるいは第2の脳)」と呼ばれることがあります。腸内環境は全身に影響を与えるという意味なのですが、素肌の美しさに関しても腸内環境は深く関わっています。腸内環境が悪いときは血液の質が劣化して免疫力の低下を招き、肌荒れや体調不良につながるのです。つまり、素肌美人を目指すのであれば、前述した肌の糖化を防止すると同時に、腸内免疫を整える必要があります。

肌荒れの原因は交感神経と副交感神経のバランスの乱れなので、リラックスできる環境作りも重要です。よく笑ったり、深呼吸をしたりすると副交感神経が整いやすくなります。普段シャワーを浴びることのほうが多い人は、湯船につかる習慣をつけるのもおすすめです。食生活では、「食物繊維は多め」「漬け物や納豆、ヨーグルトなど発酵食品を積極的に摂取する」ことがポイントです。どちらもアレンジ料理がさまざまあるので、普段の食生活に気軽に取り入れやすいのではないでしょうか。

善玉菌の代表的なものである「表皮ブドウ球菌」は、皮脂や汗を餌に脂肪酸・グリセリンを作ってしっとり肌にします。これが潤いベールと呼ばれている皮脂膜で、肌免疫力をアップし、高いバリア機能によって肌を守っているのです。腸内には善玉菌・日和見菌・悪玉菌があり、ニキビの原因になるアクネ菌は日和見菌です。しかし、普段は日和見菌も善玉菌同様にしっとり肌を作るサポートをしています。悪玉菌の代表的なものは黄色ブドウ球菌で、腸内環境が乱れて増加するとバリア機能を低下し、肌トラブルを引き起こしてしまいます。

ちなみに、睡眠不足やストレス、運動不足、偏った食生活なども腸内環境を悪化させるため、規則正しい生活を送ることが素肌美人のポイントだといえます。メイクを楽しむのも素敵ですが、素肌そのものが輝いている女性は年齢を問わず若々しく、美しいですね。肌の糖化の防止と腸内免疫力アップで素肌美人を目指しましょう。

食生活の見直しで内側から輝く素肌に

肌の調子が安定しないときは、肌の糖化や腸内免疫が落ちている可能性があります。どちらが原因の場合も食生活を見直すことがポイントで、食物繊維や発酵食品を積極的に摂取したり、懐石食べをしたりすることで改善につながります。また、よく笑ってストレスを溜めないことも肌免疫を上げるコツです。規則正しい生活を送り、素肌美人を目指しましょう。



夏でも体は冷える!肌のくすみは「夏の冷え」が原因?

シミやシワ、肌荒れなどと並び、多くの女性が気になるのが「肌のくすみ」ではないでしょうか。大きなトラブルではないけれど、「なんだか肌色が悪い」「化粧ノリが良くない」など、日々を健やかに過ごすためには、ぜひとも改善したい症状です。こちらの記事では、特に夏に気をつけたい肌くすみの原因や、肌くすみを改善するための対策について紹介します。

夏に気をつけたい肌くすみの原因とは?

そもそも、肌のくすみとは、本来肌が持っている明るさやツヤ、透明感などが失われた状態で、本来の肌色よりも暗く見える状態です。くすみを放っておくとシワやシミの原因にもなるので、何らかの対処が必要になります。

肌の乾燥やターンオーバーの乱れなどもくすみの原因となりますが、特に夏に気をつけたいのが「体の冷え」です。「夏に体の冷え?」と思うかもしれませんが、室内の温度や冷たい食べ物の摂りすぎなどで、意外と体は冷えてしまいます。肌のくすみには血色が大きく関係しているとされ、血行が良い人は肌のトーンが明るく、血行が悪いと肌のトーンが暗く見えてしまうのです。

毛細血管を流れる血液は肌の色として浮き上がるため、血行が良い人は肌のくすみがなく、トーンが明るく見えます。体が冷えると血行が悪くなりますが、これは体から体温を逃がさないようにと、血管が収縮することが原因となります。体の冷えを改善して血行を良くすることが、くすみのない肌への近道となるでしょう。目の下にクマができやすい人も、血行が悪い可能性があるので注意が必要です。次に、夏の肌くすみを解消するための対策を2つ紹介します。

対策1:冷たい食べ物を摂りすぎない

暑い夏には冷たいかき氷やアイスクリーム、ジュースなどの冷たい食べ物をたくさん食べている人も多いでしょう。実は、夏の冷えを引き起こす原因の一つが冷たい食べ物の摂りすぎです。冷たいものばかり食べると内臓冷えの原因となり、体のだるさや消化不良、肌トラブルなどにもつながります。また、内臓の温度は1度下がるだけで免疫力が約30%低下するともいわれ、内臓の冷えが体に及ぼす影響が大きいことがわかりますね。特に、胃腸には多くの血液が巡っているため、胃腸を整えることは全身の血行を良くすることにつながります。

冷たい食べ物や飲み物で胃腸に負担をかけると、食べ物から摂取した栄養素を全身に届けることができず、肌の代謝が悪くなることも考えられます。体を冷やさないようにするためには、夏でも温かい食べ物や飲み物を摂ることがおすすめです。冷たい飲み物の代わりに、白湯や温かいお茶、ココア、ハーブティーなどを意識して摂るようにしましょう。また、生姜やシナモン、根菜などの食べ物は体を内側から温めてくれるので、日頃から冷えを感じやすい人は積極的に摂取することをおすすめします。

対策2:室内温度を低くしすぎない

熱中症の危険性がある夏には、室内で快適に過ごすための冷房が欠かせませんね。中には設定温度を低くしすぎている人がいるかもしれませんが、室内温度が低いと体を芯から冷やしてしまうので注意が必要です。理想的な室内温度は28度程度といわれており、暑い外気温と冷えた室内の気温差が大きいと、体に大きな負担がかかってしまいます。大きな気温差があることで自律神経が乱れ、さらに体温コントロールがうまくできなくなってしまう可能性もあるのです。理想は、外気温と室内温度の差が5度以内になるよう設定することです。

まずは、エアコンの設定温度を低くしすぎず、扇風機などをうまく利用して室内の空気を循環させるように心がけましょう。同じ温度設定でも、空気が循環することで体感温度が涼しく感じます。とはいえ、自宅では温度設定ができても、職場や外出先では冷えすぎるという場合もあります。そんなときには、上から羽織れるカーディガンやひざ掛けを持参したり、腹巻やレッグウォーマーを着用したりなど、体を冷やさない工夫をしてみてはいかがでしょうか。

職場や外出先で体が冷えてしまったという場合は、シャワーではなく湯船に浸かって体を芯から温めましょう。体を温めることで血行が良くなるので、肌くすみも解消されやすくなります。特に、ぬるめのお湯に浸かる半身浴はおすすめです。また、日頃から適度な運動を行い、血液循環を良くすることも冷え改善のポイントとなります。まずは軽いストレッチやウォーキングなどを習慣づけて、冷えにくい体を作りましょう。

くすみのない内側から輝く肌を手に入れよう

肌のくすみにはさまざまな要因がありますが、特に冷たい食べ物やエアコンなどによる体の冷えは見逃せない要因となります。毎日の生活の中で少し意識するだけで、体を冷やさないようにすることは十分に可能です。化粧で肌のくすみやトラブルを隠すのではなく、体を冷やさないように意識し、体の内側から輝く肌を手に入れましょう。


肌にくすみが生じる原因とは?くすみのない肌になるための改善法

肌にくすみがあると顔色が悪くなるため、疲れているように見られたりメイクの乗りが悪くなったりします。また、実際の年齢よりも老けて見えるのもうれしくないですよね。
年齢を重ねても若々しくあり続けるために、くすみのない透明感のある肌を目指していきたいものです。この記事では、肌にくすみが生じる原因やその解消法について紹介します。

くすみとはどのような状態のことをいうのか

肌がくすんだ状態というのは、本来の顔の色と比べて暗い色になってしまっていることです。肌がくすんだ状態になると肌の透明感やツヤがなくなるため、不健康そうに見えてしまったり疲れているような印象になったりします。
これまで使っていたファンデーションが自分の肌の色と合わなくなったり、首の色と比べて顔色が暗く見えたりすることも少なくありません。メイクのノリが今までよりも悪くなった、メイクをしても肌色が明るくならないと感じる人もいます。
くすみをそのまま放置しておくと、シミやシワなど他のトラブルに発展することもあるため、対策を行うことが必要です。

肌にくすみが生じる原因

肌にくすみが生じる原因は大きく分けて4つあります。

1つ目の原因は乾燥。洗顔のしすぎなど間違ったスキンケアやエアコンの効いた室内に長くいるなど、肌が乾燥することによりキメが乱れたりハリが失われたりしてくすみが生じてしまいます。肌が乾燥することでバリア機能も低下し、外からの刺激も肌に入りやすくなるため、肌荒れも起こりやすくなっている状態です。

2つ目は、めぐりが悪くなっていることです。めぐりは、西洋医学においては新陳代謝や呼吸、血行、東洋医学においては気、血、水などと表現されるものです。

年齢を重ねることでめぐりが悪くなり、肌にも悪影響を及ぼします。
気のめぐりとは、呼吸や代謝に必要なエネルギーのことを意味し、滞ると代謝が悪くなるのです。血のめぐりとは血行のことで、冷えや眼精疲労などが原因で血行が滞ると目の下にクマができます。
水のめぐりとはリンパや汗など血液以外のもののことで、老廃物を外に出すことによって体内の水分バランスを保つものです。しかし、老廃物をうまく外に出せないとむくみが生じたり水分バランスの乱れから乾燥肌になったりします。

3つ目の原因はメラニンです。
外線を浴びたり肌をこすったりして刺激を与えると、肌は自分を守るためにメラニンを生成します。通常はターンオーバーで排出されますが、メラニンが過剰生成されたりターンオーバーが乱れたりすると、生成したメラニンが排出されずに色素が沈着してしまうのです。4つ目は糖化です。白米や麺類、糖質などの糖質を摂りすぎると真皮にあるコラーゲンなどのタンパク質と結びついてしまうのです。タンパク質が糖化すると黄色っぽい色になるため、糖化が原因でくすみが生じた場合、肌も黄色っぽくなります。

くすみのない肌をめざすための対策法

くすみのない肌をめざすためには、くすみの原因に合わせた対策を行うことが大切です。また、生活習慣からくすみが生じることも少なくないため、1日の過ごし方を見直すことも必要になってきます。
乾燥が原因でくすみが生じている場合は、加湿器などを用いて部屋が乾燥しすぎることを防ぎましょう。
スキンケアを行う際には、保湿を心がけて化粧水を十分に付けることや適度な油分を含むクリームやオイルなどを用いて肌の水分が蒸発するのを防いでいくことが大切です。


血行不良が原因でくすみが生じている場合は、血のめぐりを良くするよう心がけましょう。ウォーキングやストレッチなど、軽めの運動を定期的に行うよう習慣づけていくと効果的です。また、入浴の際にはシャワーだけで済ませずに、ゆっくりと湯舟に浸かるようにしましょう。湯舟に浸かることによって血行が良くなり代謝も上がります。ぬるめのお湯に20~30分浸かる半身浴も身体を芯から温めるおすすめの方法です。

くすみのない肌をめざすためには、質の良い睡眠も欠かせません。良質の睡眠を取ることにより、肌のターンオーバーが促されます。特に、ゴールデンタイムといわれる午後10時から午前2時頃までに深い眠りについていることがポイントです。

スマホの液晶画面から出るブルーライトはメラトニンといわれる睡眠誘発ホルモンの分泌を妨げてしまうため、寝る1時間前からはスマホをなるべく見ないように心がけましょう。寝る前にハーブティーや白湯など、温かい飲み物を飲むと身体を温めるため良い眠りにつながります。
この他、毎日の食生活に気を付けることも大切なポイントとなります。炭水化物や甘いものの摂りすぎに気を付け、バランスの取れた食事を心がけましょう。健康な肌を作るもとになる良質のタンパク質や活性酸素の除去に関わる緑黄色野菜、ビタミン類などを十分に摂取することが大切です。

日常生活に気を付けてくすみのない肌をめざしましょう

肌のくすみを引き起こす原因にはさまざまなものがあります。肌のくすみを解消するには、それぞれの原因に合わせた対策を行うことが大切です。肌のくすみは、紫外線など外的な要因の他に、日常の生活習慣などが原因になる場合も少なくありません。
くすみのない肌をめざすために、毎日の生活スタイルを見直して、改善できそうなところから取り組んでいきましょう。


欧米化した現代の食生活は危険?デトックスの方法とは

食べ過ぎによる体重増加、内臓の負担は現代人の多くが気になるところです。そして、このような症状が起こる原因のひとつとして「食生活の欧米化」が問題視されています。日々のメニューを振り返りながら、適度なデトックスで体調を整えていきましょう。この記事では、食生活の欧米化とデトックスについて解説していきます。

食生活の欧米化とは?いったい何が問題なのか

現代の食生活が生活習慣病、肥満につながってしまう原因として、「欧米化した食卓」が挙げられています。そもそも農耕民族だった日本人は、野菜や穀物を中心とした食事が一般的でした。しかし、戦後、大量に海外の文化が輸入された影響で、日常生活でも欧米化が進んでいきます。その結果、肉類や油分の多いメニュー、インスタント食品などを口にする機会が増えていったのです。


もちろん、肉や油そのものが悪いというわけではありません。
インスタント食品もたまに食べる程度なら大きな問題にはならないでしょう。しかし、忙しい現代人は積極的にファーストフードやチェーンの飲食店を利用するようになり、食生活の欧米化は進んでいきました。そして、糖質やコレステロール、食品添加物の摂取量が多くなったのです。

このことで、糖尿病や脂肪肝などの病気は増えていきました。
また、「贅沢病」の異名を持つ痛風患者も増加の一途をたどっています。それぞれの生活習慣病は軽症だったとしても、複合的に患うことで体は深刻な被害を受けます。さらに、高度経済成長期以降、仕事量の増えた日本人は運動やスポーツに割く時間が減り、ますます生活習慣病から逃れにくくなっているのです。


デトックスの重要性!体から毒素を排出していこう

解毒を意味する「デトックス」は、健康法の一種として語られる場面が多くなってきました。そもそも、排出するべき毒の定義はいろいろです。わずかな量で死にいたる物質から、継続的に摂取することで病気を招く成分まで、広義ではいずれも毒だといえます。そして、欧米化した食生活では、広い意味での有毒物質に触れる機会が増えています。デトックスとは、摂取した毒を効率的に体外へと出して、健康バランスを保とうとする考え方です。


デトックスの大きなメリットの一つは、「肥満対策になること」です。贅肉の原因になりやすい糖質や油分を排出し、体重増加を防ぎます。また、コレステロールや中性脂肪の増加を抑え、血液をサラサラに保つ効果もあります。その結果、生活習慣病の予防にもつながるのです。さらに、デトックスには細胞にたまった老廃物を排出するための行為も含まれます。スキンケアの一環としても、デトックスは注目されています。

そもそも「体内に毒素が入らないようにする」ことをデトックスとする説も提唱されるようになりました。どのような実践方法であれ、デトックスとは摂取する成分をしっかり意識することです。食べ過ぎや食卓の欧米化に悩む現代人が、自分を見つめなおすきっかけになりえるでしょう。

体の負担をケアする!デトックスの具体的な方法

誰でもすぐ実践できるデトックスは「水をたくさん飲む」ことです。1日2リットル以上を目安に、頻繁に水を飲みましょう。そうすることで汗や尿が多くなると、一緒に毒素も排出されていきます。消化器官を助ける意味もあり、体の負担も少ない方法だといえます。次に、「不溶性食物繊維」を多く摂取するのもデトックス効果が期待できます。豆類やゴボウに含まれている不溶性食物繊維は、体内で水分を吸収して膨らみ、腸を刺激します。そして、排便を活発化させるので、腸をきれいにしてくれるのです。なお、適度な断食にも腸の働きを促す効果があります。

そのほか、半身浴やヨガで発汗作用を促進させるのもデトックス効果が期待できます。いずれも体力をほとんど使わず、リラックスしながら継続できるのが魅力。ただし、続けることで、ストレスになるようなデトックスは思い切って断念するようにしましょう。苦痛を感じながらデトックスをしていると、いわゆる「揺り戻し」がきます。緊張の糸が途切れたとき、心が解放されて生活習慣がより乱れてしまう恐れがあるのです。デトックスは短期間に集中して行うような行為ではありません。毎日短時間でも、確実に続けられる方法を選びましょう。

デトックスで欧米化した食生活による負担を解消しよう

コンビニやファーストフード店など、欧米化した食生活は日本人の日常になっています。それらを急に変えるのは、誰にとっても難しいでしょう。そこで、「まったく糖質や油分を摂取しない」という考え方ではなく、「摂取量をコントロールする」と考えて暮らすのがおすすめです。デトックスによる体調管理で、生活習慣病を対策することが大事です。


たるみ毛穴を目立たせない! スキンケアの方法やコツを紹介

30歳を過ぎると、今まで目立たなかった肌のたるみやしわ、シミなど肌の変化を実感することが多くなります。こうした肌の変化は多くの方が避けては通れない道ではありますが、しっかりとした肌のお手入れや美容グッズを使いこなすことで、肌の老化を遅らせるだけではなく、今まで以上に若々しい肌を手に入れることが期待できます。


たるんだ頬に潜むたるみ毛穴とは! 原因と対策を解説

加齢とともに進むお肌の老化。できるだけ気にしないようにしていても放っておくとさらに状況は悪くなるばかりで、スキンケアや美容ドリンクなど何か手を打たない限りは、肌の状態が好転することはまずありません。肌の老化がすすむとしわやシミが増え、肌の張りもなくなりたるみが目立つようになります。たるみがでてくるとそれに伴い、たるみ毛穴も目立つようになります。たるみ毛穴というのはしずくのような形をした毛穴のことです。肌が重力に負け、たるむことで毛穴が開いてしまい、そのまま進行したものがたるみ毛穴になります。


これを防ぐには日頃からスキンケアやインナーケアをしっかりと行うことが重要です。スキンケア化粧品を選ぶ際は自分の肌がどういう肌なのかを知ってから選ぶとよいでしょう。他人と比べて乾燥肌なのかオイリー肌なのか、また、刺激成分に弱ければそういった成分が配合されている製品は避ける必要も出てきます。老化を遅らせることができても他の肌トラブルが起きてしまっては元も子もありませんので、ここは慎重に選ぶようにしましょう。

一方、インナーケアは食事と運動と睡眠をしっかりととるだけで体の内側からケアすることができます。ただ、栄養バランスの良い食事をしっかり摂り、適度な運動をし、睡眠もしっかりとるということは一見簡単そうですが、自由な時間が十分に取れないような忙しい方には難しいことでもあります。そうした方たちは美容ドリンクなどを有効活用し、効率的にインナーケアをするとよいでしょう。

肌老化を遅らせるスキンケア・インナーケアのテクニック

肌の老化は人間である以上誰しもが通る道です。しかし、しっかりとしたスキンケアや美容ドリンクなどによるインナーケアを行うことによって、肌の老化を遅らせることは可能です。またスキンケアは化粧品だけではなく顔ヨガなど顔の筋肉を鍛えることでも効果に期待が持てます。顔ヨガというのは顔の普段使わない表情筋を動かすトレーニングで、プロの講師がいたり書籍が出されていたりと知る人ぞ知る肌ケアです。普段使わない顔の筋肉は凝り固まっていますが、これを意識して動かしてあげることで血流が良くなり、肌のたるみだけではなく、くすみやしわの改善にもつながります。

肌代謝を上げることも肌を若々しく保つために重要ですが、新陳代謝は年齢とともに落ちてくるのが一般的です。そこで、肌の老化を少しでも遅らせるためにも代謝を上げるための食べ物や飲み物、習慣についていくつか紹介していきます。
まず最初に代謝を上げてくれるもの、それはお茶です。日本人になじみ深い緑茶はもちろんのこと、ルイボスティーやハーブティー、マテ茶などが代謝アップに効果があります。食べ物でいうとニンジン、トマト、お肉などのたんぱく質、ニンニク、ナッツなどが効果的です。特にナッツは美容に良いとされていて抗酸化作用が高くビタミンやミネラルも豊富なので、美容意識の高い方には特におすすめの食材です。

最後に美容に良い習慣です。水分や睡眠をしっかりととることと、緩やかな血糖値の上昇をキープするために、主食の量を減らし2~3時間おきに間食することがおすすめです。緩やかな血糖値の上昇を意識することで、脂肪がつきづらくなり結果的に健康的な肌を保つことができます。

お肌にいい栄養素を解説

肌の健康を保つうえで栄養素は欠かせません。また、なんの栄養素が重要かを覚えておくことで普段の食事から意識的に摂取することもできますので、ここからは美容に良い栄養素を紹介していきます。
まず、肌に良いとされる栄養素はビタミンAです。ビタミンAはほうれん草に多く含まれていて肌にとって必要不可欠な栄養素であり肌の乾燥やしわで悩んでいる方に特におすすめの栄養素です。次がビタミンC。パプリカに多く含まれているビタミンCはメラニン色素の生成を抑える働きがあると言われているため、シミ、そばかすでお悩みの方は積極的にとるようにしましょう。
最後にたんぱく質です。たんぱく質は細胞そのものを作るため、ターンオーバーによって肌を常に新しく保っている私たち人間には欠かせない栄養素です。たんぱく質は肉や魚、卵に多く含まれていますので日頃から適度な量をしっかりととるようにしましょう。

毎日のケアを欠かさずに行いましょう

たるみ毛穴等の肌の老化を防ぐには、日頃からやっているスキンケアに合わせてバランスの良い食事や適度な運動、適度な睡眠が欠かせません。肌に直接何かしらのケアをしている方は多いかと思いますが、内側からのケアであるインナーケアも取り入れることが重要です。必要な栄養素を補うことや1日数分~数十分の顔ヨガを毎日コツコツ行うだけでも、肌の老化には効果があります。日々の積み重ねを大切にしましょう。

健康肌と睡眠の深い関係!肌を整える「成長因子」とは?

健康的でキレイな肌づくりには、質の良い睡眠をとることが大切だと言われますよね。ただ、なぜ睡眠が肌に関係するのか、どのような影響があるのか詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、睡眠と肌の深い関係性について、成長因子のはたらきも含めながら解説します。睡眠の大切さを再確認し、健康肌づくりに役立てていきましょう。


睡眠はキレイな肌づくりに必要不可欠!

睡眠は、キレイな肌づくりに欠かすことができません。なぜなら、アンチエイジングに大きな役割を果たす「成長ホルモン」は、睡眠中にもっとも多く分泌されるためです。成長ホルモンは私たちの体を成長させるためのホルモンで、骨や筋肉を発達させたり、厚くハリのある皮膚をつくったりする働きがあります。古くなった細胞を再生させる新陳代謝を促す働きもあり、健康肌づくりに必要不可欠な存在です。しかし、成長ホルモンは30歳頃を境に分泌量がどんどん減ってしまうため、若々しい肌をキープするには成長ホルモンをできるだけ多く分泌させなければなりません。


そこで重要になるのが、成長ホルモンが多く分泌される睡眠をしっかりとることなのです。一般的に、成長ホルモンは眠り始めてから約3時間の間に分泌が盛んになると言われています。この時間帯に質の良い睡眠をとれるかどうかが、健康肌づくりに大きな影響を与えているのです。ただし、睡眠を3時間だけとれば良いというわけではありません。私たちは日中の活動で肌や内臓が受けたダメージを睡眠中に修復しており、それに約6時間ほどかかります。3時間の睡眠ではダメージを修復しきれず、自律神経の乱れなどを招いて心身の健康を損なうことにもなりかねません。成長ホルモンの分泌やダメージの修復を考えると、睡眠も6時間程度とることが望ましいでしょう。

健康肌に影響する「成長因子」とは

睡眠中に成長ホルモンが分泌されると、その刺激でIGFという「成長因子」が分泌されます。成長因子は、特定の細胞に分裂を促す働きがあるたんぱく質のことです。「増殖因子」や「グロスファクター」などとも呼ばれる場合もあり、化粧品や美容医療で用いられるケースも増えてきたので知っている人も多いでしょう。成長因子は年齢とともに分泌が減り、細胞分裂が活発に行われなくなります。そうなると新陳代謝のスピードが遅くなり、老化が進んでしまうのです。見た目の印象を左右する髪の毛や肌への影響は特に大きく、肌の細胞分裂が行われなくなるとシワやシミなどができやすくなり、髪の毛を生やす毛母細胞が老化すれば薄毛の原因になってしまいます。

このように、成長因子は細胞の生まれ変わりを促し、見た目の若々しさを保つために重要な役割を果たしているのです。成長因子にはさまざまな種類があり、睡眠中に多く分泌されるIGFはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など肌のハリやなめらかさを保つ物質の生成を促します。ダメージを受けた細胞の修復を助けて若々しい皮膚を生み出すため、健康肌作りに大いに役立つのです。IGFをたっぷりと分泌させるためには成長ホルモンが欠かせず、成長ホルモン分泌のためには睡眠が欠かせません。質の良い睡眠をしっかりとることが、キレイな肌のためにどれだけ重要かがわかるでしょう。

質の良い睡眠をとるコツ

成長ホルモンや成長因子を分泌させるには、6時間ほどの睡眠が望ましいと述べました。しかし、家事や育児、仕事に忙しい女性にとって、毎日6時間以上の睡眠をとるのは難しいこともありますよね。このようなときは、睡眠の質を上げることを目指しましょう。たとえ睡眠時間が短くても、質の良い睡眠を毎日とっていれば成長ホルモンを効率良く分泌できることもあります。


質の良い睡眠をとるには、まず自律神経のバランスを整えることが大切です。自律神経のうち、日中は交感神経が優位に働いて体を活動的にし、夜になると副交感神経が優位になって体をリラックスさせ、睡眠をとりやすくなります。ところが、さまざまな刺激で夜になっても交感神経が活発なままだと、寝つきが悪くなったりすぐに目覚めたりして睡眠の質が低下しやすくなるのです。イベントの前日など、ワクワクしてなかなか眠れない経験をしたことがあるでしょう。これも、興奮して交感神経が優位なまま寝ようとするためなのです。

自律神経は光の刺激でバランスを乱しやすいため、夜遅くまでテレビを見たりベッドに入ってからスマホを操作したりするのはやめましょう。寝る数時間前からテレビやスマホは控え、ゆったりと好きな音楽を聴くなどリラックスしておくことをおすすめします。

正しい睡眠で健康肌を手に入れよう!

睡眠中は成長ホルモンや成長因子がたっぷりと分泌されるため、質の良い睡眠を心がけることで若々しくキレイな肌を保ちやすくなります。ただし、睡眠さえとっていれば確実に健康肌になれるわけではありません。睡眠以外にも食生活やスキンケア、運動など、肌を美しく保つポイントは数多くあります。正しい睡眠をとりながら、日ごろの生活にも気を配って健康肌を目指しましょう。

肌の免疫力を高めて乾燥防止!おすすめの食べ物15選

肌の乾燥は肌荒れ・シワ・たるみ・しみなど、肌トラブルを招きます。乾燥対策として保湿をしっかりすることは有効ですが、それ以外の対策として体の内側から免疫力を高めて乾燥を防止する方法もあります。そのためには、免疫力アップ効果が期待できる食べ物を積極的に摂取するのがポイントです。この記事では、乾燥防止効果などがあり肌の免疫力を高める食べ物について紹介します。

赤ちゃん肌への第一歩!水分補給をしっかりしよう

生まれたての赤ちゃんは弾力がある柔らかな肌をしていますが、実は赤ちゃんの肌の厚さは大人の半分程度で、乾燥しやすい状態です。「乾燥しやすいのに、あれほどプルプルなのはなぜなのか」、それは赤ちゃんは体内に約70%も水分を含んでいたり、汗をかいて老廃物をしっかり排出していたりなど、肌の免疫力が高いからです。プルプル赤ちゃん肌に近づくための方法の1つは水分をしっかり摂取する習慣を作って、体内の水分量を増やしていくことがポイントになります。そのためには、1日2リットル前後の水を8回程度に分けて飲むのがおすすめです。1度に飲んでしまうと摂取し過ぎるため、体外に排出されるので注意しましょう。

可能であれば、温かい白湯が新陳代謝を上げて老廃物を排出しやすくするので良いでしょう。飽きずに水分補給の習慣を継続するため、飲み物を気分で変えるのも効果的ですが、コーヒーや緑茶は含まれているタンニンが肌の新陳代謝に必要な亜鉛の吸収を阻害するので避けたほうが無難です。はちみつ湯であれば、免疫力を高める効果も期待できます。ただ、水分補給はあくまでも赤ちゃん肌に近づくためのサポートです。肌そのものが内側から美しくなるためには、免疫力を高める努力も必要です。すぐにでも始められるのは、毎日の食事で改善を目指すことです。

おすすめの肌免疫力を高めるレシピ

こちらでは、肌の免疫力を高める効果を期待できるレシピを紹介します。

コラーゲンの生成に必要なビタミンCや肌のバリア機能・保湿機能が期待できるD-アミノ酸を摂取できるポテトサラダは、簡単に作れておいしいおすすめレシピです。用意するのは、じゃがいも(中1個)・玉ねぎ(4分の1個)・ズッキーニ(3分の1本)・ハム(2~3枚)・マヨネーズと粉チーズ(各大さじ2杯)・塩こしょう(適量)です。

まず、材料の下処理をしましょう。じゃがいもは洗ってから芽をとり、皮をむかずに細切りにして水にさらします。玉ねぎは薄切り、ズッキーニは細切り、ハムは半分にカットして細切りしてください。じゃがいもと玉ねぎは2分、ズッキーニは1分ゆでた後、水切りして冷やしておきます。下準備した野菜がしっかり冷えたら、ハムや粉チーズ、マヨネーズ、塩こしょうと混ぜ合わせて出来上がりです。

肌の免疫力を高めるためには継続することが大切です。簡単に作れて、しっかり栄養素も摂取できる料理を毎日の食事に取り入れる方法は継続しやすいのではないでしょうか。忙しくて手作り料理ができないときも、栄養素に注目して食品を選びましょう。

栄養バランスがとれた食事で赤ちゃん肌を手に入れよう!

赤ちゃんのような、みずみずしい肌になるには、水分補給による保湿や肌の免疫力を高める食べ物をバランスよく摂取することが大切です。たとえば、老化防止に効果的なタンパク質やバリア機能を高めるβーカロテン、肌のターンオーバーに必要なビタミンCなど。体質が変われば、肌の免疫力も高まることが期待できます。体の内側から変えていくためには時間が必要なので、継続して赤ちゃんのようなプルプル肌を目指しましょう。


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コラーゲンを補給して加齢に負けないハリのある肌を!

年齢を重ねていくと誰しも肌の衰えが気になってきます。なかでも、大きなショックを感じやすいのは肌のたるみではないでしょうか。なぜなら、肌がたるんでいると一気に老け込んで見えるからです。
そもそも、なぜ肌がたるむのかというと、大きな要因の1つとしてコラーゲンの不足が挙げられます。

そこで、本記事ではコラーゲンを上手に補給しながら、肌のハリを維持するコツについて紹介していきます。

肌のたるみの主な原因はコラーゲン不足

若い人の肌はみずみずしくて弾力がありますが、その状態を作り出しているのがコラーゲンです。コラーゲンとはタンパク質の一種であり、皮膚の他にも、骨・血管・関節といった具合に、ほぼ全身に存在している成分です。体の潤いを保つ役割を担っており、皮膚においては表皮と皮下組織の間にある真皮に多く含まれています。このコラーゲンは弾力性があるうえに、水分を保持するという機能を有しています。したがって、コラーゲンがたっぷりあると、その弾力や保水力によってハリのあるみずみずしい肌が形成されていくことになるわけです。

ところが、体内で生成されるコラーゲンの量は10代後半から30代前半がピークで、その後は年齢を重ねるごとに少なくなっていきます。そうすると、保水力が低下して乾燥するのと同時に、弾力が失われるので肌は次第にハリを失ってきます。ちなみに、コラーゲンの役割は単に肌のハリを保つというだけのものではありません。骨や軟骨を丈夫でしなやかなものにする役割もあり、老眼・心筋梗塞・脳梗塞といった病気を防ぐ効果があるともいわれています。つまり、コラーゲンは若さや健康を保つうえで極めて重要な成分なのです。

コラーゲンが多く含まれている食材

体内で生成できるコラーゲンの量は年齢とともに減少するため、それを補うには外から補給する必要があります。そのためには、まず毎日の食事の見直しが大切です。かつてはコラーゲンを食事で摂取しても分解されてアミノ酸になるので意味がないといわれてきました。
しかし、その後の研究により、すべてがアミノ酸になるわけではなく、一部はコラーゲンとしての働きを維持していることがわかってきました。それではどういった食べ物にコラーゲンが多く含まれているのかというと、代表的なものとして挙げられるのが手羽先、牛すじ、豚足、フカヒレなどです。

また、人間と同様に、コラーゲンは魚や獣の皮と身の間、あるいは軟骨や腱といった部分にも豊富に含まれています。それから忘れてはならないのが魚などの煮汁を固めて作る煮こごりです。その中にもコラーゲンがたっぷりと詰まっています。したがって、コラーゲンを効率良く摂取しようと思えば、皮や骨も捨てずに、食材として活用することが重要なポイントだといえます。そのうえで、食べられるものはすべて食べ、食べにくい部位はスープの出汁や煮こごりなどにするのです。そうすれば、食材に含まれているコラーゲンを無駄なく摂取することができるはずです。

コラーゲン以外の栄養摂取も大切!

コラーゲンを摂取するには食事の内容が大切だとはいえ、毎日手羽先・牛すじ・豚足などを食べているとカロリーが気になってしまいます。また、仕事が忙しくて手の込んだ料理を作る余裕がないという人もいるかもしれません。そういう場合はサプリメントで代用するのも1つの手です。ただし、コラーゲンサプリだけを飲んでいても効果が薄いので注意が必要です。コラーゲンを効率良く摂取しようと思えば、タンパク質を一緒に摂ることが重要なポイントとなります。なぜなら、タンパク質が不足すると新しいコラーゲンの合成や古くなったコラーゲンの分解が滞ってしまい、新陳代謝に悪影響を与えてしまうからです。

さらに、タンパク質と並んで重要な役割を果たしているのがビタミンCです。ビタミンCには生成されたコラーゲンを安定的に維持する働きがあります。そのうえ、紫外線によってコラーゲンが損傷するのを予防する役目も期待できるといわれています。ちなみに、ビタミンCを食事で摂る場合は、野菜・果物・イモ類などがおすすめです。つまり、肉や魚を中心にした料理にそれらを加えれば、コラーゲン摂取のための理想的なメニューが出来上がるというわけです。具体的なおすすめレシピとしては、「蒸し鶏・ニンジン・海藻のサラダ」「手羽先の照り焼きとキャベツスープ」「サーモンのたたきとホウレン草の卵和え」などがあります。そして、デザートとしてフルーツなどを加えれば、さらに効果的です。

食事のメニューやサプリメント摂取方法の工夫が大切!

肌年齢を大きく左右するコラーゲンは加齢と共に生成量が減少するものの、食事やサプリメントによってそれを補うことは可能です。ただし、単にコラーゲンを摂取するだけでは大きな効果は期待できません。タンパク質やビタミンCと一緒に摂取することが大切なのです。毎日のレシピを工夫し、補助食品としてのサプリメントをうまく活用するなどして、いつまでもハリのある肌を保つようにしていきましょう。

「いつまでも艶肌でいたい」プラセンタで素肌美人に!

年齢肌が気になってくると、自分に自信を持てなくなるときもあるのではないでしょうか。しかし、肌の老化はケア次第で改善することができます。たとえば、美肌成分を摂取して、体の内側から変える方法もあります。プラセンタは美容成分として非常に注目されているものであり、若々しい素肌作りには必要不可欠です。この記事では、プラセンタのサプリメントを摂取することでどのような効果を期待できるのかなど紹介します。

肌の艶を失う原因は肌のターンオーバーの乱れ

「肌のターンオーバーが乱れる」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。皮膚は表皮と真皮、皮下組織の3段構造なのですが、肌と呼ばれているのは表皮部分です。表皮はさらに4層構造になっており、最も深い部分から順で「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」となっています。肌のターンオーバーは28日間かけて行われるもので、基底層で作られた新しい細胞が14日間かけて徐々に上へ移動し、角質層になってからさらに14日間かけて剥がれ落ちます。ところが、加齢や生活習慣・ストレスなどが原因でターンオーバーの周期が乱れることがあるのです。加齢などが原因の場合は剥がれ落ちるまでの期間が長くなり、過度なスキンケアなどが原因の場合は周期が短くなりやすいです。ターンオーバーの乱れは肌トラブルを招くため、整える必要があります。

ターンオーバーする期間が長くなると本来剥がれ落ちていたはずの垢や古い角質が表皮に蓄積されるので肌がくすんだり、硬くなったりします。逆に、ターンオーバーの期間が短すぎると細胞が成長しきっていない状態で表面に出てくるのでバリア機能が低く、乾燥やニキビ、肌荒れなどが起きやすくなってしまいます。

話題の成分EGFを取り入れて美肌作りをしよう!

使用されているプラセンタは、豚や馬の胎盤を原料としています。化粧品やサプリメントなどがあり、馬のものを利用する場合、厳選された環境で育てられたサラブレッドの胎盤を原料にするなど、安全性にもこだわって製造されています。

プラセンタは美容成分として人気ですが、特に注目されているのが「EGF」という成分が含まれている点です。もともと、EGFはヤケドの再生治療のために使用されていたもので、現在ではアンチエイジング効果があるとして化粧品などに使用されています。EGFは肌のターンオーバーを促してコラーゲンを増やしたり、血流促進をしたりする効果が期待できます。人間の肌に含まれているEGFは加齢とともに減少するため、サプリメントなどで補ってあげることが大事です。

プラセンタのサプリメントは継続することが大事!

肌のキメを整え、艶肌を作りだすサポート役として、プラセンタのサプリメントを摂取するのがおすすめです。「せっかく飲むなら効果的なタイミングで飲みたい」と考えている人もいるかもしれません。しかし、プラセンタのサプリメントは「必ずこのタイミングで飲まなくてはならない」という決まりはなく、「自分が継続しやすいタイミングで飲む」のがおすすめです。肌の状態を改善するために継続して飲むことが大事だからです。効果を感じるまでの期間は個人差がありますが、最低でも3カ月間は継続する必要があります。起床後(朝食を食べる前)は吸収率は高いですが、空腹時に飲むと気分が悪くなる人は、何か1口食べてからサプリメントを飲むようにするのも良いでしょう。

プラセンタのサプリメントを選ぶ際には、「プラセンタの含有量」「由来や産地」をしっかり確認するのがポイントです。プラセンタの1日の摂取目安量は100mg以上となっています。含有量が少なすぎるものは効果を感じにくいため、パッケージに記載されている内容をチェックしましょう。また、由来に関しては、豚由来・馬由来・羊由来・魚由来・植物由来のいずれかです。

日本国内で最も多いのが豚由来のプラセンタで、価格面でも手に入れやすいのが特徴です。豚由来のサプリメントを選ぶ場合、SPF豚由来のものが安全面では優れています。SPFとは、指定されている病原体を持っていないことの証明です。馬由来は安全性が特に高く、サラブレッドのプラセンタは希少なので豚由来のものより高価ですが、品質が高いのでこだわりたい人には向いています。羊由来は国内製造が禁止されているため、販売しているとすれば海外からの輸入製品です。植物由来や魚由来は胎盤を使わないので成長因子が含まれておらず、肌の改善のために飲む場合は向いていません。プラセンタの成分をしっかり体内に取り入れて、体の内側からキメ細かく、艶のある肌作りをしましょう。

キメ細やかな艶肌作りはプラセンタサプリでサポートしよう

肌は加齢やストレスなどさまざまな要因でターンオーバーが乱れ、肌のキメや艶が失われます。肌状態を化粧品だけで改善しようとしても簡単ではないため、プラセンタのサプリメントでサポートするのもおすすめです。プラセンタに含まれているEGFは肌のターンオーバーの乱れを整え、アンチエイジング効果も期待できます。プラセンタは、さまざまなメーカーから販売されているので、含有量や由来などをチェックして選びましょう。




自宅スキンケアで艶肌を作る方法

35歳はお肌の第2の曲がり角とも言われています。肌の乾燥や髪のパサつきなど、皮脂量が急激に下がることから、突然変化を感じることも少なくありません。特に肌は日々意識してスキンケアしているだけに、その変化を感じやすいでしょう。そこで大切にしたいのは、効果的かつ効率的な「保湿」です。エステ通いせずとも、自宅でできるスキンケアで艶肌をとりもどす方法を紹介します。

艶肌作りは下準備を念入りに

艶肌の作り方として第一のポイントとなるのは、肌の下準備です。忙しいなかで下準備となるスキンケアまでするのは大変と思われがちですが、どんなに良い基礎化粧品を使っても、それが十分に染み込まなければ効果が半減してしまいます。特にこの時期に大切なのは保湿による油分補給ですから、この下準備は怠らないようにしましょう。

まずは、洗顔のポイントを紹介します。35歳以上になると、洗顔方法も20代のままではいられません。小じわが増えることでファンデーションが埋まりやすく、丁寧に洗顔をおこなわないと、意外にも化粧品が落ち切っていないことがあるからです。目じりはそっと引っ張り、しわに沿うように汚れを落としたり、小鼻を洗う時も押さえながら指先で丁寧に洗いましょう。肌を傷つけてしまっては本末転倒ですから、なるべく優しく、ゆっくりと時間をかけて丁寧に落とすことが大切です。乾燥がかなり気になっている人は、良質のオイルクレンジングを用いて、洗顔料を使わないという方法もあります。

次に大切なのは、極力湯舟に浸かることです。10分で良いので湯舟に浸かることで体が温まり、毛穴がしっかりと開いてきます。さらに血流が良くなることで、栄養のある血液がしっかりと毛細血管に行き渡ったり、自律神経も整えられたりするため、肌の調子は必然的に上がりやすくなります。美容家と呼ばれる人たちや芸能人もやはり入浴は欠かせないと口をそろえるほど、艶肌作りに大きな効果があります。ただし、一つ注意しなければならないのが、入浴のタイミングです。体を洗うのは必ず湯舟に浸かった後にしましょう。体を洗った後は細胞間脂質が流出しやすくなっているため、湯舟に浸かると保湿としては逆効果となってしまいます。

ただ湯舟に浸かっているだけでは、時間がもったいない、と感じる人もいるかもしれません。そこでおすすめしたいのが、湯舟でできるマッサージです。湯舟に浸かる時間を決めて行うことで、落ち着いて丁寧にマッサージをすることができます。また、体が温まっているためリンパが流れやすく、むくみやコリも解消されやすいでしょう。この時、フェイス用のオイルを用いると滑りがよくなり、肌を傷つけることがありません。また、リラックス効果もあるため、疲れも取れやすくなります。

効率的に基礎化粧品を染み込ませるスキンケア

いよいよ本格的スキンケアをするにあたって気を付けたいのが、いかに効率的に化粧品を染み込ませることができるかということです。艶肌の作り方として特に注意してほしいのは「乾燥させないこと」で、特に入浴後は毛穴が開いている分、乾燥しやすさが目立ちます。ここですぐにスキンケアを始めないと、逆効果となってしまいます。お風呂から上がったあとすぐにスプレータイプの化粧水などで一旦顔の皮膚にバリアを作りましょう。それから体を拭くことで体全体の乾燥を防ぐことができます。

スプレータイプで少し潤わせた肌でも、まだまだ水分を欲している状態です。ここにさらに保湿成分の高い基礎化粧品を染み込ませていきます。そして、この段階で気を付けたいのが、基礎化粧品の品目です。オールインワンでも成分がきちんと配合されているものであれば良いですが、基本的には20代の頃よりも品目数を増やし、一つひとつの場所を丁寧に保湿すると、潤いが高まります。その中でも35歳以上が気になりがちな小じわなどには、部位専用のクリームを使いましょう。よりふっくらとした艶肌を作り上げることができます。

最後に押さえておきたいのは、基礎化粧品の塗り方です。コットンを使う方法や素手で塗る方法などさまざまな塗り方が紹介されていますが、一番大切なのは、肌を刺激しすぎないことです。顔の皮膚は薄く柔らかいため、少しの刺激でも傷ついてしまいます。特にコットンを使用する場合には肌の上を滑らせてしまうと肌を傷つけるので、優しくパッティングするようにしましょう。素手の場合は、化粧水を手のひらで温めながらパックするようにおさえ込むと、よく染み込みます。

35歳以上は必ずスキンケアの見直しを

加齢に伴って、もう艶肌を取り戻せないかも、と悩む人は少なくありません。しかし、艶肌の作り方をおさえたスキンケアを取り入れることで、少しずつ肌の状態は良くなります。今までどおりのスキンケアをしているはずなのに肌の衰えを感じるという人は、ぜひ今までのスキンケアを見直し、上記の艶肌のためのスキンケアを始めてみて下さい。

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マスク着用による肌荒れ!原因と対策は?

新型コロナウィルス感染症対策として、マスクの着用は不可欠です。場合によっては、「ほぼ1日中マスクを着用している」という人も多いでしょう。感染症が終息しない状況では、マスクを着用し続けざるを得ませんが、肌荒れを起こす人も増えています。なぜ、マスクの着用が肌荒れを引き起こすのでしょうか。健やかな肌をキープするために、何をするべきでしょうか。

今回は、マスク着用による肌荒れの原因と対策について解説します。

 

 

 マスク着用による肌荒れの原因は?

 

新型コロナウィルス感染症対策として、密閉、密接、密集の3密を避けるだけでなくマスクの着用が推奨されています。これまでも、秋冬の風邪やインフルエンザ感染予防、春の花粉症対策としてマスクを着用していた人は多いのではないでしょうか。しかし、真夏でも常時マスクを着用し続けなければならない状況は、多くの人が初経験でしょう。そのため、マスクを着用し続けることで、肌に影響を及ぼすことを知らないのは当然のことです。

 

当初は、マスクを着用することで呼気による保湿効果や、マスクによる日焼け防止効果などを期待していた人もいたようです。しかし、マスクは感染症対策には役立つものの、美容にはマイナス面が多いことが知られています。実際に、ニキビや乾燥などの肌荒れに悩む人が増加傾向です。

 

では、なぜマスクの着用が肌荒れを引き起こすのでしょうか。

 

その原因の一つが、「蒸れ」です。マスクの素材によっても異なりますが、マスク内は非常に蒸れやすく、特に夏場は気温が高く汗もかくため、マスク内は高温多湿の状態になります。マスクを外したときとの湿度差が大きくなるため、肌の保湿力が低下し、肌荒れを引き起こすと考えられているのです。高温多湿状態は、雑菌も繁殖しやすくなり雑菌はニキビなど肌トラブルの原因になります。さらに、マスクと肌がこすれる「摩擦」も肌荒れの原因です。摩擦によって、肌本来が持っている外部からの刺激や乾燥から守る力、バリア機能が低下してしまいます。

 

 

 マスク着用による肌荒れの対策法は?

 

マスク着用による肌荒れの主な原因は、「蒸れ」と「摩擦」のため、まずは肌荒れ対策としてこの2つを解消することが必要です。

「蒸れ」は、マスクを着用し続けることで生じるため、蒸れやすくなる夏場は適度にマスクを外すようにしましょう。しかし、新型コロナウィルス感染症には十分注意する必要があります。人が多い場所では必ず着用し、人が少ない場所や人との距離が十分取れている場合で外すなど、状況に応じた着脱を心がけましょう。
気温が高い時は、マスクを着用し続けることで熱中症リスクも高まります。肌荒れだけでなく、熱中症対策のためにも、TPOを考慮し適切にマスクを外すようにしましょう。

 

蒸れによる雑菌の繁殖も肌荒れの原因になるため、マスクを清潔に保つことも重要です。毎日の洗濯はもちろん、マスク専用の除菌スプレーを使用したり、夏場は替えのマスクを数枚用意して汗をかいたら取り替えたりすると良いでしょう。摩擦の軽減には、マスクの素材を見直すことが重要です。肌当たりの優しい柔らかい素材は、肌への刺激が少なくなります。肌当たりの柔らかい素材として、ガーゼや不織布をうまく活用しましょう。また、常に同じ大きさのマスクは同じ場所がこすれることになるため、大きさや形を変えて使用するのもおすすめです。

 

 

 健やかな肌をキープするために行いたいこと

マスクによる肌荒れの原因を知り、対策を講じたうえで、さらに肌を健やかにキープするためにできることがあります。

 

健やかな肌は、潤いとハリ、弾力のある状態です。肌の潤いを保つためには、化粧水による保湿ケアを心がけましょう。化粧水の後は、乳液やクリームなどの油分で潤いが逃げないようにすることも必要です。内側からの水分補給も忘れずに行いましょう。マスクを着用していると、蒸れているので喉の渇きを感じにくくなるといわれています。そのため、マスク着用中は意識的に水分補給を心がけることが大切です。

 

肌のハリや、弾力を保つ成分であるコラーゲンは、年齢とともに低下するといわれています。コラーゲンは、ドリンクやサプリで補うことが可能です。美容成分には、コラーゲンのほかにも肌の弾力を補うエラスチン、保水力を高めるヒアルロン酸やセラミド、美白に貢献するビタミンCなどさまざまなものがあります。健やかな肌を育てる肌育のために、自分に合った成分を必要に応じて摂取してみることもおすすめです。

 

 マスク着用による肌荒れ対策を心がけて、
 健やかな肌をキープしよう!

新型コロナウィルス感染症の拡大により、マスクは季節や体調に関わらず常時着用せざるを得ない状況です。マスクの着用が肌荒れの原因になることもあります。しかし、適切な対策をすることで、健やかな肌をキープすることも可能です。UVカットや接触冷感など、機能的なマスクも登場しています。自分に合った美容成分の摂取やマスク選びで、健やかな肌を育てる肌育をしていきましょう。

 

 

 

 

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若⾒え美⼈と紫外線

肌トラブルや肌⽼化を起こす原因となる紫外線は、乾燥と並んで肌ダメージの 2 ⼤要因の
⼀つです。
しかも紫外線は肌を乾燥しやすい状態にしてしまうため、最も気を付けたいダメージとも⾔えます。
肌細胞をサビさせ、しみやくすみ、⼩じわなどの原因となる紫外線から徹底的に肌を守るに
はどうすればよいのでしょうか?紫外線によるダメージと対策についてご紹介します。

肌⽼化の⼤敵。主な紫外線対策とは

強い⽇差しとともに浴びてしまう「紫外線」は、肌表⾯を⾚く軽いやけどの状態にしてしまいます。
特に夏などは短時間で急激にやけど状態にしてしまうこともあり、その後ヒリヒリとしたり、⽪膚が剥けてしまったりと、夏の美肌維持の⼤敵となります。
紫外線によるダメージはこれだけではなく
「シミ」「くすみ」のように
紫外線を受けてメラニンが過剰に活性化することで、⾊素沈着がおこったり、
「肌細胞の酸化」の原因となり様々な肌トラブルの原因になります。
紫外線を受けると活性化するメラニンは、本来は肌を強い紫外線から守るためにつくられる⾊素成分です。しかし、メラニンが過剰に反応してしまうとシミやくすみになってしまいます。

紫外線による肌へのダメージを予防するために多くの⽅が実践する紫外線対策としては、

① 紫外線をブロックするためのケア
⽇焼け⽌めクリームや、UVカット効果が期待できるファンデーションなどスキンケアによる紫外線ブロックや、⽇傘や帽⼦などによる紫外線ブロック。
② 紫外線を浴びてしまった後のケア
肌の⽕照りを冷ますためのケアや、化粧⽔などによるダメージ予防。
メラニン⽣成の抑制にもつながるビタミン C を含む⾷材を摂る。(柑橘類などによるビタミン C摂取は紫外線の少ない夜などに摂ることがおススメ)
③ 紫外線に負けない肌のバリア機能を⾼めるケア
肌⽔分量を⼗分に保ち、紫外線による乾燥を予防。ターンオーバーを整える対策により、シミやくすみを定着させないケア。
などが挙げられます。

いつもの紫外線対策でブロックできない紫外線がある

普段から上記のような紫外線対策を取っているのに、シミやくすみが気になるようになってきた… ということはありませんか。
実は、紫外線には、夏の強い⽇差しのように短期間で⾚くやけど状態にしてしまうようなタイプだけではなく、
じわじわと時間をかけて肌にダメージを与えるものがあります。
後者の紫外線に対してきちんと対策できていない場合が多く
紫外線対策をしているのにシミやくすみが出来てしまう、ということが起こります。

じわじわと肌を焼く紫外線の正体は
「UVA波」と呼ばれる紫外線です。
紫外線には、A波、B波、C波と種類がありますが、C波についてはほとんど地上に届いてないため、普段気を付けておきたいのが「UVA波」「UVB波」になります。
夏の強い紫外線のように肌へのダメージが強く、有害性も⾼いのが「UVB波」です。
多くの⽅がこの「UVB波」に対する対策を取っています。
⼀⽅で

「UVA波」は
*B波に⽐べて、波⻑が⻑く曇っていても届く
*表⽪よりも奥の真⽪層にまで届きコラーゲンなどの肌弾⼒成分を壊す
*A波よりも活性酸素を発⽣させやすく肌⽼化につながる
*メラニンを⽣成する
*波⻑が⻑いため窓などから室内に⼊ってくる

という特性を持ちます。

「浴びている実感が少ない」「肌の奥の真⽪層にダメージを与える」「肌⽼化に直結」という
UVA波は、
UVB波よりも浴びているのにほとんど対策を取っていないのが問題でその結果
じわじわと「シミ・くすみの貯⾦」をしてしまっているのです。

紫外線による「シミ・くすみの貯⾦」を回避する対策をすぐに始めよう

肌の奥の真⽪層に蓄積される UVA波による「シミ・くすみの貯⾦」につなげない
対策を始めましょう。

『コラーゲンなどの肌弾⼒成分の補給』

知らず知らずのうちに浴びてしまっているUVA波によってダメージを受ける、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの肌弾⼒成分を含む、⾷事やサプリメントによって肌ダメージからの回復をサポートしましょう。

『真⽪を乾燥から守る⽔分補給』

真⽪へ潤いを届けるのは、肌表⾯からのスキンケアではできません。そのため、⾎管を通じて真⽪にある肌細胞へ⽔分や酸素や栄養分を届けるしかありません。
効率よくスムーズに潤いを届けるためには、⾎流を滞りなく整えることが⼤切です。
暑い夏には冷たい飲み物やクーラーなどで体の内部が冷えてしまいがちで、「冷え」に気を付けることも⾎流促進には必要です。

『抗酸化⼒のあるビタミン類などを補給』

肌⽼化を促進するUVA波による活性酸素から肌を守るため、抗酸化⼒のあるビタミン類や、
SOD酵素を含む⾷事やサプリメントなどで、肌⽼化を防ぎましょう。

『発⽣したメラニンをスムーズに排出させる』

UVA波によってつくられるメラニンを、速やかに排出するために、ターンオーバーを整える対策を取りましょう。
年齢と共にターンオーバーの期間は⻑期化し、メラニンが肌に定着することでシミやくすみの原因となります。ターンオーバーを整えるためにも代謝をアップさせる⽣活習慣や⾷習慣を取り⼊れましょう。

☆詳しくはコチラのコラムでもご紹介しています

紫外線によるシミ・くすみ・シワに先⼿を打って若⾒え美⼈になろう

じわじわと作られるシミ・くすみや、⻑期的な乾燥によるシワは、⽼け⾒えに直結します。定着してしまったシミやシワは、元に戻すのにも時間がかかり、スキンケアや隠すためのメイクにコストがかかることもあります。
⽬に⾒えずダメージに気づくまでに時間がかかってしまう「UVA波対策」を早めに取り⼊れて、シミ・くすみ・シワのない若肌を⼿に⼊れましょう。

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「ターンオーバー」は美肌を守る肌サイクル

肌ケアを正しく⾏う上で⽋かすことができない「ターンオーバー」の正常な働き。
よく⽿にする「ターンオーバー」について、基本的な仕組みから肌への影響、ターンオーバーを整えるために取り⼊れたい対策をご紹介します。

美肌づくりに⽋かせない「ターンオーバー」の仕組みと期間

肌の「ターンオーバー」とは⽪膚でおこなわれる新陳代謝のことで
肌細胞の誕⽣から、その肌細胞が肌表⾯の⽪膚として現れ、剥がれ落ちていくまでの
⼀連のサイクルのことを⾔います。

『ターンオーバーの仕組み』

① 肌細胞の誕⽣
肌は奥から表⾯に向けて「⽪下組織」「真⽪」「表⽪」の 3 層になっています。
そのうちターンオーバーが起こるのは「表⽪」の部分だけです。さらに、「表⽪」は 4 層構造になっていて
⼀番奥が「基底層」で⼀番表⾯が「⾓質層」と呼ばれています。
まず肌の細胞は、真⽪と表⽪の境⽬にある「基底層」で、真⽪から栄養分や⽔分を吸収しながら細胞分裂を繰り返すことで新しい細胞をつくりだされます。
② 肌細胞の成⻑
基底層で誕⽣した肌細胞は毎⽇分裂を繰り返しながら形状を変え、上(表⾯)へ上へと押し上げられていきます。
基底層→有棘層→顆粒層→⾓質層の順に表⾯へと移動し、⼀番表⾯の⾓質層ではおよそ 0.02 ミリ(ラップ 1 枚分程度)の薄い⽪膚へと成⻑していきます。
③ ⾓質層として剥がれ落ちるまで
⾓質層では、⽪膚は核をもたない「死んだ細胞」となり、最終的には剥がれ落ちていきます。
この「剥がれ落ちる」までがターンオーバーのサイクルです。
⾓質層では、細胞は⽇ごとに「古い⾓質」となり、次に下から上がってくる新しい「⾓質層」との⼊れ替わりを待ちます。
剥がれ落ちるのを待つ⾓質層ですが、ターンオーバーの最終段階となる⾓質層の役割は⾮常に重要です。⾓質層を良い状態で維持し⾃然と剥がれ落ちるまでのサイクルを保つことで健康的な肌状態を保つことができます。

このように「ターンオーバー機能」が正常に維持されることで、私たちの肌は
「肌の潤いを保つ」「肌バリア機能を維持する」ことができるようになり、肌が守られます。

ところが、この「ターンオーバー機能」は、様々な要因によってサイクルが乱れてしまい、
「くすみ」「カサつき」「キメの乱れ」「シワ」「シミ」などの肌トラブルを引き起こしてしまうことがあるのです。

ターンオーバーの乱れとしてまず挙げられるのが
「ターンオーバーサイクル」にかかる期間の乱れです。
特にターンオーバーは年齢と共にサイクルが⻑期化します。


20 代で約 28 ⽇
30 代で約 40 ⽇
40 代で約 55 ⽇
50 代で約75 ⽇
と、年齢を重ねるごとに時間が多くかかるようになります。何も対策をとらないでいると、肌を守る⼒が弱くなった古い⾓質で肌へのダメージをブロックしなければならず、⼗分に肌を守ることが出来ません。

また⼀⽅で⾒落とされがちですが
「ターンオーバーのサイクル」の期間が⼗分に確保できないことも肌トラブルにつながります。
特に敏感肌や極度の乾燥肌などの⽅は、⼗分な時間をかけて肌細胞を成⻑させられず、肌のバリア機能が成熟しないままの肌細胞が表⾯に現れている場合があります。
保湿成分のセラミドや潤い成分が不⾜したままの状態なので、肌へのダメージに対して敏感になり炎症を起こしたり⾚みが出たり、アレルギー反応が過敏に出てしまいます。

「ターンオーバー機能」を整えるために必要な条件とは

正常に保ちたい「ターンオーバー機能」。
そのためにはターンオーバー機能を維持するために必要な「栄養素の補給」と、それらの栄養素を運搬する「⾎流」を整えることが⼤切です。

まずターンオーバーに必要な栄養素としては
⼈の細胞の基本成分であり、肌弾⼒成分コラーゲンの源となる「タンパク質」エネルギー代謝を助け、肌のターンオーバーにも関与する「ビタミン B群」代謝を助け、不⾜すると薄⽑にもつながる「亜鉛」などが挙げられます。
これらの栄養素を含む⾷事やサプリメントを積極的に継続的に摂ることでターンオーバーの促進につながります。
また、
「⾎流」を整えるためには
ビタミン C、ビタミン E、ポリフェノール、コラーゲン、βグルカン、などが有効です。

さらに注⽬したい「⼥性ホルモン」と「ターンオーバー」の関係

「ターンオーバー」を整えるためにさらに注⽬したいのが「⼥性ホルモン」です。
特に年齢とともに⻑期化するターンオーバーのサイクルをサポートするために知っておきたいデータがあります。

❞視線を浴びる、背中・デコルテ・ひじ・ひざ・⼿などのボディのスキンケアは、
⼥性ホルモンが表⽪細胞の⽣成、成熟、剥離のいずれにおいても重要な役割を果たし、表⽪ターンオーバーの促進に関与していることが明らかになった。❞
引⽤▶▶萩原 康⼦(神⼾⼥学院⼤学⼈間科学研究科博⼠前期課程修了⽣/神⼾⼥学院⼤学
⼈間科学部環境・バイオサイエンス学科)

この論⽂にもあるように
「⼥性ホルモン(エストロゲン)」がターンオーバーの促進に関与しています。
40 代頃からの⼥性ホルモンの減少が、ターンオーバーを⻑期化させてしまい、肌のバリア機能も低下してしまいます。
⼥性ホルモンの減少は⽌めることはできません。
ですが、減少のスピードを緩やかにしたり、減少による肌への影響をフォローするような対策を取ることで、ターンオーバーの乱れは抑えることができます。
・良質なたんぱく質を含むバランスの良い⾷事
・ホルモン分泌に関与する⾃律神経を整えるために必要な良質な睡眠の確保
・⾎⾏や代謝に有効な軽い運動
など、⽇常的に気を付けてみてください。

「ターンオーバー」のリズムを上⼿につくって美肌サイクルをキープ

⽇々のスキンケアに加えて「ターンオーバー」のリズムを整えることを意識した習慣を取り
⼊れることで、いつものスキンケアにも相乗効果が期待できます。
「ターンオーバー」のリズムを整えることは、⻑期的に美肌を維持する対策にもなるため、いくつになっても若々しい透明感のある美肌でいられるコツでもあります。
ぜひ、積極的にターンオーバー対策を取り⼊れてみてください。
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シワ・たるみが⽬⽴つ⼈・⽬⽴たない⼈。その差を解明

数年前よりも頬が下がってる、ほうれい線が気になる、おでこのシワができている、など年齢サインが気になり始めたということはありませんか。
毎⽇のスキンケアに気を付けていても、シワやたるみが⽬⽴ってくることで⽼け⾒えになってしまいショックを受けるものです。
⼀⽅で、年齢の割にシワやたるみが⽬⽴たずハリがあって若々しい肌の⽅もいます。
シワやたるみが⽬⽴つ⼈と⽬⽴たない⼈、その差はどこにあるのでしょう?ケアのポイントなどをご紹介します。

⽼け⾒え 3⼤ポイント「シワ」「たるみ」「ほうれい線」

顔全体が下に下がった印象となり、フェイスラインが崩れ顏が⼤きく⾒え、⽼けて⾒える
「シワ」「たるみ」「ほうれい線」が出来る主な原因についてみてみましょう。

『深いシワ』

⼀時的な乾燥による⼩じわとは異なり、慢性的な乾燥や表情のクセ、そして肌細胞が⼟台からガタガタに乱れることによって深い溝のようなシワができます。
肌の⼟台とは、肌の奥にある真⽪層の肌細胞のことで、肌細胞が潤いで満たされている時には、細胞同⼠の隙間がなく肌表⾯のシワができにくいのですが、
真⽪層の細胞が乾燥や成⻑不⾜によってしぼんだ状態になると、細胞同⼠に隙間が出来それが溝となって肌表⾯の深いシワとなります。

『たるみ』

ブルドッグ顔と⾔われてしまうような⽪膚のたるみは、表⾯の⽪膚が正しく⽀えらえれていないことが原因です。
むくみや⽼廃物が溜まっていたり、脂肪がついてしまうと、肌の重みを⽪下細胞が⽀えることが出来ずに「たるみ」につながります。

『ほうれい線』

⿐の脇から⼝の脇に向かって出来る深いシワ「ほうれい線」は年齢を感じさせる⼤きな要因となります。
「たるみ」と同様に⽪膚に脂肪や⽼廃物がつくことに加え、顔の⽪膚を⽀えている表情筋が衰えることも原因となります。
体の筋⾁と同様に対策を取らずにいると、表情筋は年齢とともに低下してしまい「ほうれい線」の原因になってしまいます。

シワ・たるみが⽬⽴たない「ハリ肌」のポイントはココ!

「肌の⼟台」「肌の弾⼒成分」「脂肪」「表情筋」の衰えによって出来てしまうシワやたるみが⽬⽴たない肌づくりには、肌表⾯をたるませない「ハリ」のある肌づくりを⽬指すことです。
① 肌の奥から弾⼒のある肌細胞を育てる
⽪膚を⽀える⼟台となる肌細胞を⼗分に成⻑させることで、細胞⼀つ⼀つがハリのある状態となりシワを予防できます。
肌細胞の誕⽣に必要なコラーゲンなどを含むタンパク質や、ビタミン類、⽔分などの栄養成分をしっかりと届けて健康的な肌を育てましょう。

② 真⽪層に栄養分や⽔分を届ける⾎⾏を維持する
真⽪層の肌細胞に栄養を届けるのは⽑細⾎管です。⽑細⾎管はちょっとしたことで詰まり死滅しゴースト⾎管となってしまうこともあります。⽑細⾎管は再⽣することができますので全⾝の⾎⾏促進を⾏い、肌細胞に栄養が届く環境を整えましょう。

③ 表情筋を鍛えて⽪膚をしっかり⽀える
表情筋が維持できると、⽪膚を⽀えられるだけでなく燃焼⼒が⾼まり顔の⽪下脂肪を減らすことにもつながります。
さらに⾎⾏促進にもつながるなど表情筋を鍛えることによるメリットはたくさんありますので、ハリ肌を維持するためにも鍛えておきましょう。

今すぐできる「表情筋アップ」&「⾎⾏促進」習慣

ハリ肌につながる「弾⼒ある肌細胞」「⾎⾏」「表情筋」を⼿に⼊れるための対策をご紹介します。

まず注⽬したいのが「表情筋」です。
表情筋は何歳からでも鍛えることができ、⾎⾏促進にもつながり、結果的に弾⼒のある肌を
⼿に⼊れやすくなります。
コツをつかんで表情筋を効果的に鍛えましょう。


■⼤きな表情筋を優先的に鍛える
顔の表情筋は 30 種類以上あるとされていますが、まず⼤きな表情筋「おでこ」「頬」「⼝周り」から鍛えることで
効率よくたるみ解消が⽬指せます。

■おでこ、頬、⼝周りを動かすトレーニング
⼤きな表情筋を動かすトレーニングには、「ビックリ顔トレーニング」がおススメです。
ビックリした時のように、⽬、眉、⼝を⼤きく外に向けて広げるイメージで表情を動かしましょう。
そして元に戻します。
これを気が付いた時に数回⾏うだけでも表情筋は動きます。
広げる時に少し⼒を⼊れて、戻す時に⼒を抜くのがコツです。

■肩回し運動
顔周りの⾎⾏促進にもつながる肩回し運動をしましょう。
肩を肩甲⾻とともに後ろ⽅向へぐるりと⼀周回します。
体の⼒を抜いて肩をぐるぐると 10 回程度連続で回すと、ポカポカとしてきてコリがほぐれ⽼廃物を流しやすくなります。

この他にも
「⾎⾏促進」に役⽴つ習慣をプラスしてみてください。
⾎⾏を良くしてくれる、ポカポカ⾷材や和漢植物やハーブなどを⾷事やサプリメントで摂ると相乗効果が期待できます。
ぬるめのお湯での半⾝浴や、寝る前の軽いストレッチなども効果的です。

笑顔で表情豊かに過ごしてもっと「ハリ肌」キープへ

⽇常的に、笑顔をつくること、ハキハキとしゃべって会話を楽しむことを意識して表情豊かに過ごすことも、⾃然と表情筋が動きハリ肌づくりにもつながります。
明るくハツラツとした印象は若⾒えの秘訣にもなりますので、
毎⽇をイキイキと楽しみながらハリ肌づくりを⽬指し「シワ」「たるみ」の⽬⽴たない肌を
⼿に⼊れましょう。

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肌⼒を上げる秘訣!肌の回復⼒を⾼めるための期間とその⽅法

紫外線、空気の乾燥、仕事でのストレス、など毎⽇の⽣活の中には肌にダメージを与える様々な要因があります。毎⽇受けている肌ダメージは、肌が持つ「肌の回復⼒」によってリセットされて健康的な肌を維持できます。
夜の 10 時〜2 時がお肌のゴールデンタイムなどと聞いたことがあるかもしれませんが、これは肌の回復に役⽴つ成⻑ホルモンが分泌される時間ということでこのように⾔われているようです。
実際に、肌が回復するために必要な期間はどのくらいなのでしょうか。⽇々のダメージからの回復だけでなく肌細胞の⼊れ替わりに必要な期間など、バランスよく条件が整っていくことで肌の回復⼒アップにつながります。
ただ「肌の回復⼒」は、いつも⼗分に機能しているとは限りません。加齢や体⼒低下や⽣活
習慣の乱れなどによって肌の回復⼒が低下し、健康な肌を維持しにくくなるのです。
今回は「肌の回復⼒」の役割や回復の期間、そして⾼め⽅についてご紹介します。

傷ついた肌を修復する肌の「⾃然治癒⼒」

⼈間の体はダメージを受けたり、外部から異物が侵⼊した時に、⾃らを守り健康な状態へと回復し維持しようとする「⾃然治癒⼒」が備わっています。
体に「免疫⼒」や「抗体」などが備わっていることによってウイルスや細菌やアレルゲン物質などから体を守ってくいれているのです。
この⾃然治癒⼒は「肌」にも備わっていて紫外線や乾燥などのダメージを受けた時に、
「ブロックして守る機能」と、「傷ついた肌を修復する、新しい肌細胞に⼊れ替える機能」によって ダメージから肌を回復させようとします。

具体的には以下のような「⼒」が肌の⾃然治癒⼒となります。

① 肌の免疫⼒
・・・花粉やハウスダストやダニなどのアレルゲンが肌に付着した際に、肌にはこれらを撃退する「常在菌」が存在していて、肌ダメージを起こさないようにブロックしている。

② 肌体⼒
・・・肌の奥で誕⽣する肌細胞に⼗分な栄養と、肌が成⻑するための⼗分な期間が備わることで、常に新しい肌を誕⽣させている。
肌が誕⽣してから肌表⾯の古い⾓質との⼊れ替わるまでのサイクルをターンオーバーと呼び、肌の誕⽣から成⻑に必要な栄養成分と、ターンオーバーのリズムが整うことで、ダメージを受けにくい「体⼒」のある肌づくりができる。

③ 肌のバリア機能
・・・最も外側となる肌表⾯の潤い機能。「⽔分」「⽪脂量」がバランス良く保たれることで、紫外線や乾燥によるダメージをブロックする⼒となる。
⼈の肌は、分泌された⽪脂と汗が混ざり合うことで天然の⽪脂膜を作り出す⼒があり、肌表⾯をバリアする機能となる。

肌の回復⼒に必要な 3 つの条件

肌の「免疫⼒」「体⼒」「バリア機能」が正常に働くことで、肌の回復⼒は維持されますが、体調や⽣活習慣によって働きが阻害されてしまう場合があります。
紫外線や乾燥をはじめとしたダメージに負けない肌づくりのために「肌の回復
⼒」が働きやすい
体環境を維持するために必要な3つのポイントを紹介します。

① 肌が回復する期間となる「睡眠時間」を確保する
睡眠中に多く分泌される「成⻑ホルモン」が、肌の回復を助けてくれるため、質の良い睡眠を取ることが肌の回復⼒につながります。
成⻑ホルモンは、肌の誕⽣から成⻑に役⽴ち、ダメージに負けない健康的な肌細胞の成⻑には⽋かせません。

② 肌の奥にある真⽪の潤いをキープする
紫外線や乾燥は肌の奥にまでダメージを与えます。そうすると、肌の奥の真⽪層にあるコラーゲンやヒアルロン酸などの潤い成分が⽋乏してしまうことに。
コラーゲンやヒアルロン酸は真⽪層の線維芽細胞によって⽣成されるため、線維芽細胞が働きやすい環境をつくることでコラーゲンなどの増加につながります。
ビタミンC誘導体やプラセンタなどを摂ったり、食事、睡眠、紫外線予防に気を付けることも大切です。

③ ビタミン類や SOD酵素など抗酸化⼒のある栄養成分を摂る
肌の回復を妨げる「肌細胞の⽼化」は、活性酸素や、紫外線などによる「酸化=サビ」が引き起こします。肌を酸化させないために役⽴つ抗酸化⼒のあるビタミン類や SOD酵素(活性酸素を抑制する酵素)などを含む⾷材やサプリメントを積極的に摂ることでダメージからの回復を促進させます。

肌の回復⼒アップの対策で慢性的な肌トラブルを解消

肌の回復⼒を⾼めることで肌そのものの⼒を底上げすることができ、紫外線や乾燥による慢性的な肌トラブルが起こりにくい肌を⼿に⼊れることにつながります。
肌に本来備わっている⾃然治癒⼒=肌の回復⼒である「免疫⼒」「肌のバリア機能」「肌体⼒」を⾼めるために必要な、肌と体の環境を整えてダメージに左右されない肌づくりを⽬指しましょう。

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肌作りの最初の⼀歩。⾃分の肌と付き合う⽅法

乾燥肌(ドライスキン)、脂性肌(オイリースキン)、敏感肌、など、肌タイプ別の様々なスキンケア商品がありますが、⽇本⼈⼥性の多くは「混合肌(コンビネーションスキン)」だとされているのをご存知ですか?
私たちの肌は、乾燥肌や脂性肌などとキッチリと線引きできない複雑なコンディションになっていることがほとんどです。
季節や体調で変化したり、加齢によって肌質が変わってきたと感じることもあるでしょう。
変化する不安定な肌状態は「ゆらぎ」とも呼ばれています。
美肌づくりには、この「ゆらぎ」状態を減らし安定的な肌に近づけることが欠かせません。
そのために、まず自⾝の肌を知ることから始めてみましょう。

肌タイプを正しく知ろう

⽇本⼈の肌質の主なものと、それぞれのスキンケアのポイントをご紹介します。

『乾燥肌(ドライスキン)』タイプ
⾒た⽬にカサカサしていたり、洗顔後に肌のツッパリを感じたり、⼩じわが出来やすいのがこのタイプです。
肌の潤いを保つために必要な「⽔分」「⽪脂量」がともに不⾜していて、肌内部から乾燥しやすく、肌の潤い成分を保持できにくい肌質です。
そのため、化粧⽔などで保湿をしてもカサカサとした肌になります。乾燥肌の⼈は保湿をこまめにすることが必須です。さらに、肌内部の潤い成分であるコラーゲン、ヒアルロン酸を補う対策も必要です。
乾燥状態が続くと紫外線や空気の乾燥などから肌を守るバリア機能の低下にもつながりやすくなります。

『脂性肌(オイリースキン)』
おでこや⿐の頭がテカリやすくベタつきを感じる肌タイプです。ニキビや吹き出物が出来やすい⼈に多いタイプでもあります。
⽪脂量、⽔分量共に多いのがこの脂性肌タイプです。乾燥肌タイプも⽔分量が⾼くなるので、脂性肌と勘違いしがちですが、脂性肌は⽪脂量だけではなく⽔分量も多いタイプのことを指します。

脂性肌のスキンケアは、⽪脂による⽑⽳詰まりをケアすることが⼤切です。
⽑⽳詰まりはニキビや吹き出物の原因となります。だからといって洗顔の際に擦り過ぎてしまうと、肌表⾯を傷つけ乾燥しやすい状態を作り、悪循環となりますので正しい洗顔を⼼がけましょう。
油分の多いメイクなどを避けて、そして、メイクをきちんとオフすることも⼤切です。

『敏感肌』タイプ
汗やスキンケアにも過敏に反応してしまう刺激に弱い肌質のことです。
敏感肌は、乾燥肌のひどい状態とも⾔えますが、それに加えアレルギー体質のように体内環境の影響を受けています。
「肌のバリア機能」が低く、乾燥や紫外線やアレルギーの原因となる物質“アレルゲン”によるダメージから肌を守ることが難しい肌状態です。
敏感肌は、肌のモイスチャーバランスが乱れていたり、慢性的に肌の潤いを守るセラミドやコラーゲンが不⾜しています。
敏感肌の場合は、肌表⾯からの保湿だけでなく、体内環境を整えて肌を含む体全体の免疫を⾼めることが⼤切です。免疫が⾼まると同時に肌体⼒も⾼まりやすくなるので、体内環境を整える⾷⽣活を意識するとよいでしょう。
また、⽇々のスキンケアには、肌に負担の少ない⾃然素材のものなど低刺激のものを使うのがおススメです。

『混合肌』タイプ
おでこはテカるのに頬はカサつくなど、乾燥肌と脂性肌の状態が混ざって現れるのが混合肌です。
⽇本⼈は混合肌の⼈が最も多いとされています。
乾燥と脂性の両⽅の肌悩みがあるため、お⼿⼊れ⽅法に迷いがちですが ⼀番⼤切なのは、肌の「⽔分バランス」を整えることです。⽔分と⽪脂のバランスが整うと脂性に偏りにくくなります。
また、肌の内側から乾燥するインナードライの状態も混合肌の悩みにつながりやすいので、
真⽪層から⽔分の保持をするスキンケアやインナービューティーのケアを取り⼊れてみてください。

健康的で美しい肌を維持するためには、これらの4つの肌タイプに合ったお⼿⼊れを続けることが必要です。
しかしながら、肌のゆらぎによってタイプ別のスキンケアが合わなかったり、肌悩みに変化が起こることもあります。

「ゆらぎ肌」になりやすいのはいつ?

肌が「ゆらぎ」状態になると、が起こると、⾃分の肌タイプには普段起こらない悩みが⽣じることがあります。
例えば乾燥肌なのに吹き出物ができたり、脂性肌なのにカサついたり、また、普段と同じスキンケアをしていても刺激を感じるなど、いつもと違う肌トラブルが起こることがあります。

肌のゆらぎが起こる原因としては、
⽣理、体の疲れ、胃腸の疲れ、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不⾜、花粉などのアレル物質、紫外線、ホコリや汗などが⼤きく影響しています。
また、加齢や季節の変わり⽬などによって変化することもあります。
⽇頃から、どんな時に肌がゆらぐのかを⾃⼰チェックしておくことで、予防しやすくなりますので気を付けておくとよいでしょう。

肌を安定させるポイントは「肌環境」「体調」「⼼」

乾燥肌、脂性肌、敏感肌、混合肌のいずれの場合も
「肌環境」を整えるだけでなく、肌と体調と⼼をトータルでバランスの整った状態に維持することで「ゆらぎ」のない肌環境は維持しやすくなります。
仕事や⼦育てが忙しいと肌荒れや吹き出物が出来やすくなったり、くすみが気になったり、
⾵邪をひいているときには乾燥しやすくなったりすることがあります。
肌の不調だけを予防・改善しようとするのではなく、
「体調」「⼼」のリフレッシュも上⼿に取り⼊れて、健康的で⾃分にあった肌づくりを⽬指すことが美肌維持のポイントです。
「⾃分の肌タイプの弱点」+「肌がゆらぐきっかけ」を知っておけばある程度の肌変化が予測できて、普段からその対策を取りやすくなります。
スキンケアや、外⽤薬などで肌トラブルを対処するだけでなく⾷事や、サプリメント、ハーブ、和漢植物などの⾃然素材を取り⼊れたり、⽣活習慣を整えて体内環境を底上げしておくことも効果的です。

「無理」「負担」「ケミカル」を減らして⾃分らしい肌へ

⾃分の肌タイプを理解して、⾃然治癒⼒である免疫⼒を「肌環境・体調・⼼」の⾯からサポートしていくことでゆらがない安定した肌づくりをめざしましょう。
また、⽇々の⽣活の中で「無理」をしすぎないこと、過剰なスキンケアで「負担」をかけないこと、「ケミカル」な成分を含むスキンケアやメイクなどを極⼒減らすことも肌本来の体⼒を取り戻すためには⼤切です。
⾃分の肌と向き合うことは、⾃分らしい⽣活リズムを整えることでもあります。
⾃分らしい元気な美肌でいるためにぜひ⼀度、ご⾃⾝の肌タイプに向き合ってみてください。

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若見えVS老け見えを左右する「目の下のクマ」対策


春になって明るい色のファッションが増えてくると目立ち始めるのが、顔の明るさの印象です。
ところが、「目の下のクマ」ができてしまうと 顔全体が暗く見えるだけでなく、疲れていそう、機嫌悪そうなど第一印象にも大きく影響を与えてしまいます。
目の下のクマの原因は睡眠不足だから・・・だけではありません。
若見え&明るい印象に欠かせない「目の下のクマ」を解消するヒントをご紹介します。

青・黒・茶。「目の下のクマ」には種類がある!?

目の下のクマには、実は3つの種類があります。
① 「青クマ」
睡眠不足でできるのがこのタイプ。
冷えや疲れなどで血行不良が起こり、目の下の薄い皮膚に血管が透けて見えるのが「青クマ」です。
最近では、パソコンやスマホの使い過ぎによる血行不良も原因となることがあります。
② 「黒クマ」
加齢による肌のたるみや、深いしわが原因なのがこのタイプ。
目の下のくぼみやシワによる段差で影ができるのが「黒クマ」です。
立体的にできてしまうため、メイクなどで隠しにくいのが黒クマの特徴です。
③ 「茶クマ」
色素沈着が原因で起こるのが「茶クマ」です。
紫外線などによるシミに加え、日々落としきれていないメイクが色素沈着してしまっている場合があります。

原因に合った「目の下のクマ」対策を取り入れよう

「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」はそれぞれ原因が全くことなります。
そのため原因に合っていないお手入れを続けても目の下のクマは解消されません。
それぞれの原因に合った対策をとることが大切です。
① 血行不良が原因の「青クマ」対策血行を促進することが必要です。バスタイムの活用や、フェイスマッサージによる血行促進などの外部刺激による対策に加え、
体全体を冷やさないようにすることも意識しましょう。
体をあたためる食事や飲み物を積極的に摂ったり、軽い運動による代謝アップもおススメです。
睡眠時間の確保や、ストレス解消などの生活習慣の工夫も取り入れてみてください。

② たるみやシワが原因の「黒クマ」対策
加齢による肌のたるみ対策が必要です。
肌弾力成分を補うい、内側から肌を持ち上げるイメージのケアをすることです。コラーゲンやヒアルロン酸の積極的な摂取で、肌弾力を維持し、たるみやシワにつながらないように気をつけましょう。
また肌全体のたるみが目の下の皮膚を下へと引っ張っているので、
表情筋を鍛えることも顔全体のたるみ予防だけではなく、黒クマ対策に有効です。

③ 色素沈着が原因の「茶クマ」対策
紫外線対策が不可欠です。
目の下は頬骨の影響もあり、紫外線によるシミができやすい箇所です。
紫外線を浴びる前、浴びた後のケアをきちんと行うようにしましょう。
日焼け止めは塗るだけではなく、きちんと落とすことも大切です。日焼け止めクリームはもちろんアイメイクやファンデーションをクレンジングでしっかりと落とし、オフ後の保湿ケアをきちんとすることで、落としきれていないメイクによる色素沈着を予防することにつながります。

(さらに…)

ひじ・ひざの「おばさん化」回避のために気を付けたいこと

顔に比べてお手入れの頻度が低くなりがちなのが「ひじ」や「ひざ」。
一方で半袖から見えるひじやスカートから見えるひざは、案外人から見られていて、思いがけず老けてみえたり、清潔感が欠けてみえてしまうこともあります。
カサカサや粉ふき、黒ずみなどの、ひじ・ひざの「おばさん化」を回避するために今のうちからできることをご紹介します。

ひじ・ひざの「黒ずみ」「カサカサ」「たるみ」の原因とは?

ひじやひざが「老け見え」する原因は大きく3つ、「黒ずみ」「カサカサ」「たるみ」です。

①「黒ずみ」
ひじやひざは、日常生活の中で「摩擦」のダメージを受ける機会が非常に多いパーツです。 デスクワークなどではひじをついて書類を書いたり、家事ではひざをついての拭き掃除など、堅いものと擦れることが多くあります。
また、服による摩擦も常にあり、デニムなど厚手の服による擦れはダメージも強くこれらの擦れや摩擦によって「黒ずみ」ができます。

②「カサカサ」「粉ふき」
ひじやひざは、顔などの他のパーツに比べて、「皮脂腺」が少なくなっています。
つまり元々、潤いを保ちにくく乾燥しやすいパーツということです。
それが、加齢や食生活によってさらに潤いを保ちにくくなることで、年々、「カサカサ」「粉ふき」のような乾燥状態になってしまいます。

③「たるみ」
ひじやひざは、曲げ伸ばしを非常に多く行うパーツです。
年齢とともにその伸縮回数がどんどん蓄積されていくことが、皮膚の「たるみ」の原因になります。その他、運動不足などで脂肪の蓄積や筋力低下が重なると、皮膚を支えることが困難になり、たるみを増長させることがあります。

カサカサ、黒ずみは、肌を守ろうとする「メラニン」「古い角質」

摩擦や乾燥や伸縮などの外部刺激やダメージから肌組織を守ろうとすることでひじやひざの皮膚では、変化が起こってきます。

①「メラニン」が発生する
メラニンは、紫外線を浴びたときに、肌を守るためにメラノサイトから生成されますが、
紫外線の他にも、摩擦や擦れなどの刺激によっても発生します。
メラニンは色素成分ですので、多量に発生することで色素沈着が起こり、黒ずみの原因となります。

②「角質」が分厚くなる
ひじやひざの皮膚は潤いを保ちにくく、水分蒸発を防ごうとして、角質を分厚くしようとします。
さらに、加齢などによりターンオーバーのリズムが長期化することで、古い角質がいつまでも剥がれ落ちずに表面に留まることで、表面の角質がめくれたり乾燥します。
これが、カサカサの原因です。

ひじやひざの老化は、これら「メラニン」「角質」が大きな原因であるため、
クリーム保湿やピーリングなどの表面的なケアだけでは、一時的な対処にしかならず不十分です。

カサカサ、黒ずみの解決のカギは、皮膚の「ターンオーバー」

カサカサ、黒ずみの原因「メラニン」「角質」にアプローチするためには、肌内部で肌が生成される段階からのお手入れをプラスするのがおススメ。
まず、「メラニン」は表皮の最も奥「基底層」で発生しますがダメージを受けることでさらに奥の真皮にまで蓄積されてしまうことがあります。
肌奥で出来てしまったメラニンをいつまでも肌表面に留まらせないためにも「ターンオーバー」のリズムを整えることが ひじやひざの「黒ずみ」解消につながります。

さらに、「ターンオーバー」が整うと、
保湿力のある新鮮な肌を維持しやすくなるので、古い角質がいつまでも留まることが減り、カサカサ解消にもつながります。

「ターンオーバー」のリズムを整えるためには
「水分」「肌弾力成分(コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなど)」「血行」の3要素を整える対策が効果的です。
特に、曲げ伸ばしの機会が多いひじやひざは、「コラーゲン」が不足すると関節や軟骨の老化にもなります。また、痛みなどのダメージにもつながるためコラーゲンの積極的な摂取が役立ちます。
内側へのアプローチが大切ですので、食事やサプリメントなどによるサポートが不可欠です。
保湿ケア、バスタイムなどでの保湿、脂肪をつきにくくする軽い運動に加え、
意識的に食事やサプリメントなどによる「メラニン」「角質」のお手入れをプラスしてみてください。

ダメージを受け続けるひじ・ひざのお手入れで清潔感のある若々しさを

ひじやひざは、潤いも維持しにくく、また常に動かしていたり衣服などによる摩擦が避けられないパーツです。
一度角質が分厚くなってしまうと、中々元に戻しにくいもの。取返しが付かなくなる前に、 肌生成(ターンオーバー)からアプローチするお手入れを日々意識して潤いと弾力のある肌を目指しましょう。

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メイク映えに必要なのは肌の透明感

ファッションに合わせたメイク、第⼀印象をアップするメイクなど、⼥性たちはより美しく魅せるメイク術の情報に敏感です。
ところが、アイメイクやリップなどの発⾊や、ファンデーションのノリや、メイクなじみがイメージと違っている…と感じることがあります。
その⼤きな原因の⼀つが「肌の透明感不⾜」。
明るくキレイな印象につながり、イメージ通りのメイクが映える「肌の透明感」を⼿に⼊れるためのポイントをご紹介します。

「透明感のある肌」ってどんな肌?

透明感のある肌の⽬安としては、

・⾒た⽬に明るさがある
・頬を指で押さえた時に艶⽟が出来る
・写真を撮った時に顔全体の⾊のトーンが均⼀
・疲れた印象に⾒えない
などが挙げられますが、もし当てはまらないものがあれば
それは透明感が失われているからかもしれません。

肌透明感を⼿に⼊れるための 2 つのポイント

透明感を失わせてしまう肌悩みの原因としては
「キメの乱れ」
肌表⾯の⾓質が乾燥していたり剥がれ落ちないまま分厚くなっている。
「⼩じわや深いしわ」
乾燥や表情筋の衰えによってシワとなり、影が出来て暗い印象になっている。
「くすみやクマ」
⾎⾏不良によって⽼廃物が溜まり、肌表⾯が⿊ずんで⾒える。

などが考えられます。
このような原因にアプローチするために気を付けたいポイントは2つです。
それは「肌⽔分量」と「⾎⾏促進」の正常化です。

①肌⽔分量
キメの乱れや⼩じわは、肌奥から乾燥した状態の時に起こりやすくなります。
肌細胞の⼀つ⼀つが潤いで満たされている時には、⽪膚を⽀える⼟台が整っているため、肌表⾯も平らでなめらかに保ちやすくなります。ところが、加齢や⾷⽣活の乱れ、紫外線、ストレスなどにより、肌奥がダメージを受けると、⽔分不⾜の状態になります。さらに肌の弾⼒を保つためのコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなども連動して不⾜してくるため、キメの乱れや⼩じわが出来てしまうのです。

肌⽔分量を保つために意識したいのが「モイスチャーバランス」です。
モイスチャーバランスとは、肌の「⽔分・脂質・天然保湿因⼦」のバランスのことで、この 3 つのバランスが整うことで潤いと弾⼒のある肌が維持できます。
特に乾燥肌タイプや敏感肌タイプの⽅はモイスチャーバランスが乱れやすいため意識的に補って肌の調⼦を整える必要があります。

②⾎⾏促進
透明感に⽋け、暗い印象を作る「クマ・くすみ」が気になる場合は、⾎⾏不良によって⽪膚のすぐ下の⽑細⾎管の⾎流が滞っている場合があります。
「クマ・くすみ」は、睡眠不⾜や疲労の状態の時に現れやすいのですが、最近では慢性的な「冷え」状態による⾎⾏不良が原因で、クマやくすみに悩む⼈が増えています。
⼿⾜の「冷え」に加え、⾃覚症状のない「内蔵冷え」と呼ばれる「隠れ冷え症」が増えているため、知らず知らずのうちに「クマ・くすみ」が出来やすい体質になっている場合もあります。
冷えの⾃覚がある、ないに関わらず、全⾝の⾎⾏を⾼めて、クマ・くすみの予防・解消を⼼がけましょう。

「肌の透明度」を⾼める⽣活習慣

肌の「透明感」は原因が分かっていれば少し⽣活習慣を改善するだけで⼿に⼊れることができますので、ぜひ取り⼊れてみましょう。
① 「肌⽔分量」を⾼める
化粧⽔など外側からだけの表⾯的な保湿だけでなく、肌の内側から⽔分量を⾼めるケアを取り⼊れましょう。
特に夏と⽐べて⽔分を摂る量が減りがちな冬は、意識的に⽔を飲むようにしましょう。
野菜にも多くの⽔分が含まれています。また、肌に必要なビタミン類も多く摂れるので、⽇頃から野菜を積極的に⾷べるようにすると肌⽣成に必要な成分も合わせて摂りやすくなります。
また肌細胞をハリのある状態にするために、コラーゲンを多く含む鮭や鶏⾁などのタンパク質もキメを整え⼩じわのない肌づくりに役⽴ちます。

②「⾎⾏促進」を⾼める
⾎⾏促進のためには体温を⾼めることが⼤切です。
体温を⾼めるために、半⾝浴などで体を⼗分に温めたり、寝る前のストレッチなどで筋⾁をほぐすことで⾎⾏促進を⾏いましょう。
また、腸内温度を⾼めることも⾎⾏促進には⽋かせません。
⽩湯やノンカフェインのお茶を飲むように⼼がけたり、体を温める⾷材や和漢植物を摂ることが内蔵冷えの予防にもつながります。
内臓から体温が温まると、免疫⼒のアップにもつながります。外部からの細菌やウイルスの侵⼊による肌荒れ予防も期待できます。


③顔の筋⼒を⾼める
年齢とともに低下する顔の筋⼒を鍛えると、ハリ肌を保つことができます。
筋⼒低下は深いしわや、⾎⾏不良の原因になります。
顔の筋⾁はいつからでも鍛えれば鍛えるほど筋⼒アップが期待できます。「あいうえお」と⼀⾔ずつ⼤きく⼝を動かしながら⾏う「あいうえお体操」や、「あっかんべぇ」と⾆をグッと伸ばすなど簡単な顔筋トレーニングを毎⽇の⽣活の中に取り⼊れてみてください。
その後に優しくなでるようにマッサージをしておくと、筋⾁の緊張もほぐれ、⾎⾏促進につながります。

透明感のある肌は、ダメージに強い肌

毎⽇のケアの積み重ねで⼿に⼊れる透明感のある肌は、⾒た⽬に美しいだけではなく、強さも兼ね備えた健康な肌で、
「乾燥」「紫外線」「細菌」などによる肌ダメージも軽減されます。
ファンデーションが均⼀にのり、リップやアイカラーなどメイクの発⾊もよくなる透明肌づくりで、なりたい⾃分を表現するメイクを楽しみましょう。

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シンプルスキンケアを実践する女性たちが注目すること

毎朝のメイク前のスキンケア、夜寝る前のスキンケア。どのくらいの時間をかけていますか?
年齢とともにスキンケアアイテムが増えてきた。
忙しいのにスキンケアに時間を取られる。
スキンケア用品にかけるお金もバカにならない。
あれこれスキンケアを重ねている割に理想の肌にならない。
流行りの断捨離ブームで「あらゆる無駄を省きたい」のはスキンケアも同じ。
実際にシンプルスキンケアなのに美肌を維持している女性たちもたくさんいます。そんな女性たちのケアの秘密に迫ってみましょう。

スキンケアに求める条件は?

私たちが普段からスキンケアを続けているのには、
「理想の肌を維持し続けるため」
「メイクをキレイに魅せるために肌を整えたい」などの理由があります。
さらに、「紫外線や花粉などから肌を守る」のもスキンケアの役割です。

つまりスキンケアには
①保湿
肌表面から水分を補給することで、乾燥する肌を潤して、カサカサや乾燥による小じわをふせぐ。
②保護
肌表面を水分や油分で覆うことによって、紫外線や花粉などが直接肌に触れるのをふせぐ。
③肌表面を整える
乱れたキメをクリームなどで整えることで、ファンデーションなどのノリを良くする。
などが期待されています。

そのため、乾燥や小じわ、肌老化などの肌の悩みに合わせて、タイプ別にスキンケアを追加していくようになり、結果、手元のスキンケアはどんどん増えていくばかりです。
具体的には
・肌が乾燥しやすくなる、潤いが減ってくる。
・小じわやしみが気になり始める
・疲れやストレスが肌荒れに直結しやすくなる
・スキンケアを怠るとメイクのりが悪くなるといった肌の悩みです。

シンプルスキンケアを目指すなら、「肌の悩み」を増やさないことがポイントと言えます。
肌悩みが増えていくというのは言い換えれば
「肌体力=肌力」が低下しているということです。

シンプルケアの美肌美女に学び、肌力を高めよう

シンプルスキンケアの第一歩となる「肌体力アップ」を目指すために参考にしたいのがミニマリストな女性たち。
モノや時間のムダを省くことで自分らしい快適ライフを送っている女性たちです。
ファッションも少ないアイテムで着こなしているのにカッコいい、そしてイキイキとして、肌も輝いて見えます。

「肌体力」を上げて美肌美女になるためには、
① 表面的な保湿・保護だけでなく「肌生成のしくみ」へアプローチする。
化粧水などによる保湿は、限られた範囲での潤いでしかありません。赤ちゃんの肌のように、内側から弾む肌を目指すには、肌を育てる「肌生成」を健全に維持することです。
肌は肌奥で誕生するため、内側から肌のための栄養成分を届けることが不可欠です。
ビタミンやコラーゲンなどの肌生成を助ける食べ物や飲み物を意識的に摂るようにしましょう。
②肌生成にアプローチする「ターンオーバー」のリズムを整える
肌生成は年齢とともに劣化します。それは肌の新陳代謝である「ターンオーバー」のリズムが乱れていくからです。
ターンオーバーには、女性ホルモンや食生活や睡眠やストレスなどいくつもの要素が関わっていますが、それらの老化によってそのリズムの維持が難しくなります。
ターンオーバーのリズムを整えることが出来れば、①のポイント「肌生成」も連動して高めることができます。

つまり、「肌体力アップ」への近道は「ターンオーバー」のリズムを整えることなのです。

無理のないターンオーバーのリズムでシンプルスキンケアへ

肌が誕生して剥がれ落ちていくまでの周期「ターンオーバー」。 20 代の頃には 28 日程度だったターンオーバーも年齢とともに長期化します。
30 代で約 40 日、40 代で約 55 日、50 代で約 75 日と驚くほどのスピードでその周期が乱れていきます。
肌が作られる真皮層で、次に表面へ現れてくる肌が作られない状態が長期間つづくと、その役目を終えた肌を守る力がない皮膚が肌表面でいつまでもがんばるしかなく、肌への刺激に耐えられなくなったり、潤いが逃げていくのを防げなくなってしまっているのです。
とはいえ、いつまでも 20 代の頃のような28日周期の肌のターンオーバーのリズムを維持することは現実的ではありません。
1.5 ヶ月~2ヶ月程度のターンオーバー周期に少しでも近づけるような肌づくりを目指すことをおススメします。 そうすることで、スキンケアの塗り重ねをしなくても健康的な肌を維持できるようになります。

さらに足し算のスキンケアではなく、引き算のスキンケアにすることで肌の負担も軽減し重ねていくスキンケアによる摩擦や不十分な洗顔による成分残りなどのリスクも減少し、元気な肌へのプラスのサイクルにもつながります。
またスキンケアもメイクアイテムもできるだけナチュラルなものを選ぶことで、肌への負担は軽減されます。
肌生成からアプローチする肌づくりでシンプルスキンケア美人を目指しましょう。

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優雅なツヤ髪を育てる近道ケアとは?

サラリと艶やかな美しい髪の⽑。
⼥性なら、いつまでも髪の印象は⼤切にしたいと願うものです。⾃分の髪質に合わせてシャンプーやリンスを選んだり、スタイリング剤にこだわったりして、ヘアケアを気にしているという⽅も多いのではないでしょうか。
でも、美しい髪の印象を維持するためのケアはそれだけでは⼗分とは⾔えないのです。
本当に健康で美しい髪を保つためにぜひ押さえておきたい、ヘアケアのポイントをご紹介します。

そもそも「髪の⽑」ってどう育つ?

多かれ少なかれ誰しもが遭遇する頭髪の悩みと原因は、⼤きく次の3つです。
① 「ヒョロヒョロと細い髪」
髪の⽑が⼗分に成⻑できないまま伸びている状態で、
「成⻑期」の期間が⼗分でなかったり、⽑⺟細胞が栄養不⾜の時に起こりやすくなります。
②「ペシャンコでボリュームがない」
⽑⽳の詰まりや汚れ、⽑⽳のたるみなどによって、髪を根本からしっかりと⽀えられていない状態で、 頭⽪の健康を保てていない状態の時に起こりやすくなります。
③ 「ツヤがない」
成⻑期から退⾏期にかけて、髪の⽑に⼗分な栄養や⽔分が届いていない状態で
⽑根そのものの栄養不⾜が影響しやすくなります。

これらの髪悩みは、その原因にアプローチし正常な「ヘアサイクル」を維持することが、解決への近道です。
「ヘアサイクル」と呼ばれる、誕⽣から脱⽑を繰り返す成⻑サイクルは、 ⼀般的に、

1サイクル約5〜6年と⾔われています。

「成⻑期」(約5年)
⽑⺟細胞から新しい髪の⽑が誕⽣し、太く⻑く成⻑していく時期

「退⾏期」(約2〜3週間)
髪の⽑の成⻑が⽌まり、脱⽑に向けて髪の⽑が⽼衰していく時期

「休⽌期」(約2〜3ヶ⽉)
成⻑が完全に休⽌し髪が⽣えているだけの状態で、⾃然と脱⽑していく時期

このように頭髪は常に 3 つの時期を交互に繰り返していて、健康な状態でも 1 ⽇に 100 本程は抜けるのが⾃然とされています。
ふんわりとハリ・ツヤのある髪を維持するためには抜け⽑だけでなく「ヘアサイクル」にも注⽬することが⼤切です。

美髪を育てるために必要な条件とは

髪の⽑は、頭⽪表⾯ではなく頭⽪の奥の「真⽪」にある「⽑⺟細胞」から誕⽣します。
そのためシャンプーなどの表⾯的なケアだけではなく、内側からのケアをプラスすることも重要な役割を担っています。
そこで、「頭⽪」と「ヘアサイクル」のケアで美髪を育てるポイントをご紹介します。

① 元気な⽑⺟細胞維持する
「⽑⺟細胞」に⼗分な栄養があると髪の⽑がしっかりと成⻑しやすくなります。
髪の⽑の成分の⼀つでもあるタンパク質「コラーゲン」が豊富にあると、⽑⺟細胞を活性化してくれ太い髪の⽑が育ちやすくなります。
またコラーゲンなどの栄養分を届けるためには⾎⾏が⼗分に整っていることも必要です。
頭⽪マッサージのような外部からの刺激はもちろん、⾷事などから摂取することを⽇頃から意識しておくと「ヘアサイクル」も整いやすくなります。

② 清潔な頭⽪づくり
洗髪後、髪をしっかりと乾かさないままで過ごしたり、汗をかいた後汚れが付着していたりする頭⽪では、成⻑期の髪の⽑にダメージを与えてしまい、ツヤを失ったり、枝⽑や切れ⽑などの原因にもなります。
また、シャンプーのすすぎ残しや、落としきれなかった強いスタイリング剤が頭髪に残った状態でいると、 頭⽪の汚れや、頭⽪のカビなどの原因にもなります。正しいシャンプーの⽅法やスタイリング剤の選び⽅も⾒直してみましょう。

③ 綺麗な⽑⽳維持
せっかく太く健康な頭髪が誕⽣しても、⽑⽳が汚れや⽪脂で詰まっていると髪の⽑が成⻑しにくくなり、根本からの髪の⽑の⽴ち上がりが弱くなったり、細くコシの無い髪になってしまいます。
頭髪だけではなく⽑⽳もしっかりと洗うようなシャンプーの仕⽅を意識するとともに、頭⽪の健康状態も意識しましょう。

⼩じわやたるみの原因も美髪づくりから

頭⽪の⽑⺟細胞に「⽔分」「肌弾⼒成分」「⾎⾏」が⼗分⾏き届いていると「ヘアサイクル」も整い、健康な頭⽪の⽬安でもある頭⽪のハリを保つことができます。
しかしながら、健康状態が良くなくハリのない頭⽪は、顔の肌と同様に⽑⽳のたるみにつながり、髪を根本から⽀えることができず、ボリュームのない髪の印象になってしまいます。
それだけでなく、ハリのない頭⽪は顔の⼩じわやたるみにも影響します。
ヒトの⽪膚は全⾝が⼀枚の⽪膚でつながっています。
特に頭⽪は顔より上にあるので、頭⽪がたるむと顔の⽪膚を引き上げる⼒も低下し⼩じわやたるみを引き起こす大きな原因となります。
新しい⽑髪は⽬に⾒えない頭⽪の奥で⽣まれます。
「⽑⺟細胞の環境を整える」「髪が成⻑しやすい頭⽪づくりをする」という内側からのケアを早めにスタートし
美しい髪だけでなく、⼩じわやたるみのない顔も⼀緒に⼿に⼊れましょう。

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乾燥だらけの冬こそ、潤い対策に力を

肌トラブルの大敵「乾燥」。特にこの季節の乾燥は気になるものです。
シワやたるみといった肌老化だけでなく、ピリピリするような肌荒れや、かゆみが起こる場合もあり、比較的健康な肌の方にもちょっとしたきっかけで肌トラブルにつながることが
あります。そうならないためにも取り入れたい冬の乾燥対策をご紹介します。

夏の乾燥と冬の乾燥はどう違う?

健康な肌の維持のため「乾燥対策」は季節を問わず気にしておきたいものですが、夏の乾燥と冬の乾燥では肌に与える影響に違いがあります。
① 夏の乾燥日本の夏は気温だけでなく湿度も高く、空気が乾燥しているというよりは
・紫外線によるダメージで肌が乾燥する
・エアコンの使用により乾燥するなど間接的な原因が肌を乾燥させています。
そのため紫外線予防のような外側からのスキンケアが欠かせません。
② 冬の乾燥
・空気中の湿度が低く乾燥している
・気温の低さや強い風によって肌乾燥がすすむ
・室内や移動中の車や電車などの暖房によって空気がさらに乾燥する・夏場に比べて水分不足になりやすく体の内側から乾燥しやすくなる
など、常に乾燥にさらされているうえ、肌の水分が蒸発しやすい状態になっているのです。
そのため、冬の乾燥対策では
「常に乾燥している空気に負けない肌体力を高めるケア」が必要です。

「インナードライ」状態の肌はどうなる?

冬の乾燥対策で高めたい「肌体力」のひとつが「モイスチャーバランス」です。
「モイスチャーバランス」とは、肌の「水分・脂質・天然保湿因子」のバランスのことを指し、このバランスが整っていると、肌水分が蒸発しにくくなり乾燥のダメージに負けない肌体力を維持できます。
ところが冬は、乾燥肌だけに関わらず「モイスチャーバランス」が乱れやすいため、
肌の内側から水分不足になる「インナードライ」状態になってしまいがちです。
そうすると
・肌のキメが乱れる
・小じわが増える
・かゆみや赤みなどの肌荒れが起こる
・肌の透明感が失われる
・スキンケアなどの刺激に反応しやすくなる
などの肌トラブルが起こりやすくなり、そのまま放っておくと肌老化が加速していきます。

冬の肌乾燥対策は「ダブルケア」がカギ

空気の乾燥という外側からのダメージと、インナードライによる内側の水分不足。
ダブルでダメージを受ける冬の肌には、
お手入れにも、外側からと内側からの「ダブルケア」を取り入れるのが効果的です。
まず外側のケアとしては保湿効果のあるスキンケアの使用、加湿器の利用、バスタイムの工夫などがあります。
ただこれらの外側からのスキンケアだけでは、一時的な対策でしかなく肌の潤った状態を維持するには不十分です。
そこでプラスするべき内側のケアとして
・水などの水分をこまめに飲む
・肌生成に必要なビタミンやミネラルなどのバランスが取れた食事をする
・体を温め血行を良くするなどが挙げられます。
さらに、飲み物や食事から積極的に水分を摂取しても、過剰な水分は体外に排出されてしまうため、
肌の水分保持のために、「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」といった潤い成分を高めるケアもプラスすることで、肌水分量が維持しやすくモイスチャーバランスの整った肌づくりがしやすくなります。

冬の潤い肌づくりはメリットがいっぱい

冬の乾燥対策をダブルケアで行い肌体力を高めておくと、ターンオーバーや肌生成など、肌細胞が正常に働きやすくなるだけではなく、夏の紫外線ダメージにも負けない肌づくりも期待できます。
肌が受けるダメージは、夏に受けた紫外線ダメージが冬の乾燥肌に影響するなど、良くも悪くも季節を超えて影響が続くものです。
ぜひ冬の肌づくりに真剣に取り組んで、どんな季節も満足できる肌の状態をキープする肌づくりを目指しませんか。

「コラーゲン」の本当の力を知っていますか?

「コラーゲン」と聞くと肌がプルプルになる!とイメージする方は多いのではないでしょうか?特に美肌づくりを目指す女性はコラーゲン情報に敏感かもしれません。
ところで「コラーゲン」が一体どんな成分で、体の中でどのように働いてくれているのか、本当に肌にプラスに働いてくれるのか、そんなコラーゲンの基本についてご存知ですか?今回は、女性が気になる「コラーゲン」について改めてご紹介していきたいと思います。

コラーゲンは「タンパク質」の一種

「コラーゲン」とは「タンパク質」の一種です。
「タンパク質」は「炭水化物」「脂質」とともに体に必要な三大栄養素です。
このタンパク質のうちのおよそ 3 分の1を占めているのが「コラーゲン」です。
タンパク質は、体のうち筋肉、臓器、肌、髪、爪などをつくり、ホルモン分泌や免疫物質の生成、さらに栄養素を運ぶ働きをしています。
タンパク質の一種であるコラーゲンも同様の働きをします。
コラーゲンは、「肌」を構成するだけではなく、骨、軟骨、血管壁などにも使われ、栄養の運搬、新陳代謝、ホルモンや免疫にも活用されています。

コラーゲンが不足するとどうなる?

全身に使われているコラーゲンは不足するとどうなるのでしょう。
① 肌の変化
コラーゲンは肌細胞の中で、ロープのように網目状に張り巡らされていて、肌の弾力を保つ役割をしています。
そのため、コラーゲンが減少すると弾力やハリを保つことが出来なくなり、シワやたるみの原因となります。
また、新陳代謝にも関与するコラーゲンが不足することで、シミや黒ずみの原因にもなります。
体内のコラーゲンの約 70%もが肌に存在するため、コラーゲン不足が肌老化につながりやすくなるのです。

② 骨・関節の変化
骨の約 20%、軟骨の約 16%はコラーゲンで構成されています。骨の成分であるカルシウムはコラーゲンに付着する形で存在しているため、コラーゲンが不足するとカルシウムを保持する力が低下し骨粗しょう症の原因になります。
また、軟骨のコラーゲンが不足すると関節のクッションが悪くなり軟骨がすり減ってしまうため、骨同士がぶつかることによる痛みなどが生じます。

③ 健康の変化
血管壁を構成するコラーゲンが不足すると、血管の弾力が低下し動脈硬化や高血圧などの病気の原因になります。
また栄養を運ぶ道である血管がつまると体全体が栄養不足になり免疫の低下などにもつながり、健康維持が難しくなります。

肌プルプルのためのコラーゲンは摂り方にコツがある

体全体にとって大切な役割をするコラーゲンですが、その約 70%が存在する肌への影響は大きくなりますので、 美肌維持にも欠かせないコラーゲンはぜひ積極的に摂り入れたいものです。
コラーゲンは食事やサプリなどから摂取できますが、美肌づくりのためには、その摂り方にコツがあります。
「コラーゲン」は、分子が大きい成分で他のタンパク質と同様に、口から摂り入れた後は、アミノ酸に分解されます。
そして必要な部位にて、アミノ酸が再合成されることで肌や関節や血管でコラーゲンの役割を果たします。
つまり、コラーゲンを摂る時には
「分子が小さいこと」
「再合成しやすいこと」がポイントになるということです。
サプリメントなどでは、「低分子」のコラーゲン配合などの工夫がされていますので、分子が小さいものを選ぶとよいでしょう。
そして見落としがちな「再合成」しやすさですが、コラーゲンがアミノ酸から再合成するのを助けてくれるのが「ビタミン C」です。
コラーゲン+ビタミン C の組合せで摂ることを意識することをおススメします。

上手に補って肌も体も若々しく

肌に良いという漠然とした「コラーゲン」のイメージだけではなく、正しいコラーゲンの働きを理解すると、コラーゲンの摂り方も上手になりそうですね。
肌老化だけでなく、体の老化を予防するためにも早めに積極的に摂り入れたいコラーゲン。
コツをおさえてぜひ効率的にコラーゲン効果を実感してみてください。

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減少する「女性ホルモン」を肌老化に直結させないコツとは

一生のうち、わずかティースプーン一杯分しか分泌されないとも言われる「女性ホルモン」。女性の人生は、女性ホルモンの影響を常に受けていると言っても過言ではありません。
「女性ホルモン」は、私たち女性のしなやかさや美しさ、そして健康状態を高めていくうえでとても大切なものです。しかしながら、女性ホルモンは、年を重ねるにつれて年々減少していきます。そして、この女性ホルモンの減少は止めることはできないのが女性ホルモンの 大の弱点でもありいます。
女性ホルモンの分泌のバランスが崩れはじめると、シワ・シミ・くすみなどの肌老化にもつながるため、女性ホルモンの減少、そして減少による影響を 小限に食い止めたいものです。どのような対策があるのか見ていきましょう。

「女性ホルモン」が減少するとなぜ肌が衰える?

「女性ホルモン」は「エストロゲン」と「プロゲステロン」の 2 種類がバランスを取りながら、女性らしい体をつくったり、月経、妊娠、出産などの際に働いています。
ところが 40 歳を迎える代頃から女性ホルモンは急激に減少を始め、脳からホルモンを分泌するように司令が出ているにも関わらず必要な分泌が出来なくなります。それでも脳は分泌を促そうとするため、脳と体と連動に混乱が生じ、様々な不調をもたらします。
女性ホルモンの減少によってあらわれる不調の一つつが、「肌」の若々しさの維持が難しくなることなのです。
女性ホルモンには「肌をつくる」働きがあり、特にコラーゲンやヒアルロン酸といった肌の弾力を保つために必要な美肌成分の生成に関与しています。
女性ホルモンが減少し、肌弾力成分が十分に整えられなくなることで
*ハリが失われる
*肌細胞が十分に成長できない
*ターンオーバーが乱れ肌表面がくすんだりゴワついたりするなどの肌老化に直結してしまうのです。

女性ホルモンの「代わり」になるものはある?

減少していく女性ホルモンをストップさせることはできません。
そのため、減少期には「女性ホルモンを補う成分の補給」と「減少による影響を軽減させること」に対する意識が必要になります。
女性ホルモンと似たような働きをする成分は、いくつかの食材などにも含まれています。大豆に含まれるイソフラボンについては、ご存知の方も多いと思いますが、その他にも、ザクロ種子やローヤルゼリーなどがあります。これらの他にもプラセンタやマカなどのように女性ホルモンの分泌を促すものもあります。
これらのような、女性ホルモンと似た働きのある素材を摂り入れるのと同時に、女性ホルモンの減少による影響を軽減させるためのお手入れもプラスする必要があります。

更年期障害に代表されるように、女性ホルモンの減少は、肌だけでなく体や心にも影響を与えます。特に「自律神経」が乱れることで、不眠など睡眠の質に関わる悩みを生じやすいのも問題です。
不眠による血行不良や免疫低下は、クマやくすみ、肌荒れをひき起こします。先に述べた女性ホルモンに似た働きをする大豆、ざくろ、ローヤルゼリーなどの成分を摂りつつ、「自律神経」をサポートするゴマ、ナッツ、アボカド、などの食材や冬虫夏草(とうちゅうかそう)などの和漢植物のドリンクやエキス、粉末などのサプリメントをプラスすると自律神経が整いやすくなり、 相乗効果につながります。

リラックスできるライフスタイルを工夫しよう

女性ホルモンが減少し始める 40 歳前後の女性たちは、子育てや仕事や介護など日々時間に追われている場合が多く、自分自身のためのケアが後回しになりがちです。
入浴時間や睡眠時間が十分にとれず、慢性的にストレス過多の状態の方が多くみられます。
女性ホルモンの減少により乱れやすくなる自律神経を整えるためには、「リラックス」の状態をつくることが不可欠です。
心、体ともに上手にリラックスできる時間を持つことで血行が良好になり、肌のターンオーバーや肌細胞の成長が整いやすく、女性ホルモン減少の影響を受けやすい時期であっても、肌状態をベストに保ちやすくなります。

「女性ホルモン」と「自律神経」を意識して、健康な肌づくりへ

女性の肌や体に大きな影響を与える存在でありながらも、その減少を止められない「女性ホルモン」。
減少の影響が出始めてからでは、ケアに着手するタイミングとしては少し手遅れです。肌体力があるうちに、ライフスタイルや食生活の改善を目指し、忙しい毎日の中でも、継続しやすいサプリメントなどを上手に取り入れたり、今回ご紹介した食材を積極的に摂ったりしながら、減少による影響をゆるやかにすることで、肌の急な衰えをできる限り回避し、美肌維持を目指しましょう。

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素肌美人が実践している、ある”コト”とは?

実際の年齢よりも若く見える素肌美人のスキンケアはとても気になります。
シミ・シワ・たるみが目立たず、明るく透明感のある肌は第一印象をアップさせ、若々しい印象を与えます。
素肌美人たちは、加齢や紫外線やストレスなどで老化を招く肌を、老け見えから守る秘密を持っているのです。それは、シミやシワの悩みに単独で対処するだけではなく、素肌の美しさを保っている女性たちが意識して実践していることでもあります。その、「あるコト」をお教えします。

素肌美人は「温める」ケアをプラスしていた

素肌の美しさは外見的な悩みが無いだけではなく、肌が健康的に育つ環境が整っていることも不可欠です。
そのために素肌美人たちが実践しているのが、体を「温めること」です。
朝起きてすぐ白湯を飲む、寝る前には体を冷やすカフェインなどを飲まない、入浴をシャワーですまさない、などの習慣を取り入れているのです。
美肌を育てるためには、「水分」「保湿力」「栄養」「血行」が十分に整っていなくてはなりません。そのためには体が正常に機能するのに必要な「体温」維持が必要となります。
体を「温める」ことは、体温維持をサポートすることで、美肌づくりに役立つのです。

体を温めるための 2 つのアプローチ

体を「温める」ためには、2 つのアプローチがあります。それは
「外から温める」ことと、「内側から温める」ことです。
入浴によって体を温めたり、衣服で体温を逃さないようにするのが「外から」温める方法で、
白湯や食べ物などの工夫によって内臓を冷やさない、また体が自らの力で熱を生産するようにするのが「発熱による内側から」のケアです。
「外からの温め」は、
比較的簡単な方法でに体温を高めたり、逃さないようにしてくれる一方で、体の約 60%を構成している水分(体液)には時間が経つと冷えてくるという欠点があります。
「それに対して、内側からの温め」は、
血行を良くしたり、筋肉を活性させることによって発熱しやすい体づくりができる一方、変化を実感するまでに時間がかかるという欠点があります。
素肌美人を目指す上でおススメなのは、「内側からの温め」です。

「内側からの温め」が肌にくれるメリットとは?

「内側から」のケアは、長期的に美肌づくりができるため、ターンオーバーをはじめとする肌生成に必要なリズムを整えやすくなります。
それ以外にも、
*血行がよくなることでクマ・くすみが出来にくくなる
*顔の筋力が維持しやすくなりシワ・たるみが出来にくい
*老廃物を流しやすくなり、むくみ解消や、肌色を明るく保ちやすいなどのメリットがあります。
そのためにも、白湯などだけではなく、体をあたためてくれる食材を積極的に取り入れることが有効です。


季節に合わせて、秋から冬の間が旬の体を温める性質を持つショウガや根菜類などに加え、冬虫夏草(とうちゅうかそう)など血行を良くする和漢植物やハーブを取り入れることもおススメです。

一石二鳥の「温め」ケアで、素肌美人になろう

体を内側から温めることで、腸内環境も整いやすくなり、お通じ改善などによる美肌効果もバツグンです。腸は体 大の免疫器官とも呼ばれ、免疫力アップは肌のバリア機能を高めることにもつながります。
シミ・シワなどに個別にアプローチするスキンケアだけではなく、内側から温め
るケアをプラスして、明るい顔色でハリのある素肌美人を目指してみませんか?

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小顔への鍵は、「たるみ」「ほうれい線」対策にあり

老け見えの原因でもある顔の「たるみ」や「ほうれい線」は、フェイスラインを崩し、輪郭をぼやけさせて顔を大きく見せたり、太って見えたりする原因です。
知らず知らずのうちにたるんでいく肌を、キュッと引き上げるために必要なケアをご紹介します。

あなたのフェイスラインを知っていますか?

毎日のメイクやスキンケアの際、シミや小じわは比較的気が付きやすいのに対し、変化を見落として手遅れになりがちなのが「フェイスライン」です。
崩れてくるフェイスラインのお手入れをする前に、まずは、本来のフェイスラインの位置を確認してみましょう。

『フェイスライン』チェック
*1~2年前の写真より顔が大きく見える
*顎から耳に向かって肌を押し上げた時に余分な肉が持ち上がる
*「い」の口をした時に頬が重く、持ち上がりにくい
*「お」から「う」の口に動かした時にフェイスラインがスッキリ見える

これらの項目が当てはまる場合は、「たるみ」や「フェイスラインの崩れ」が起こっていることが考えられます。
顎から耳に向けフェイスラインを触ってみると骨格を感じますが、このラインこそが本来のフェイスラインです。
このラインと普段のフェイスラインに差がある時には、1 日でも早くお手入れを始めるようにしましょう。

「たるみ」の原因にアプローチするセルフケア

「たるみ」やフェイスラインの「崩れ」につながる原因は大きく 2 つ挙げられます。それは
「皮下脂肪」と「弾力不足」です。
まず「皮下脂肪」ですが、体と同様に顔にも皮下脂肪があり、若い頃は代謝も良いため余分な皮下脂肪は燃焼されていても、加齢と共に代謝低下が起こり少しずつ皮下脂肪が蓄積されていきます。
溜まった皮下脂肪の重さを支えきれずにブルドック顔のような「たるみ」ができてきます。
さらに「弾力不足」によって肌細胞のハリが失われ指で頬を押しても跳ね返すような弾力がなく、肌がしぼんだようになりフェイスラインの「崩れ」につながります。
これらの原因に適切にアプローチすることができれば、効果的な「たるみ」対策が可能です。
お手入れのコツは「代謝アップ」と「ハリ成分補充」です。
年齢と共に低下しやすい代謝は、「血流」や「筋力」を高めることで、急激な低下を抑えることができます。


「顔の筋トレ」などは日常のわずかな時間でも取り入れられて、鍛えることで何歳からでも筋力アップできるので、ぜひ取り入れてみてください。
「ハリ成分」は、食べ物やサプリメントなどで、積極的に内側から届けてあげることが効果的です。

皮膚・筋肉・血液に欠かせない「コラーゲン」で内側から押し上げて

「ハリ成分」の中でも、積極的に活用したいのが「コラーゲン」です。
肌の弾力アップに役立つだけでなく、筋肉や血液にも存在しているコラーゲンを補ってあげることで、「筋力アップ」にもプラスに働くからです。
肌がしぼんだようになる“フェイスラインの「崩れ」”は、単に保湿だけでは改善が難しく、補給した水分を保持できるような肌細胞を育ててあげることが大切です。
代謝が低下する大人の肌には、低分子でスムーズに肌に届きやすいコラーゲンを、上手に取り入れるのも手軽でおススメです。

重力に負けない肌づくりでスッキリ小顔へ

冷え体質の方などは、血流の悪さから老廃物が速やかに流れずに滞り、「むくみ」の状態となります。それが、たるみの原因になる場合もあります。
「たるみ」やフェイスラインの「崩れ」を改善するだけで、小顔効果を手に入れることができます。
「代謝」「筋力」「ハリ」「血流」と、複合的な原因でたるむ顔のケアは、ポイントをおさえながら早めに対策をとることが確実に結果につながります。
ぜひ、毎日のちょっとした努力で簡単にはじめられる根本ケアからはじめてみましょう。

「45 日周期」でつくる大人の美肌!

肌体力、筋力、免疫力、ホルモンバランスなどが低下しはじめる 40 代前後になると肌の基礎体力も低下します。年齢とともに衰えていく肌体力と上手につきあっていけるかどうかで、5 年後 10 年後に大きく差が開いてしまうものです。
低下していく要素を全てにおいて十分なお手入れをするのは相当大変なので、あきらめてしまいがち。しかし、ターンオーバーを優先的に意識することで全体的な効果が期待できます。今回は、「ターンオーバー」のリズムの整え方に注目してみましょう。

大人の美肌づくりが目指すターンオーバー周期は?

心身ともに元気な 20 代の時には約 28 日周期で新しい肌を誕生させている「ターンオーバー」は、加齢やホルモンバランスの乱れが原因で、30 代で約 40 日、40 代で約 55 日とその周期が長期化してリズムが乱れ、若々しい肌の維持が難しくなります。
ターンオーバーを整えるというと「周期」にばかり目が行ってしまいがちですが、実は、「十分に成長した肌細胞」を代謝させることこそが、肌体力のある美肌につながるのです。そこで、大人の美肌を目指すときに目標としたいのが「45 日周期」のターンオーバーです。
45 日周期は 30~40 代頃の一般的なターンオーバーの周期です。この年齢の肌状態を 50 代以降でも維持できれば、若見えにもつながります。

ターンオーバーを乱す 3 大原因

具体的にターンオーバーを乱す原因についてみてみましょう。大きく 3 つの原因が考えられます。
①「女性ホルモンの減少」
月経時期に肌荒れやニキビができやすいという方もいるように、女性ホルモンのうち「エストロゲン」は「美肌のホルモン」とも呼ばれ、肌の水分量やコラーゲンの生成に深く関与しています。ターンオーバーに必要な水分量が不足したり、肌のハリ維持に必要なコラーゲンが不足すると、健康な肌細胞の成長が遅くなり古い皮膚との入れ替わりであるターンオーバーが乱れていきます。
②「血流不足」
幾重にも層をなしている肌細胞のターンオーバーは、表皮の も奥にある「基底層」で細胞分裂を行い肌生成をしていて、基底層のすぐ下にある「真皮」に張り巡らされている毛細血管から細胞分裂に必要な栄養を受け取っています。
ところが、真皮の毛細血管の血流が不足すると、基底層の機能が低下してしまい、肌細胞の誕生が妨げられます。基底層から押し上げてくる肌細胞が滞ることで肌表面の古い皮膚はいつまでも剥がれ落ちずに滞留し、くすみやシワなどの原因になります。
③「乾燥や紫外線によるダメージ」
紫外線を浴び過ぎると、肌が乾燥しますが、紫外線は、肌の奥も乾燥させてしまいます。肌の内側が乾燥すると、肌細胞が十分に成長しないままターンオーバーが行われる場合があります。
そうすると、肌のバリア機能やハリが十分に整っていない状態の肌が表面に持ち上げられ、乾燥によるシワがあらわれやすくなったり、外部刺激に弱い不健康な肌が作られてしまいます。

「45 日周期」をキープするためのコツ

肌体力のある肌づくりを目指す大人肌のためにも、ターンオーバーを乱してしまう原因を改善することを日々意識しましょう。
・女性ホルモンのバランスを取るため必要な自律神経を整える
・全身の血流促進につながる食事や生活を心がける
・毎日の乾燥や紫外線対策を行うなどがポイントです。
特に「自律神経」を整える生活は、美肌だけでなく健康維持にも役立ちますので積極的に改善しましょう。
自律神経を整えるには、
・ビタミン B6 などのビタミン B 群や葉酸を含む食材を摂る
・就寝、起床のリズムを乱さない
・ぬるめのお風呂につかる
・体に優しい和漢植物などでサポートするなどの方法があります。
巡りの和漢と呼ばれる冬虫夏草(とうちゅうかそう)は、自律神経や睡眠ホルモンなどにアプローチする成分を含むといわれていて、バランスを取りにくい現代生活に優しい自然素材です。

大人の肌作りの基本「リズム」と「十分な成長」を大切に。

シミ・くすみ・シワ・フェイスラインの崩れなど、肌悩みの大きな原因となる「ターンオーバーの乱れ」。ターンオーバーを整えることは、内側からアプローチする肌づくりなので早い実感は得られにくいかもしれません。しかしながら、ターンオーバーは着実に年齢とともに乱れてしまうものです。
ダーンオーバーは、早すぎても遅すぎても肌老化につながります。「45 日周期」という無理のない「リズム」と、栄養や水分が整う「十分な成長」を意識して少し先の肌づくりのために焦らずケアを続けていきましょう。

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「背中のブツブツ」を撃退する方法とは?

毎日肌のお手入れをがんばっていても、見落としているスキンケアがあります。
背中がその一つ。自分で見えにくく、ついケアを怠りがちですが、街中やオフィス、温泉などで案外視線を浴びているパーツです。今回は気になる「背中のブツブツ」の原因と対策についてご紹介します。

「背中のブツブツ」の原因は?

背中のブツブツといえば「背中ニキビ」によるものがほとんどです。その他にも、粉瘤(ふんりゅう)や角化などもありますが、今回は「背中ニキビ」によるブツブツについて見ていきます。
背中は、顔と同様に皮脂腺が多いパーツであるため「脂性肌」の状態になりがちです。
乾燥肌の人よりも脂性肌の人の方が顔にニキビが出来やすいのと同じように、肌質によって背中のブツブツが出来やすい人とそうではない人がいます。
ただ大人になって出来る背中のブツブツは、肌質だけではなく、過剰な皮脂分泌、汚れ、真菌と呼ばれるカビなどが原因になることもあります。
ケア不足で長年の皮脂や汚れが蓄積してくると毛穴詰まりの状態となり、
若い頃には気にならなかったブツブツが気になり始めるのです。

乾燥も脂性も「水分バランス」がカギ!

過剰な皮脂が大きな原因である背中のブツブツ対策は、皮脂を落とすケアをするだけでよいのでしょうか?
実は、背中のブツブツ対策のポイントは「水分バランスを整える」ことなのです。
肌が脂性になるのは、皮脂分泌が多いだけでなく、水分不足で皮脂量のバランスが崩れている場合があります。さらに、加齢とともに肌が乾燥しやすくなるため、皮脂過多で「水分不足」の状態になり、ブツブツが出来やすくなるのです。また皮脂を落とそうと洗浄力の強い石鹸で体を洗っていると、かえって肌の乾燥につながってしまうので要注意です。

与えた水分をキープする力を衰えさせない

水分保持できている肌は、肌のバリア機能が高くなるため空気中のホコリやカビによるダメージも受けにくく、背中のブツブツの予防にもつながります。
背中は手が届きにくいため、ケアが後回しになるのも理由の一つ。
背中の保湿対策としては、
*保湿成分を含むボディソープを使う
*背中に流れてくるためシャンプーなどの品質にも気を付ける
*ボディクリームを使用する
*紫外線対策を行う
等が挙げられます。

いずれにしても外側からだけでは、大人の背中ケアには不十分です。
水分を内側から補うコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを整えるインナーケアもおススメです。
ゼラチン質の食材、例えば鶏の皮や軟骨、鮭、豚バラ、エビ、フカヒレなどはコラーゲン豊富なものとして知られています。食材選びの際に意識してみてください。
また、今は質の高いコラーゲンやヒアルロン酸などのサプリメントも数多く販売されています。品質、実感、コスパ、などを見極めて選ぶのもいいですね。
また背中は、紫外線や衣服の摩擦などでもダメージを受けています。恒常的に皮下の血流を整えてあげることも水分保持をサポートしやすい肌づくりのポイントです。
入浴はシャワーで済ませずに湯船につかる、首回しや方回しなどのストレッチを行うなど、首回りを温める習慣を取り入れたり、血流促進に役立つ食材やサプリメントを取り入れてみてはどうでしょうか。

背中のブツブツには根本からの対策で全身を美肌へ導きましょう

スマホやパソコン作業の時間が長く姿勢が悪い状態が続くことも血流不良になり、毛穴詰まりの原因となります。日常の姿勢も改善しながら、背中の水分バランスを整えることに気を付けて背中のブツブツをきちんとケアしていきましょう。

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シワの最大原因「紫外線貯金」

夏の肌ダメージで特に気になるのが「紫外線」です。紫外線を浴びすぎると「シミ」「日焼けによるくすみ」などにつながることを心配しますが、実は、夏の肌ダメージは将来の「シワ」「たるみ」の原因にもなることをご存知ですか?それがいま、肌老化の原因と言われている“蓄積される紫外線”、いわゆる「紫外線貯金」なのです。

紫外線「UVA」と「UVB」とは?

太陽からの紫外線には3つの種類があります。
紫外線は、光線の波長の長さによって「UVA 波」「UVB 波」「UVC 波」の 3 種類に分類されていて、大気圏を通って地球まで届いているのは A 波「UVA 波」と B 波「UVB 波」になります。

私たちの肌が褐色の色になる “日焼け”は、「UVB 波」による影響です。
・UVB の特徴
UVB は、紫外線の中でもほんの少しの割合しか占めていない少量の紫外線のですが、短時間で「サンバーン」と呼ばれる、肌を赤くする性質があります。肌が赤くなってその後むけてしまう「火傷」状態になるのが UVB 派の特徴です。

そして今回注目したいのが「UVA 波」によるダメージです。
・UVA の特徴
UVA は、全紫外線の約9割を占めていると言われていますが、非常に弱い紫外線です。そのため気付かないうちに浴びてしまうことが多く、紫外線対策も手を抜いてしまいがちになってしまうケースが多いやっかいな紫外線と言えます。
UVA は、直射日光だけでなく窓ガラスを透過したり、空気中に漂っているため、室内や日傘の下にも届きやすいのが特徴です。直射日光を浴びていなくても紫外線を浴びている状態になってしまうです。
このように、日々の生活の中で気づかないうちに浴びている UVA は別名「生活紫外線」とも呼ばれています。
また、肌を赤くする UVB は肌表面までにしか届きませんが、UVA は肌表面だけではなく、真皮にまで届いてしまいます。そのため、UVA は肌の奥の組織にもじわじわとダメージを与えてしまうのです。

「UVA=生活紫外線」による紫外線貯金が肌リスクに!

毎日普通に過ごしているだけでも浴びてしまうUVA による肌への影響は、美肌維持をする上で無視することはできません。
まず、真皮まで届くUVA は、表面的な対策が難しいというのが最大の問題です。
真皮には毛細血管やリンパが流れていて、肌のハリや弾力に関与するコラーゲンやエラスチンなどが存在しています。この弾力成分は紫外線に弱いという特性を持っているため、 UVA を浴び続けると、肌のハリが失われ、「シワ」や「たるみ」の原因につながってしまうのです。
また、UVA は肌細胞が生まれ変わるターンオーバーのリズムを乱し、メラニン色素が過剰につくられて「シミ」「くすみ」の原因にもなります。
「シワ」「たるみ」「シミ」「くすみ」といった、肌の老化を早めてしまう、UVA による
「紫外線貯金」はできるだけ早いうちから十分な対策をとることが大切です。

“紫外線ブロック”+“吸収した紫外線”対策が重要ポイント

「紫外線貯金」は、陽射しを浴びた時にだけお手入れするだけではなく、紫外線が内側に溜まっていくことによるダメージをケアすることがポイントになります。

*紫外線によって乾燥する真皮の水分バランスを整える
*ターンオーバーを整える日頃からの対策を取り入れる
*真皮に栄養や肌弾力成分を届ける
この 3 つを意識したケアが効果的です。

これらの3つの紫外線貯金対策を行うためには、直射日光が当たらない室内にいる時でも紫外線をブロックする効果のある UV ケアを意識したメイクベースに加え、「内側」から紫外線貯金のダメージにアプローチすることが欠かせません。
紫外線貯金によって大きなダメージを受けコラーゲンを補う食事やサプリメントを日常にプラスしましょう。
これら3 つのポイントをおさえて紫外線貯金への対策を心がけると美肌を維持しやすくなります。

紫外線を溜めない、紫外線貯金のない肌づくりを目指そう

UVA によって真皮につくられるメラニン色素は、ターンオーバーの周期を正常化させて肌表面に送り出し、アカとして落とすことも重要です。
20 代の時には28 日で生まれ変わっていた肌細胞生成の周期(ターンオーバー)は、40 歳代になると生まれ変わるのに約 55 日もかかってしまいます。そのため、30 歳、40 歳…と年齢と比例して肌にメラニン色素が長期間溜まった状態になります。
また、肌の奥にまで届いた紫外線は細胞をサビさせてしまいます。細胞のサビは体の酸化につながり健康的にも悪い影響を与えてしまうことがあります。
肌にも体にもダメージを与える紫外線貯金を速やかにリセットするためにも、夏の間だけに限らず肌細胞が生まれ変わる“ターンオーバー”を整えることを意識して紫外線への対策を続けるようにしましょう。

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見られてる「膝のガサガサ」!分厚い角質を改善する方法

美肌づくりやメイクを工夫して、ぱっと見の印象をよくしようとがんばっていても、首・デコルテ・手などで「年齢がバレる」と言われることがあります。
特に見逃しがちなのが「膝」の肌年齢。気付かないうちにガサガサしてきたり、たるみや黒ずみが出来てしまっていたり、清潔感が無く老けて見える原因になります。露出が増える夏だけでなく日頃からしっかりとケアをしていきましょう。

膝が老けて見える3大原因とは?

毎日スキンケアを続けている顔と比べて、意識が低くなりがちな膝の「ガサガサ」「たるみ」「黒ずみ」を引き起こす原因を見ていきましょう。
「膝のガサガサ」の原因は大きく3つ考えられます。
1.乾燥
顔と同じように膝の皮膚も乾燥すると、バリア機能が低下し保湿力が低下します。潤い不足になることで「ガサガサ」の皮膚になったり、粉をふいたようにカサついたりするのです。
2.摩擦
デニムやパンツなどの衣服による「擦れ」「摩擦」が長年続いている膝は、堅い生地によって傷つき、皮膚のキメが乱れています。また家事などで膝をつくことも多いため接触によるダメージも長い年月をかけて蓄積されています。「摩擦」を受け続けることで膝の「黒ずみ」や「乾燥」の原因になるのです。
3.代謝低下
膝は、ひじやかかとなどと同様に皮膚が厚いパーツでもあります。皮膚のターンオーバーによって、表面の角質はアカとして剥がれ落ちていくのですが、ターンオーバーの周期は年齢とともに長くなりリズムも乱れがちです。同様に、代謝も低下するため筋力や血流も悪くなり、「たるみ」「むくみ」「黒ずみ」の原因になります。
また、ターンオーバーの周期が長くなり剥がれ落ちずに蓄積された角質は分厚く、キメも乱れた状態になるため「ガサガサ」した肌触りになります。
つまり「膝」をキレイに保つためには、
「潤いを保つ」「擦れから守る」「古い角質を除去する」「たるみを解消する」ことが大切だということがわかります。

「ガサガサ膝」対策は、今すぐスタート!

黒ずんだ膝が気になり始めてから慌ててゴシゴシと洗ったり、ガサつく肌を擦り落そうとしたりしてしまうかもしれませんが、
その対策方法が膝ダメージの原因にアプローチできるケアになっていなければ効果的とは言えません。
ガサガサ膝のケアで人気の方法としては
① ボディクリームなどを塗って保湿する
② ピーリングで角質を落とす
③ マッサージやストレッチなどでたるみ対策
などがあります。
これらは、一つ一つの原因にアプローチしながらケアできる対策方法なので、専用のお手入れ商品やグッズも店頭に多く並んでいます。

「ガサガサ膝」のセルフケアで気を付けたいこと

角質が分厚くなり乾燥している「ガサガサ膝」へは、実は複合的にアプローチする必要があります。
「乾燥」「摩擦」「代謝」の3つの原因が絡みあってしつこいガサガサ膝になっているため、個別にアプローチする方法は一時的なものでしかないのです。
また、セルフケアはやり方を間違えるとかえって肌にダメージを与えてしまいます。
例えば、ピーリングで古い角質を落としてキレイになった膝を見て満足しがちですが、ピーリング後の保湿をしっかりしておかないと、かえって乾燥したり摩擦ダメージを受けやすくなるなど、セルフケアには落とし穴もあります。

隙のない全身の肌づくりで、夏のオシャレを楽しもう

ピーリング+保湿+ストレッチと丁寧にケアをしていくことで、キレイな膝は手に入れられますが、根気も時間もかかります。
ガサガサ膝のお手入れを、効果的にサポートするものとして、体の内側から保湿力を高め代謝アップさせる食事やサプリを取り入れることもおススメです。関節や筋肉にも関与する「コラーゲン」は保湿美容成分で、ガサガサとたるみケアを助ける成分として注目しても良いでしょう。
膝のガサガサや黒ずみは、気になってから慌ててケアを始めるのではなく、外側と内側からのお手入れで相乗的にキレイな膝を目指し、ぜひ夏のオシャレを楽しみましょう。

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UVケアだけでは足りない!夏の頭髪の紫外線対策とは

日差しが強い季節になり、肌だけでなく髪のUVケアも気になります。特に夏は紫外線に加え汗による頭髪へのダメージもプラスされるため、毎日のヘアケアがきちんとできているかどうかで、ハリやツヤのある若々しい髪を維持できるかどうかに差がつきます。夏のダメージによる髪の老化を防ぐためにおススメのヘアケアについてご紹介します。

紫外線・汗がもたらす夏の頭髪ダメージ

夏の頭髪への2大刺激となる「紫外線」と「汗」は、髪のハリやツヤを失うだけでなく、何もしないでいると将来的には薄毛や抜け毛の原因になってしまう可能性も。夏の頭髪ダメージの原因を知って、正しいケアをすることが大切です。

①「紫外線」によるダメージ
顔よりも紫外線を浴びやすい髪ですが、日焼け止めを塗ったりメイクをする顔と比べると無防備となっています。紫外線は空気中に漂っているため帽子や日傘では防ぎきれず、紫外線を浴びた髪は、「キューティクルが剥がれる」「髪の水分を失う」などのダメージを受けています。
日々の整髪料やカラーリング、パーマなどで日ごろから負担を受けている髪は、さらに紫外線によってキューティクルや水分を失うことで、パサついたり切れ毛が出来たり、髪が脱色しやすくなります。
紫外線は、毛髪だけでなく頭皮にも直接届くため、頭皮の乾燥や髪を誕生させている肌奥の毛母細胞もまたダメージを受けています。根本からダメージを受けた髪はコシがなくなりふんわりとせずペシャンコの印象の髪になる原因になります。

②「汗」によるダメージ
気温が高い夏は汗をかきやすく、特に毛穴の多い頭皮は全身の中でも汗によるダメージを受けやい状態です。
実は、汗の問題は汗をかくこと自体よりも、汗をかいた状態を放置することです。でベタついた頭皮には汚れやアカが付着しやすく、毛穴詰まりの原因になります。毛穴が詰まると健康な髪の伸長を妨げられ薄毛や抜け毛につながってしまうのです。
また汗で湿度が高くなった頭皮は、雑菌やカビが発生しやすい環境です。湿度が高い状態はかゆみやフケの原因にもなります。

①「紫外線」によるダメージ、②「汗」によるダメージの他にも夏の頭髪は、ベタつく汗を落とそうと過剰にシャンプーをすることで、「摩擦」「乾燥」「シャンプー残り」などのダメージを与えるリスクがあります。

頭皮・毛髪をつくる「タンパク質」で髪そのものを育てる!

「キューティクルの剥がれ」「頭皮、毛髪の乾燥」「毛穴詰まり」「雑菌」など、夏の季節特有のダメージに負けない頭髪を維持するためには、健康的な「髪そのもの」を育てることが近道です。
髪の成長には「ヘアサイクル」と呼ばれる成長の流れがあります。
「ヘアサイクル」とは、髪が誕生してから抜け落ちるまでの成長過程のことで、
新しい髪が毛母細胞から誕生して育つ「成長期」、髪の成長が止まりだす時期「退行期」、成長を終え抜けるのを待っている「休止期」の3つの周期になっています。
正常なサイクルであれば「成長期(約2~6年)」→「退行期(約2週間)」→「休止期(約3~4ヶ月)」というリズムですが、紫外線をはじめとするダメージや加齢によってこのサイクルが乱れると、「健康な髪」が育ちにくくなります。


健康な髪を育てるためにはしっかりと髪の毛を作る栄養成分を摂ることが重要で、食生活は健康な髪には欠かせないのです。髪に良い食材としてワカメや昆布やヒジキなどが挙げられます。さらに夏のダメージに負けない髪を根本から育てるには「ヘアサイクル」に関与する栄養をしっかり摂らなくてはなりません。
そこで注目なのが「タンパク質」です。
「タンパク質」は毛髪や頭皮の主成分で、不足すると「ヘアサイクル」の乱れにつながります。肌に役立つコラーゲンもタンパク質の一種で、頭皮にももちろん役立ちます。
タンパク質は、食事からの摂取が大前提で、肉や魚などを食事から積極的に摂るようにしたいものです。コラーゲンを含むタンパク質は、毎日の食事からだけだと不足しがちです。手軽でカロリー管理もしやすいサプリメントの活用もおススメです。

夏の髪ダメージ対策でハリツヤ髪へ

夏の季節は、蓄積されやすい紫外線ダメージや、毛穴詰まりを意識しましょう。また、健康な髪そのものを育てるために、「タンパク質」を上手に取り入れて髪を成長させ、ダメージに負けないハリツヤ髪のキープを目指しましょう。

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第一印象を上げる「くすみ肌」対策

シワ・たるみの悩みに加えて、加齢とともに気になってくるのが20代30代と比べて肌の色がくすんでくることです。
「疲れて見える」「怒ってる?と聞かれる」「年齢より老けて見られる」と、見た目の印象にも影響するのが肌のくすみです。特に目の下や頬のあたりのくすみや影は、肌全体の透明感を失わせて老け見えに直結します。
メイクでも隠しにくい「肌のくすみ」を上手にケアする方法をご紹介します。

「くすみ」はどうして出来る?

顔色が暗く見える「くすみ」の原因は大きく3つあります。原因とその理由を見てみましょう。

1、「血行不良」による血色の悪さ
冷えやむくみを感じやすい体質の方や、加齢とともに巡り力が低下している方は、体全体が血行不良になりがちです。特に皮膚が薄い顔の肌は血行不良の状態が透けて見えるため、くすみやクマとして現れます。
また血行不良だと、細胞に栄養が十分に届かず健康な皮膚細胞の生成を妨げることにもつながります。
2、代謝低下によるターンオーバーの乱れ
代謝が低下すると皮膚のターンオーバーが乱れ、古い角質がいつまでも肌の表面に残ってしまい、くすみやゴワつく肌の原因になります。
3、筋力低下によるたるみと皮下脂肪の蓄積
顔の筋力は加齢とともに低下します。皮膚の重さを支えられずにたるみやシワが出来、その影がくすんで見える原因になります。また筋力低下は代謝低下にもつながり、皮下脂肪を溜めやすくなり、血行不良の状態を引き起こします。

くすみ解消におススメのセルフケア

くすみの原因となる「血行不良」「代謝低下」「筋力低下」を改善するためには、日常的なセルフケアが欠かせません。自分でできるくすみ対策としては主に下記の3つが有効です。
1. フェイスマッサージをする
2. 体を冷やさない工夫をする
3.表情筋をしっかりと動かす(トレーニングをする)
これらを毎日意識していくことで、「くすみ」にくい肌づくりができます。しかし自己流のマッサージでかえってシワが出来てしまったり、忙しくて続けられなかったりと中々難しいものです。
そこでおススメなのが根本からのくすみ対策です。

加速する「くすみ」のスピードに負けない体質へ

3つのくすみの原因の他にも、加齢とともに骨が細くなることで骨格自体が弱くなり、
影やくすみが出来てしまうなど、「くすみ」を加速させる原因はあちらこちらからやってきます。化粧水や美容液など外側からの保湿や、ファンデーションやメイクでの一時的な対処では限界があります。
「血行不良」「代謝低下」「筋力低下」の対策に最も役立つのは「巡り力」です。
血液の巡りを順調に維持するためにも、食べるものや飲むもので内側から巡りを高めることを意識して、くすみの加速を軽減させましょう。
「くすみ肌」対策には、食生活に加え体をポカポカと温めてくれる素材やサプリメントを積極的に取り入れることも効率的です。

透明感のある美肌づくりで、マイナス年齢印象を手に入れる

年齢よりも若々しい印象をもたらす「透明感のある肌」を目指すなら、内側から透明感を放つ肌づくりを積極的に取り入れるのが効果的です。年々低下するターンオーバーも整うため、肌悩みを総合的にケアできるのも大きなメリットです。
くぼんで見える目元、コケて見える頬、ゴワつく肌、を解消して透明感のある肌づくりを目指しましょう。
ストレスや喫煙や飲酒、睡眠不足も血行不良の原因になりやすいので、生活リズムも一度チェックしてみましょう。

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40歳からの肌不調はなぜ起こる?

ストレスを感じると肌荒れが起こったり、気分が落ち込んでいる日に肌がくすんで見えたりすることはありませんか。女性の肌は心の影響も受けやすいものです。
特に年齢を重ねるにつれ「心と肌のバランス」を保つことが若い頃よりも難しくなり、理想的な肌をキープしづらくなり、肌の不調のせいで気分が滅入るといった「肌荒れスパイラル」に陥ってしまうことも。
加齢とともに肌も衰えはじめる40歳前後からは、美肌づくりに新しい視点をプラスすることがおススメです。

「肌荒れ」のタイプは年齢とともに変化する

20代までの若い頃は、代謝も活発で皮脂分泌も多いため「ニキビや吹き出物」などのお悩みが起こりやすいものの、肌自体は基礎体力が高く健康な肌が維持しやすくなっています。
それが、加齢による体の変化にともない肌状態も変化してきます。
30代を迎えると、仕事や子育ての疲れやストレスが肌に出やすくなり、紫外線や空気の乾燥などにより肌の潤いが不足した「乾燥肌」の状態になりやすくなります。
40代以降の肌は、代謝の低下によりターンオーバーの周期が長くなり、肌の「たるみ」「シワ」「しみ」などのお悩みが増えます。さらに大きく影響してくるのが「女性ホルモン」の減少です。

肌荒れ原因は「自律神経の乱れ」

女性ホルモンの減少は、更年期を意識しはじめる40歳前後からのイライラ・肌荒れ・ほてり・冷え・頭痛・不安・疲労感など体全体に様々な症状を起こしますが、女性ホルモンはコラーゲンの生成にも関与しているため、肌のハリ不足やシワの原因にもなります。
さらに注目したいのが、女性ホルモンの減少が「自律神経の乱れ」につながるということです。
自律神経と女性ホルモンは互いに関与しながら肌水分量や肌弾力を維持しているのですが、乱れることによってこの2つのバランスが崩れ、肌悩みが続いてしまうのです。

リラックスした体の環境づくりで「美肌」をキープ

自律神経のうちリラックス状態の時に働く副交感神経は、更年期の不眠やストレスにより働きが鈍くなりがちです。そればかりか、睡眠時に働く「メラトニン」というホルモンも減少させてしまうため、リラックス状態が保ちにくくなり肌不調に追い打ちをかけます。
美肌づくりには体も心も「リラックス」することを意識して自律神経を整えることがポイントです。


《今日からできる“リラックス法”》
・入浴時にはぬるめの湯につかり、リラックスできるバスソルトなどを活用してみる
・睡眠直前にはスマホなどを見ないでブルーライトを控える
・1日に5~10分程度のストレッチで体をほぐす
・緑黄色野菜・魚・肉などをバランス良く食べる
・巡りを高める和漢植物やハーブティーなどで体を内側から温める
(巡りの和漢「冬虫夏草」もおススメです)
・友人や家族とのおしゃべりを楽しむ
毎日の生活に取り入れやすいリラックス法をいくつか見付けてみましょう。

自律神経を整える「新・美肌習慣」で好調肌へ

紫外線や大気の乾燥といった外的要因だけでなくなる40歳前後からの肌悩みには、内側からの環境づくりがカギになります。
自律神経を整える生活習慣や食べ物、飲み物をプラスすることは、女性ホルモンやメラトニンも整いやすくなり理想的な肌づくりが期待できます。
肌をトータルにサポートする美肌づくりを心がけましょう。
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慢性的に不足する「コラーゲン」の摂り方

安定して健康的な肌を維持するためには、肌の基礎体力を高めるのが近道です。特に年齢を重ねた肌は外部からの刺激を受けて揺らぎやすいため、肌体力のある肌を手に入れることが、安定した美肌づくりに直結します。
そこで見直したいのが内側からの肌づくりに役立つ「食」です。特に「コラーゲン」は美肌づくりに役立つものとして人気も高く実力成分として注目したいもの。
美肌づくりに役立てるためにどのように毎日の生活の中に上手にコラーゲンを摂り入れれば効果的なのかを見ていきましょう。

美肌に欠かせない「コラーゲン」は体にどう届く?

シワやたるみが気になってくるとコラーゲンなどの美肌成分が気になりはじめ、スキンケアだけでなくコラーゲンが摂れる食材の情報を意識するようになります。
食べたり飲んだりしたコラーゲンはどのように肌に届けられるかご存知ですか?
食事などで摂り入れたコラーゲンは、消化酵素によって一度アミノ酸に分解され、胃や腸で消化され、細かくなった成分が再度合成されてコラーゲンが産生されるといういくつもの工程を経て肌に届けられます。
ここで知っておいていただきたいのが、タンパク質の一種であるコラーゲンは摂取した全てが肌づくりに使われるわけではなく、肌のために使われる割合はほんのわずかで、コラーゲンの摂取量イコール美肌づくりのためとはならないのです。

コラーゲンの必要摂取量は実際の摂取量の2倍以上!

コラーゲンは、肌だけでなく骨や関節などにも必要な成分で、コラーゲンの一日摂取量目安は約5,000㎎が理想とされていますが、年齢を重ねるごとに慢性的に不足しがちで1日に通常の食事から摂取できる量はわずか1900㎎といわれています。
コラーゲンの生成には女性ホルモンも関与していて、年齢とともに減少してしまう女性ホルモンの影響を受けて、コラーゲンを生み出す繊維芽細胞の減少につながり、コラーゲンが体内で作られにくくなるからです。また減少だけでなくコラーゲン自体の保水力も年齢とともに劣化するとされています。
コラーゲンは、鮭などの魚の皮部分、フカヒレ、豚足、鶏肉(手羽・皮・軟骨)、うなぎ、スッポンなどに多く含まれますが、日常の食卓に毎日取り入れるのは難しいものです。
安定的な肌づくりのためには、「今日はスッポン料理を食べよう」など一日だけ集中してコラーゲンを含む食材を食べるのではなく、毎日継続して摂ることが肝心です。
ではどのように工夫すればよいのでしょうか。

「肌づくり」にコラーゲンを役立てるポイント

分解、消化、再合成されるコラーゲンは、最終的に体に吸収される時にはとても小さな分子にまで分解され血液中を通って全身に栄養成分が運ばれていきます。普段の食事から取り入れられるコラーゲンは、分子量が大きいため速やかに効率よく吸収されるわけではなく、
吸収されにくければ肌にもほとんど役立ちません。
コラーゲンは、生命に関係する臓器や骨、関節などに優先して使われるため肌に届くのは最後になります。より安定的に摂取するためには手軽に摂れるサプリメントなどで毎日のコラーゲン摂取量を増やすのも賢い方法です。
数多く市場に出回っているコラーゲンの中でも吸収されやすい低分子のコラーゲンを選ぶのがポイントで、肌づくりに役立てやすくなります。

食事だけでは不足するコラーゲンを上手に補おう

食材から意識してシミ、シワのない美肌づくりを目指すには、コラーゲンを含む食材を摂ったり摂らなかったりといった波を作ってしまうのではなく、安定的に取り入れることが有効になります。
肌体力が低下してくる世代は食も細くなりがちで、忙しくて調理に手間取る食材は取り入れにくいのも現実です。
魚や鶏肉の皮部分など身近な食材を意識した食生活を続けながら、サプリメントなどで相乗効果が得られる工夫をしてみてください。
コラーゲンはビタミン類と一緒に摂ると吸収や働きがアップします。特にコラーゲンの合成を助けるビタミンCは一緒に摂ることが不可欠です。ビタミンCとコラーゲンを一緒に摂って、ハリのある若々しい肌づくりを目指しましょう。

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「ハリ」「キメ」を同時に取り戻すお手入れのコツ!

日々のスキンケアで目指すのは年齢を感じさせない、いつまでも若々しい「ハリ」と「キメ」のある肌づくりです。
これらがなくなると、「たるみ」「シワ」「ゴワつき」などの原因になり一気に老け見えにつながってしまい、変化する肌老化のスピードに負けないように、美容成分がより多く入った高価なスキンケアを選んだり、美容クリームをプラスしたりと、お手入れにかかる時間もコストも大変になってしまいます。
「ハリ」と「キメ」はポイントさえ押さえればいくつものスキンケアを重ねなくても、同時に対策ができるのをご存知ですか?今回はそのポイントについてご紹介します。

表面的な老化「キメの乱れ」、内面的な老化「ハリ不足」対策のコツ

年齢的な肌の悩みのトップに挙げられる「シワ」や「たるみ」ですが、出来てしまう原因には違いがあります。
まず「シワ」は表面的な悩みで、乾燥や表情のクセなどの積み重ねで起こり、加齢とともに肌の「キメ」が乱れてくることも原因となります。
一方、「たるみ」は肌が土台から緩んでしまい、皮膚や脂肪の重さによって内面から生じ、肌奥の「ハリ不足」が原因となっています。
「シワ」対策では、表面的な保水や保湿ケアに目が行きがちですが、加齢とともに肌保水力が低下するため、潤いを長く維持することはできません。
そして、肌の土台となる「真皮」の老化が関係する「ハリ不足」は、スキンケアでは難しいのが現状で、表情筋を鍛える顔ヨガなどもありますが、忙しい毎日では継続して続けるのが難しいのも現実です。
表面の「シワ」と内側の「ハリ不足」を一気にケアするためには、肌生成の根本から見直してケアするのがコツになります。

表面も内面も「ターンオーバー」のリズムがポイント

若い頃と比較して肌で大きく異なるものの一つとして「ターンオーバー」が挙げられます。
ターンオーバーとは、肌細胞が生まれ変わる周期のこと。
ターンオーバーは20代では約28日周期とされていますが、40代では約55日も必要になります。単純に若い頃より2倍もの負担が肌にかかり、見た目も肌体力も低下し多くの肌悩みの原因になるのが、このターンオーバーのリズムの乱れです。
年齢とともに乱れ始めるターンオーバーの周期を整えることで新しい健やかな肌を作り出す力を維持することができます。肌の土台となる「ハリ」も、保水力のある肌も、「キメ」の整った肌も手に入れやすくなり、肌悩みを解決する近道になります。

ターンオーバーを支える女性ホルモンのバランスに注目

ターンオーバーの乱れによって起こる肌悩みを解決するために、ピーリングやクレンジング、油分の与えすぎといった過剰なケアは、かえって肌にダメージを与えることになります。
無理をせず、バランスの取れた約1.5ヶ月(約45日)周期を意識したスキンケアを取り入れることが長期的な大人の肌づくりのポイントです。
ターンオーバーの乱れは、紫外線、ストレスなどとともに、40歳前後からの「女性ホルモン(エストロゲン)」の減少により大きな影響を受けているのですが、この影響をできるだけ少なくするために役立つのが「コラーゲン」です。
女性ホルモンのエストロゲンはコラーゲンの生成に関わっていて、コラーゲンをコンスタントに取り入れることで、肌生成のリズムも整いやすくなり、無理のないターンオーバーをキープしやすくなります。
肌細胞を育てるコラーゲンを食事やサプリメントで上手に取り入れることが、
「続く美肌づくり」につながります。

肌に優しく時短ケア!シンプルケアで肌細胞を育てよう

年齢とともに乱れるターンオーバーを、年齢に見合ったリズムに整えることは、5年後10年後に差が出る肌づくりの基本になります。
過剰なスキンケアで肌にダメージを与え、コストも時間も負担になるお手入れではなく、肌づくりの基礎となるターンオーバーを整えて「シワ」「たるみ」をケアし、「ハリ」も「キメ」も整った肌づくりを一気に効率よく目指しましょう。

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顔だけじゃない!全身の“肌”にハリ、潤いを導く方法

毎日スキンケアやメイクをする顔と同様に、全身の肌にもケアが必要です。洋服で隠れたり、目が届かないなどの理由からお手入れを見逃しがちな全身のケア。顔だけでなく首筋、背中、腕、足、指先など全身の肌は、きちんとケアすることで「ハリ・潤い」をキープすることができます。すぐにでも積極的にケアしたい全身美肌づくりの、コツを見てみましょう。

皮膚ダメージの原因はパーツによって異なる

肌はパーツによって厚みやキメ細かさが異なり、ダメージとなる原因も異なります。
手・腕・首筋は、紫外線を浴びやすく活性酸素による肌老化が起こりやすいため、乾燥しやすく、シワが増えたり、角質が分厚くなりがちです。
ひじやひざは、曲げ伸ばしや日常的な摩擦にさらされ、黒ずみができたり、ガサガサになってしまうことがあります。
このように、硬く分厚くなったり、ガサガサになってしまう体の皮膚は普段のお手入れをパーツ別に行うことが大切です。
ところが、毎日メイクやスキンケアで気にする顔と違って、体のお手入れは入浴時に汚れを落とす程度という方もいるでしょう。
入浴時に汚れを落としているつもりが、タオルや強すぎる洗浄力で、さらに肌に負担をかけていることも見落としがちです。

全身肌のお手入れこそ、丁寧な継続ケアがポイント

全身の肌ケアで改善したいのは「乾燥」「角質硬化」「摩擦」の3つです。
パーツによって異なる全身肌の老化ですが、ケアで第一のポイントとなるのは「保湿」です。赤ちゃんの肌のように水分量が十分に整っていると、柔らかい肌が作られやすくなります。
ひじやひざは、ガサガサが気になりやすいため、強くこすってしまうかもしれませんが、そうすることで一層肌が硬くなってしまう場合があります。石鹸も保湿力のあるものを使用したり、入浴後にボディクリームなどで保湿することで、肌の潤いを保つことも大切です。
手や首筋のようにケアが追い付きにくいパーツや、下着や洋服による摩擦が恒常的なパーツは、肌老化の原因が常に隣同士にある状態です。
毎日忙しい中でボディクリームを使うのも面倒な場合もあるでしょう。
長年のダメージによって老化が進む全身肌のお手入れは継続的にケアすることがポイントです。

潤ってハリのある全身肌への近道はインナービューティーケア

全身の肌の理想的な状態は、潤いのある柔らかさです。柔らかい肌の状態はターンオーバーもスムーズになり、新しいフレッシュな肌細がつくられやすくなります。
背中や首筋、手やひざの裏など、シワができやすいパーツも潤いを保つことでハリのある若々しい印象になり、隙のない肌づくりができます。
毎日のケアを継続して、新陳代謝がスムーズに行われる状態を保つために全身に内側から潤い成分を届けて、肌の生まれ変わりをサポートするインナービューティーサプリを上手に取り入れるのもおススメです。
顔よりも摩擦や肌疲労にさらされている全身の肌ケアを意識して、ワンランク上の肌づくりを目指しましょう。

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摂り方で差が出る!美肌・美髪・美爪に役立つ効果的なコラーゲン

コラーゲンと言えば、美肌のために補うというイメージがありますが、コラーゲンは、肌だけでなく骨や血液もつくる成分のひとつでとても重要な存在です。コラーゲンは加齢とともに減少しますが上手に補っていくことで、ハリのある若々しい肌を維持することができます。今回は、効果的なコラーゲンの補い方のポイントをご紹介します。

コラーゲン生成に深く関与する線維芽細胞

コラーゲンは、体の中でつくられます。食事などから摂ったアミノ酸が必要に応じてコラーゲンとなり、肌や骨や血液を作っています。
コラーゲンを作り出す細胞として最近注目を浴びているのが繊維芽細胞です。
肌の線維芽細胞は真皮層に存在していて、肌弾力成分である「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「エラスチン」を作り出す働きを持っています。そして、線維芽細胞自身が分裂しながら増殖することで美肌成分を作り出す力を維持しています。
ところが線維芽細胞は、加齢、睡眠不足、食事バランスの乱れ、ストレス、などの影響を受けて減少してしまい、同時にコラーゲン生成力も低下させてしまいます。
つまりコラーゲン生成には線維芽細胞を活性化することが欠かせないのです。
そして、興味深いことに線維芽細胞活性化に「コラーゲンペプチド」が役立つということも分かっています。
「コラーゲンペプチド」とは、酵素によって分子を小さくしたコラーゲンのことです。

吸収力を高める「コラーゲンペプチド」の摂り方は?

タンパク質などに含まれるコラーゲンを食べ物として口から摂り入れると、コラーゲンはアミノ酸や分解されにくい細かい分子のコラーゲンペプチドに分解されて、体に吸収されやすくなります。
ただ、コラーゲンペプチドは全てが肌づくりへと使われるわけではありません。また分解されにくいアミノ酸ペプチドも胃や腸へと運ばれるうちにアミノ酸へと分解されてしまう特性もあります。
そのため美肌対策として、直接肌ケアができるコラーゲン配合のスキンケアを選ぶ場合もあるかもしれません。
ところが、スキンケアとして外側からコラーゲンを補おうとした場合には限界があります。
それは、化粧品として使われる肌に貼付するコラーゲンは分子を小さくすることに限界があり、真皮まで届くものはありません。
表皮にしか届かないコラーゲンでは、加齢とともに変化する肌には不十分です。
そこで肌奥までコラーゲンを届けるために、低分子化が可能なインナービューティーサプリが役立ちます。

コラーゲンは、髪・肌・爪の若々しさを支えるサプリメントで!

内側からコラーゲンを摂ることのメリットは、美肌づくりだけではなく、髪や爪などの若々しさ維持にも役立つ点が挙げられます。
加齢とともにコラーゲンが減少してしまうメカニズムを知ることで、より効果的なコラーゲンの摂り方も理解できます。線維芽細胞の活性化にもつながる、低分子のペプチドコラーゲンを上手に摂り入れて、全身ハリのある肌づくりを目指しましょう。

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透明肌美人は毛細血管美人!!

肌老化の2大原因と言われる「乾燥」や「紫外線」にプラスして見すごすことができない肌老化の原因があるのをご存知ですか?
それは「毛細血管」の状態です。毛細血管は体の隅々にまで張り巡らされていて、お顔の皮膚も例外ではありません。美肌づくりにも大きく影響する毛細血管の大切さについて見ていきましょう。

全身の血管の約95%は毛細血管

全身には成人の場合で約地球2周半分にあたる10万kmにも及ぶ血管があり、その約95%が毛細血管だと言われています。
日常であまり意識しない毛細血管ですが、中には「ゴースト血管」と呼ばれ、血液が届かず細くなったり、死滅したりする毛細血管もあるのです。
ゴースト血管が増えると、全身に届けられる血流が滞り細胞などの働きを正常に維持できなくなってしまいます。血行不良になると、特に皮膚が薄い顔の見た目にも変化が出てしまうことがあります。

「血行不良」は、くすみ・目の下のクマ・むくみの原因に!?

血行不良によっておこる変化の代表が「目の下のクマ」や「くすみ」です。
皮膚や細胞に血流が滞る血行不良の状態は、「むくみ」の状態をひきおこすため肌のターンオーバーの正常な働きを妨げ、シワ・たるみ・シミ・肌荒れといった年齢サインの原因になることもあります。
むくみは老廃物や水分が不要に溜まっている状態で、肌の新陳代謝が低下することで、健康で肌体力の高い肌づくりを妨げてしまいます。
では、根本原因である毛細血管の状態を整えるためにはどうすればよいのでしょうか。

肌づくりのコツは、何歳からでも増やせる毛細血管

血管と言われて思いつく動脈や静脈と異なり、毛細血管には注目すべき特徴があります。
それは、毛細血管は何歳からでも増やすことができるという点です。
肌悩みにつながる血行不良を改善するためには、血流を増やしスムーズにすることで、血流そのものの健康を維持してゴースト血管をつくらないことがポイントです。
そのためには毎日の食事の工夫が有効です。
血流を整えてくれる食材は様々ありますが、玉ねぎやニンジン、小松菜などの野菜や、ショウガ、酢などがおススメです。上手に取り入れるようにしてみてください。
さらに血液をつくることに関与するコラーゲンを含む鮭なども、ハリ肌づくりにプラス効果があります。

血流を整えて、透明感のある美肌維持を

日々くすみがちな肌も、血流が整うと血色良くなり明るい白さを持つ肌印象に仕上がります。
もちろん血流を整えることは健康づくりにもプラスで不可欠です。健康と美肌は切り離せないため、同時に整えていくことができる血流効果は一石二鳥です。
ゴースト血管を作らず、健康的に美肌をキープして若々しい素肌を手に入れましょう。

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老け見え直結の「深いシワ」を解消する肌づくり

笑いジワなどの表情ジワ、目や口周りに出来やすい小じわなど、シワにもいくつかタイプがあります。その中で老けた印象を与える原因のトップに挙げられるのが、「深いシワ」です。
額に入る横ジワや、鼻から口にかけてのシワなど、くっきりと目立つ深いシワは実年齢よりも上に見られてしまうだけでなく、ファンデーションがヨレる、メイクノリが悪くなるなど一層の老け印象を作ってしまいます。
深いシワを作らないための肌づくりのポイントをご紹介します。

できる原因が複雑な「深いシワ」

シワのタイプが異なれば、できてしまう原因にも違いがあります。まず、乾燥が主な原因となるのが「小じわ」、そして表情のクセによる「表情ジワ」、それに比べて、原因が複雑なのが加齢にともなって刻まれる「深いシワ」です。
深いシワは、乾燥に加え、表情筋の衰え、ハリ不足など様々な原因が重なってつくられるシワなのです。加齢による代謝の低下や女性ホルモンの減少なども影響して、年々対策が難しくなるシワでもあります。

「深いシワ」対策には内側から膨らませるように肌づくりがコツ

乾燥による小じわケアは、外からでも保湿をきちんと続けることによって改善が期待できますが、乾燥だけが原因ではない「深いシワ」の対策にはコツがあります。
それは、加齢とともに弱々しく低下していく肌の土台を回復させるようなケアを取り入れることです。
一般的に肌奥の水分量、ハリ成分、筋肉量、代謝などが加齢とともに低下すると言われています。これらを回復するためにぜひ取り入れたいのが「内側からの深いシワ対策」です。
内側からしぼんでいく肌を膨らませるような意識で、肌奥の「水分」「ハリ成分」を複合的に補ってあげることで深いシワを押し返すように膨らませる肌づくりが目指せます。
その際に役に立つのが、「コラーゲン」や「血流」です。

ハリ・弾力成分を「届ける力」をプラス

深いシワを作らないため意識したいハリや弾力の維持には、表皮を支える真皮や、さらにその下の皮下組織に水分や美肌成分を「届ける力」を重視することが必要です。
若々しい肌の維持に欠かせない「ターンオーバーのリズム」にもコラーゲンなどの美肌成分や酸素や水分を「届ける力」が不可欠です。
そしてその「届ける力」を左右するのが「血流」です。美肌成分や酸素や水分は、血管を通じて肌奥にきちんと運ばれてこそその力が活かされるのです。
内側からアプローチする対策として、ハリ成分コラーゲンなどに加えて、血流にアプローチする素材を選ぶと効果的です。

なだらかな肌づくりが老け見え解消のコツ

内側から膨らみを育てる肌づくりで肌に弾力ができてくると、深いシワも解消されて、肌表面をなだらかに保ちやすくなります。
深いシワによってできる影や凹みでくすんでいた肌も明るくなり、見た目印象も一気に若々しくなります。内側から肌を押し上げるイメージで深いしわ対策
を続けていきましょう。

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老化を招く「女性ホルモンの低下」との上手な付き合い方

「女性の一生を左右する」とも言われる「女性ホルモン」は中年期から急激に減少していきます。特に更年期では、「女性ホルモン」の変化に脳や体が追い付かず様々な不調がでてしまうのです。
女性ホルモンの減少を止めることはできませんが、変化を緩やかにし、体のリズムを整える方法はいくつかあります。

自分でコントロールできない「女性ホルモン」

女性ホルモンをはじめ、ホルモンの分泌は脳の司令によるもので、自分の意志でコントロールできず一定のリズムで分泌されています。ホルモンの分泌は非常にデリケートで、生活リズムの乱れ、ストレスなどによって乱れやすく、それに影響を受けて自律神経も乱れさせることもあります。
特に女性ホルモンが減少する更年期には脳から「女性ホルモン分泌しなさい」という司令が出てもそれに応える十分な女性ホルモンが分泌されず、分泌が不十分だと感じた脳はさらに分泌司令を出してくるため、脳とホルモンの反応のギャップに体が反応できない状態になってしまいます。

女性ホルモンが減少すると「女性らしさ」が失われる?

女性ホルモンは、月経や妊娠、出産などに関与するホルモンであるため、「女性らしさ」をつくるホルモンだと考えられていますが、そんなに単純なものではありません。
女性ホルモンは、皮膚、骨、筋肉の働きにも関与していて、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌によって正常な状態を維持しています。
つまり女性ホルモンは女性が体を維持するために総合的に関与しているのです。そのため女性ホルモンの減少が急激に起こり始める更年期には、イライラ、ほてり、冷え、めまい、コリ、食欲不振、肌荒れ、など精神面や美容面、健康面と多岐にわたってダメージが起こるのです。

体の変化をケアするポイント

減っていく女性ホルモンを止めることは出来ませんが、女性ホルモンの減少に伴って起こる体の症状への対策を前もって意識しておくことで、症状を軽減したり、女性ホルモンの減少を緩やかにしていくことはできます。
体の変化をコントロールしている自律神経を整えることや、肌老化を招く美肌成分を補うことも対策のコツになります。
リラックス法を取り入れたり、食事バランスに気を付けたり、生活リズムを整えるなど自分のライフスタイルにあったものを継続的に取り入れるのがポイントです。

ずっと若々しく

ホルモンに左右される女性は体も心もとてもデリケート。加齢とともに現れる肌や体の老化を感じる同じ時期に、突然更年期の辛い症状に向き合うのではなく、起こり得る症状を予測して、30代、40代の早いうちから、体の変化に向き合う準備をしておくことが「女性ホルモン」との付き合い方と言えるのかもしれません。
「自分らしい生き方」を楽しめる更年期への準備をしておくことで、生き生きとしたライフスタイルを目指してみませんか。

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ブルドック顔改善!エイジング世代の「たるみ・ほうれい線」対策

機嫌悪そう、怖そうなど、相手への印象も左右するのが、「たるみ」や「ほうれい線」です。
フェイスラインのシャープさが失われるだけでなく、たるみに伴って口角が下がったり、暗い影が出来てしまうことで、表情まで暗く沈んだ印象になってしまい「ブルドッグ顔」と言われてしまうことも。
ブルドッグ顔を改善し、明るく愛される印象をつくる近道でもある「たるみ・ほうれい線」対策をご紹介します。

ブルドッグ顔度をチェックしてみよう

たるみ・ほうれい線の進行は、少しずつ時間をかけて進んでいます。
気付いた時には、くっきりとしたたるみになっていて、「お金も時間もかけてお手入れするしかない!」という状態にまでなってしまうことも。
そうならないためにも、まずはセルフチェックをしてみましょう。
・顔を床に向けた時と、天井に向けた時、鏡にうつる年齢印象が違う
・数年前の写真に比べて口角の位置が下がっている
・顔が太ったように見え始めた
・口元から下に伸びるマリオネット人形のようなラインがある
もしもこれらの兆候が見られたら、早めの対策こそが改善の第一です。

たるみ・ほうれい線ができる理由

たるみ・ほうれい線は、乾燥、筋力低下などに加え「皮下脂肪」が増えるということが原因で目立つようになります。
加齢とともに代謝が落ちていくことで、顔の皮膚の下にも脂肪がつきやすく、落ちにくくなり、その重みを支えきれなくなると頬から顔全体が下へとたるみはじめ、フェイスラインが崩れていきます。

脂肪や老廃物を溜めない3つのステップ

フェイスラインが崩れて見える、たるみやほうれい線を改善するためには、皮下脂肪対策をプラスするのがポイントです。
体全体の代謝を高めるのに加え、老廃物を溜めないことも皮下脂肪を増やさないための大切なケアです。老廃物が留まってしまうと、むくみも起きやすく代謝を低下させる原因にもなってしまいます。
①マッサージなどでリンパの流れを整える
②入浴や、寝る前のポカポカ対策を行う
③スキンケアをする時にハンドプレスなどで、肌を温めながらお手入れをする
など「代謝を高める」「温める」を意識したケアで脂肪燃焼を促進させましょう。

日頃からのたるみ・ほうれい線をケアで、シャープなフェイスラインを

たるみ・ほうれい線は、老け見えだけでなく顔を大きく見せてしまい、太った印象にもつながります。
ブルドッグ顔、おばさん顔が気になってから対策をするのではなく、早めの予防対策こそが若々しく明るい印象づくりのカギです。
体型と同様に、加齢とともについてしまう顔の皮下脂肪対策をしっかり行って、スッキリとシャープなフェイスラインを目指しましょう。

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若肌づくりの要、真皮の「ハリ弾力成分」をキープする方法

パンッとハリがあって、指で押しても跳ね返してくる弾力のある肌は、いつまでも若々しい印象をつくります。ところが、加齢とともに肌がしぼんだように感じることがあります。
いくらスキンケアをがんばっても、ハリ不足を感じる時は、「肌奥」がしぼんでいるのかもしれません。
肌奥と呼ばれる「真皮層」にある弾力成分を満たすポイントをご紹介します。

皮膚の7割を占める「真皮層」とは?

皮膚はいくつもの層が重なって構成されていて、大きく「表皮・真皮・皮下組織」の3つの層に分けられます。中でも、皮膚の7割を占めるのが「真皮層」で、肌のハリ・弾力を左右する美肌成分が存在するのもこの真皮層になります。
スキンケアで外側からアプローチできるのは一般的に表皮までで、より深く浸透させようとナノテク成分などの最新技術などにより低分子化に向けた研究が重ねられているようですが、限界もあります。真皮層が「肌奥」と呼ばれるのにはスキンケアでのアプローチが難しい部位だということも加味されているのかもしれません。

「弾力成分」が持つ3つの役割

真皮層に存在するハリ肌の源になる弾力成分は「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」です。
それぞれに弾力を生み出す役割が異なりそれぞれが、さらに組み合わさることによって弾力を維持しています。
まず弾力成分のメインとなるのがその70%を占める「コラーゲン」です。繊維状に張り巡らされているコラーゲンはバネのように働き弾力を作り出し「弾む肌」づくりの重要な役割を担っています。
そして繊維状のコラーゲンの隙間を埋めてスポンジのように、より「保水力」を高める役割をしているのが「ヒアルロン酸」です。ヒアルロン酸は1gあたり水6リットルを保水できる程、潤いを逃さないために役立ちます。
さらにコラーゲンの繊維を束のように繋ぎとめる役割を果たすのが「エラスチン」です。
バネのような弾力、スポンジのような保水力、弾力成分を束ねる力、これらの3つの役割が協力しあうことで肌のハリが保たれているのです。

ハリ不足につながる女性ホルモンの減少

「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」の3つの弾力成分が乱れ始めるのは、「女性ホルモンの減少タイミング」とリンクするといわれています。
女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」は、コラーゲンを増やす役割も担っているため、「エストロゲン」が減少すると同時に、コラーゲン不足が起こりやすくなるのです。
肌の弾力に最も影響するバネの役割であるコラーゲンが低下することで、肌のハリも減少します。
女性ホルモンの減少を止めることはできませんが、バランスをとることでその影響を少なくさせることはできます。
その一つとして真皮層のコラーゲンを積極的に補うことも有効な対策として挙げられます。

真皮層に弾力成分をキープする肌づくりへ

肌表面を内側から支える真皮層が、「コラーゲン」、「ヒアルロン酸」、「エラスチン」で充分に満たされていることは、ハリがあり、ふっくらとした若肌をつくるために必須です。
スキンケアだけではケアすることが難しい真皮層にアプローチできる内側から補うお手入れをプラスして、弾力成分に満たされた真皮層を育ていつまでも弾む肌づくりを目指しましょう。

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爪年齢を若返らせるタンパク質

いつまでも清潔で美しくキープしたいパーツの一つに「手・指先」が挙げられます。手や指先はカサつきやすく、メイクでごまかすこともできず、案外ひと目にさらされているものです。
今回は、特に指先・ネイル(爪)のトラブルケアについてご紹介します。

ネイルの3大悩みは「割れる・縦ジワ・二枚爪」

手・指先は家事などの日常生活でよく使うため、ダメージを受けやすいうえ、恒常的なマニキュアやジェルネイルなどで弱くなる爪。
肌や髪の老化が気になり始める頃から、共にだんだんと目立ち始めるのが爪のダメージです。
主なダメージとしては
*爪切りなどの際に割れやすい、伸びてくると脆くなるなどの「割れやすさ」
*ネイルの表面を触ると気になるざらつき、見た目にもわかる「縦ジワ」や凸凹
*爪先から薄く剝がれる「二枚爪」
などが挙げられます。
このような爪の状態は指先の清潔感を減少させるだけでなく、ガサガサになった爪でスキンケアをすると肌を傷つけてしまうこともあり、ぜひキレイに整えておきたいものです。

爪は肌や髪と同じ「タンパク質」でできている

丈夫で健康な爪状態を維持するために「カルシウムを摂ればいい」と考える方もいるようですが、爪がカルシウムで出来ているというのは勘違いです。
爪は“ケラチン”と呼ばれる「タンパク質の一種」で、基本的には肌や髪と一緒です。
つまり爪の悩みを解決するためには、肌づくり同様のネイルケアが必要になるのです。

爪の成長時にたっぷり補給したい「コラーゲン」

一般的に「爪」と呼んでいる表面の硬くて見えている部分は、肌が角質化した箇所で肌細胞としては成長が終わった部分になります。
爪は爪母と呼ばれる、爪と皮膚の境目より下の部分でつくられ、約5~6ヶ月かけて成長し伸びてきます。
キレイな爪を維持するためには、見えている部分ではなく爪の成長期に十分な栄養分が保たれることが不可欠で、この時期に「タンパク質」が不足してしまうと、健康な爪が形成されないのです。
特にコラーゲンは、肌のハリや潤い維持につながるだけでなく。爪の成長に欠かせない成分で爪のタンパク質補給にも役立ち、爪の元になる肌細胞が十分に成長すれば、潤いに満ち、乾燥による縦ジワや二枚爪の予防にもなります。

若々しい爪の秘訣は内側からのケア

ネイルケアというと、一般的にハンドクリームのついでに爪の周りにも塗ったり、特に気に掛ける人でもネイル用のオイルで保湿する程度のようです。
ただ手は洗うたびに水にさらされるなど、乾燥の原因に触れる機会も多く、保湿効果が持続しにくいパーツですので、「割れる・縦ジワ・二枚爪」などのお悩みが特に気になる場合は、肌づくりと同様にインナービューティーケアを取り入れるのもおススメです。
ふっくらと明るい潤いのある指先、なめらかでキレイな爪で、隙のない若々しい印象を手にいれましょう。

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タイプ別「目のクマ」対策で老け見え解消!

年齢サインはシミ・シワ・たるみだけではありません。たっぷり寝ても消えない目の下のクマに悩む人も多いようです。
目の下にクマがあるだけで疲れて見えたり、顔全体が暗く見えて老けた印象になるだけでなく、
クマの凹みによってメイクがヨレやすくなったり、小じわができたりするため、きちんと対策に取り組んでいきたいものです。
実は目の下のクマには3つのタイプがあります。クマのタイプの見分け方とタイプごとの対策を見てみましょう。

気になる目の下のクマ、「3つ」のタイプ

目の下のクマには「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」という3つのタイプがあります。
一般的に寝不足で「クマができる」と言うのは「青クマ」のことです。目の下を軽く引っ張るとクマが薄くなるなら「青クマ」です。
そして加齢とともに目立ち始めるのが「黒クマ」。引っ張ってもクマが薄くならないのはこのタイプです。
3つ目の「茶クマ」はシミの一種になります。長年浴びた紫外線の蓄積などによるものです。

クマを減らす近道はクマの原因を知ること

クマ対策の最初の一歩はまず、その原因を知ることです。ご自分のクマのタイプをチェックして、そのタイプにあった対策をとりいれましょう。
①「青クマ」タイプ
「青クマ」の原因は寝不足などによる血流の悪化です。「血流が悪くなる」ことで皮膚の薄い目の下に青っぽく見えてしまうのです。「青クマ」タイプには血流改善対策が有効です。
②「黒クマ」タイプ
「黒クマ」は、皮膚のたるみの一種で肌のハリ不足が原因です。顔全体のハリ不足に伴って「クマ」が目立ち始めます。「黒クマ」タイプにはハリ不足解消をめざす根本的な対策が必要です。
③「茶クマ」タイプ
「茶クマ」は、色素沈着や角質の老化によるシミの一種として表れます。肌奥のメラノサイトから作られるメラニン色素のシミ化が原因です。新陳代謝を整えて新しい皮膚の生成と古い角質との入れ替わりを速やかにし、シミを定着させないことが「茶クマ」タイプの対策になります。

全てのタイプのクマに共通するおススメ対策

特に皮膚が薄い目の下は、皮下の血流が見えやすくクマが目立ちやすいパーツで、その薄さは頬の皮膚の10分の1ほどしかありません。
その薄い膜を支えているのが、70%がコラーゲンで構成されている真皮層です。この真皮層が潤いに満たされてハリのある状態であることが重要です。
加齢や長年の肌ダメージによって出来る「黒クマ」「茶クマ」は、真皮層が満たされていれば肌細胞そのものを良い状態に保つことができ、凹みによるたるみやシミを薄くすることができます。
真皮層のハリ対策にプラスして表面的に温めたり、軽くマッサージをすることによる血流改善も効果的ですが、加齢によるクマは肌細胞そのもののハリを取り戻すことが基本です。
肌弾力成分であるコラーゲンやヒアルロン酸やエラスチンで真皮層を支えるよう心がけましょう。

更年期障害は「目」にも影響する!? 症状を緩和する方法4つ

タイプ別クマ対策で明るい肌へ

目元や口元は皮膚が薄い上によく動かす部分なので、小じわなどが目立ちやすくなる部位です。目の下のクマは老け見えの印象をつくる大きな原因のひとつです。
ハリを意識した真皮層のお手入れは目のクマだけでなく、顔全体の美肌維持にも非常に大切です。
タイプ別にクマ対策を取り入れてクマのない若々しい印象をつくりましょう。

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年齢ジワやほうれい線に効く「表情筋」キープ術


シミ・シワ・たるみなど、女性を悩ませる年齢サインの中でも、老け見えの原因となるトップは加齢にともなう「深い年齢ジワ」と「ほうれい線」です。
乾燥による小じわと違って、美容クリームによる保湿程度ではケア出来ないため、対策としての顔ヨガなども人気です。ただ、この顔ヨガも習慣化するのが難しく中々続かないようです。
簡単には改善できない年齢ジワやほうれい線対策の根本ケアのポイントをご紹介します。

豊かな表情を作っている「表情筋」

深いシワやほうれい線には、「表情筋」と呼ばれる顔の筋肉の状態が関わっています。
「表情筋」は文字通り喜怒哀楽の表情を作る筋肉です。体の筋肉は骨と骨をつないでいるのに対し、顔の筋肉は骨と皮膚をつないでいるので筋肉の動きが表情として細かく表れます。
顔には30種類以上もの表情筋があるものの、日常で使う表情筋はたった30%程度だと言われています。
また筋肉は積極的に動かすことで筋力を保っていますが、表情筋の筋力も他の筋肉と同様に年齢とともに低下してしまいます。

「年齢ジワ・ほうれい線」と表情筋の関係

年齢ジワやほうれい線の大きな原因は表情筋の筋力が低下です。
表情筋の筋力が低下してくると皮膚を支える力も弱くなり、ハリがなくなりフェイスラインも崩れて老け顔を導きます。
さらに表情筋を動かす力が弱ることで皮下脂肪もつきやすくなり、その脂肪が重みとなって一層たるみを生じさせてしまうことで、年齢ジワやほうれい線ができやすくなります。

表情筋を鍛えてみよう

筋肉には何歳からでも鍛えられるという特徴があり、他の体の筋肉と同様に表情筋も鍛えることで筋力低下を予防することができます。
まずは、30種類以上もある表情筋のうちメインとなる大きな筋肉を鍛えることから意識してみましょう。
顔の筋肉の中で大きなものは「額・目の周り・頬・口周り・あご」の5ヶ所です。
これらを動かすために簡単に続けられるエクササイズが「あ・い・う・え・お」体操です。
いつもよりも筋肉を大きく動かすことを意識して、目や口を大きく動かしながら「あいうえお」とゆっくり表情を動かすことを繰り返します。5回程度繰り返すことからスタートして、慣れてきたら数を増やしてみてください。鏡を見ながらすることをおススメします。

老け顔のモト「表情筋」対策の相乗効果

表情筋を鍛えることには、老け顔対策の他にもメリットがあります。筋肉のコリがほぐれ血流もよくなるため健康的な透明感のある肌色を導き、肌を支える筋力がアップすることでハリのある肌も取り戻せます。
筋肉が活発に動き始めると肌細胞の新陳代謝や肌弾力成分の生成にもプラスに働き元気な肌づくりのベースアップになります。
表情筋は、普段の生活の中でも筋力低下を予防できます。おしゃべりを楽しむことでも表情筋を動かすことにつながりますので、会話の機会を減らさないようにして、無表情ではなく豊かな表情を積極的に作るようにしてみましょう。

年齢が現れる「首・デコルテ」のアンチエイジング術


男性女性に関わらず女性の年齢は「首筋」や「デコルテ」でチェックされているというのを聞いたことはありませんか?
そのため年齢を重ねるにつれてハイネックの服やスカーフなどで首筋を隠すようになっていく人も多いようです。どんなにスキンケアやメイクで若々しい顔の印象を作っても首やデコルテに年齢が出るなんて、アンバランスですね。
そこで今回は、若い「首・デコルテ」を取り戻すためのお手入れ法をご紹介します。

<そもそも手を抜いていた、首やデコルテのケア/h2>

顔のスキンケアは、早い人では10代頃から化粧水をつけたり、日焼けしないように気を付けたりしているのに対し、首やデコルテを気にし始めるのは肌老化が気になり始めてからとお手入れのスタートが大幅に遅れをとっていることが多いのではないでしょうか。
首とデコルテは、首から下のケアを怠りがちですが、顔と同様に紫外線に当たったりエアコンによる乾燥や大気中のホコリなどによるダメージを受けている場所です。
手をかけてこなかった時間を取り戻すようにケアをしていくことが、首やデコルテに出てしまった老け印象を拭うためには必要不可欠です。

重たい頭を支える負担に耐えている首

首やデコルテに年齢サインが出やすいのは、長年のお手入れ不足に加えて、首はボーリング玉程の重さがある頭を常に支えている部位で、長年その重さを支えてきたことによるひずみが出てくるという理由も挙げられます。
そんなひずみによるシワや、乾燥による小じわ、紫外線によるシミや、荒れなどが目立つようになる首やデコルテのケアのポイントをチェックしてみましょう。

首のうるおいバランスを要チェック

首・デコルテも、顔と同様にターンオーバーやモイスチャーバランスによって、ハリのある肌がつくられています。保湿が不十分であったり、紫外線ダメージによって角質が肌に留まってしまうことで、角質が分厚くなってしまったり、弾力不足でたるんでしまったりします。
さらに首・デコルテ周りにはリンパもあり、頭の重さが負担になることで巡りが低下して、十分な血液が運ばれず、ターンオーバーが乱れてしまうこともあります。
これらの点から首・デコルテをお手入れする時のポイントは
*弾力ある肌を育てること
*血流を整えること
この2つを同時に行うことです。

つまり、スキンケアなどの外側からのケアだけでは首・デコルテのケア不足解消には不十分だということになります。
そこで化粧水や保湿クリームによる外側からのお手入れにプラスしておススメしたいのが「インナービューティーケア」です。
「インナービューティーケア」とは、食べること飲むことで、美肌に良い栄養成分を取り入れて健康的な肌と体をサポートすることを目的としたケアですが、
体内バランスを整えるための成分をブレンドしたインナーケア商品も出ていて、念入りにお手入れをしたい首・デコルテのケアにはとてもおススメです。

透明感のある肌色を導く基本のお手入れを今すぐ始めましょう

服やスカーフなどで首やデコルテの老化を隠そうとすると、生地の摩擦が刺激になってしまうだけでなく、隠してしまうことで自ら目をそらしてしまい、ますますケアを後回しにしてしまうことにもなりかねません。
スキンケアにインナービューティーケアをプラスすることで、ハリのある首・デコルテの肌づくりができるようになります。また首やデコルテの血流がよくなれば自然と顔色も明るくなります。
ぜひ内側からのケアを取り入れて、年齢を感じさせない首・デコルテを手に入れましょう。

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スマホ依存とシワ・たるみの関係


年齢を重ねるとシワやたるみが出て来るのは当たり前ですが、女性たちは、その年齢サインを、いくつになっても作りたくない、少しでも減らしたい、と様々なケアを重ねています。
毎日の生活習慣の中で、シワやたるみを作らないためのコツや知識も雑誌などで特集されているので、専門家並みに情報を得ている意識の高い女性たちも多いようです。
しかしそんなシワ・たるみと戦う中で、つい見落としがちな習慣があるのをご存知ですか?

シワを作る危険要因その1は“スマホ”

顔と体の皮膚は一枚のつながった状態です。

つまり、顔にシワが出来る原因として、体の皮膚にたるみが出来ることが影響するということに注目してほしいのです。
若いうちは、筋肉量も多く、骨密度も高く、潤いも十分だった体も、年齢を重ねてこれらが低下すると、皮膚を支える力が弱まり重力に従って垂れ下がります。
そんな皮膚の状態で悪い姿勢を続けると、その部分に不自然に皮膚が寄ってシワが出来たりたるみが出来てしまうのです。
そして毎日の生活の中でつい悪い姿勢で過ごしてしまうのが、スマホの操作をしている時間です。首が少し前に傾き下を向いている状態になり、頭の重さを支えきれずに皮膚がたるんでしまっています。スマホを毎日使っている姿勢がシワやたるみの大きな原因になっているのです。

不自然な姿勢は自律神経を乱す

ずっと下を向いた姿勢を続けると、首に負担がかかり血流が悪くなり、十分な血液が巡らず、くすみを引き起こしたり、首のまわりにある自律神経にダメージを与えたりすることもあるのです。
自律神経は、私たちの意志とは関係なく体のバランスを取る神経で、肌細胞の生成や肌を紫外線や乾燥から守ろうとする機能を維持する役割を担っています。

肌の弾力成分生成にも影響が

また肌の弾力成分であるコラーゲンやヒアルロン酸生成に関与する女性ホルモンの分泌にも影響を与えます。
生活の中で、肌老化をさせないための姿勢を意識するポイントを見てみましょう。

自律神経ケアに役立つコラーゲン


出来るだけ正しい姿勢でスマホを使用するというのはもちろんですが、悪い姿勢から影響を受ける自律神経の機能をフォローすることもポイントになります。

まず最初に意識すべきは、「女性ホルモンの分泌」をサポートすることです。

およそ40代から、分泌量が急激に減少していく女性ホルモンは、女性らしい体や潤いのある肌の維持に欠かせません。この女性ホルモンのバランスを整えることで年齢を感じさせない美肌づくりが期待できるようになります。
女性ホルモンを補う成分としてイソフラボンを含む大豆食品や、楊貴妃も愛飲していたという冬虫夏草などがおススメです。これらは女性ホルモンの減少に伴って保持が難しくなるコラーゲンやヒアルロン酸をサポートするためにも効果的です。

シワ・たるみなしの若見えは、内側からの姿勢ケアで

加齢とともに出来るシワやたるみは、表面的なお手入れだけでは改善できません。
毎日の姿勢や習慣、年齢による体の変化、肌生成のしくみ…と、総合的に自身を知ることでどうやってケアをしていけばいいのかが見えてきます。
その上で、日常で足りていないものや習慣をプラスしてシワやたるみの少ない肌づくりを目指していきましょう。

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女性ホルモンが影響する更年期の鍵を握る“睡眠力”


40~50代頃の女性たちが不安とともに迎える更年期。
その症状はイライラ・落ち込み・ほてり・偏頭痛・肌の不調と様々ですが、その不調は多岐にわたり、家庭や職場で周りの人に理解してもらいにくい点も辛さを増長させます。また乾燥で肌が荒れてボロボロになるのも更年期の大きな悩みの一つです。

更年期の大きな原因とは

更年期の大きな原因としては、40代頃からの急激な女性ホルモンの減少だと言われています。女性ホルモンの減少そのものを食い止めることはできませんが、更年期の症状は人それぞれに出方も程度も異なり、あまり影響を受けずに過ごせる人もいます。女性ホルモンの減少スピードを緩やかにしたり、減少によって影響を受ける機能をサポートすることができれば、辛い更年期を上手く過ごせすことも可能です。
今回は、更年期の体のリズムを整えるためのコツ「睡眠力」についてご紹介します。

更年期世代が女性ホルモンの影響を受ける理由

女性ホルモンは、月経や妊娠などに作用しているホルモンで、女性の一生は女性ホルモンに影響されるとも言われます。
それだけでなく、女性ホルモンは、髪・皮膚・血流・免疫・体型などにも影響するホルモンなので、40代頃からホルモンが減少する時期には、髪が抜けやすい、肌のハリがなくなる、体調をくずしやすくなる、心が不安定になるなど、全身や心に様々な症状がでてくるのです。

自律神経も正常に機能しにくくなる更年期

女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部で促進や抑制がコントロールされながら維持されています。

自律神経と女性ホルモンは深い関わりがあります

視床下部は自律神経もコントロールしているため、女性ホルモンの減少によって視床下部か自律神経への司令にも影響が表れます。特に更年期を迎える頃からは、自律神経のうちの副交感神経の働きが低下しがちになり、女性ホルモン分泌のバランスがさらに乱れることになります。
そこで更年期にこそ意識したいのが「睡眠」を大切にすることです。
リラックス時に働く副交感神経を整えることで、女性ホルモン減少によるマイナスの影響をゆるやかにすることが期待できるため、体が最もリラックスできる「睡眠」をきちんととることが、更年期の不調を軽減することにもつながります。

睡眠を促す「メラトニン」を味方につけよう

40~50代頃の女性たちは、仕事、子育て、家事、介護など時間に追われて睡眠時間が3~4時間という方も多く、不十分な睡眠が更年期を加速させがちです。
忙しい日々の中で上手に睡眠力を上げるためには「起きる時間を決める」「朝日を浴びる」「朝食をとる」など生活サイクルに気を付けるのも大切です。

メラトニンを上手に補うためには

さらに注目したいのが睡眠を促すホルモン「メラトニン」を補うことです。
メラトニンは副交感神経を優位にするので、更年期による女性ホルモンの激減をゆるやかにするためにもぜひ取り入れたいものです。
メラトニンの材料は肉や魚などの動物性タンパク質に多く含まれるトリプトファンというアミノ酸から摂れますが、和漢植物の中にも「冬虫夏草」などメラトニンを含むものもあります。手間をかけずにメラトニンを取り入れるためには、サプリメントを上手に活用してもいいでしょう。美肌成分と和漢植物をブレンドしたサプリメントもありますので、更年期の不調と肌荒れを一気にケアしたいときにおススメです。
メラトニンを効果的に役立てれば、睡眠の質を高めて体も脳もリラックスさせることが出来て、更年期の体バランスをとりやすくなります。

睡眠を味方につけて更年期の美肌づくりを

辛い更年期の症状は体の不調だけでなく、肌の状態にも現れるため、自分の肌を見てさらに落ち込んでしまうというスパイラルに陥ってしまうこともあります。
睡眠力を高めるコツをうまく取り入れ、さらにハリ肌をキープできれば自然と笑顔にもなり、更年期のイライラを軽減することは可能です。
就寝直前のスマホやパソコン画面の見すぎも睡眠の質を低下させる原因ですので、寝る前のリラックスタイムを上手に作ったり、メラトニン分泌に役立つ素材を取り入れたり、睡眠を味方につけて更年期を上手に乗り切りましょう。

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年齢肌の3大悩み「シミ・シワ・たるみ」を一気にケアするお手入れ法


40歳を過ぎる頃から気になるお肌のお悩みTOP3といえば、シミ・シワ・たるみの「SST」ではないでしょうか?
年齢より上に見えてしまう、メイク崩れの原因になる、素っぴんに自信が持てなくなるなど、何とかケアしたいと思うものです。
そのため、シミにコンシーラー、シワに美容クリーム、たるみにフェイスマッサージと、時間(手間)やお金ばかりかかってしまいうんざりすることも。
でも実は、年齢肌のSST「シミ・シワ・たるみ」を一気にケアする秘訣があるのをご存知でしょうか?

シミ・シワ・たるみケアの秘訣は「真皮」にアリ!

表面的には見え方の違う「シミ・シワ・たるみ」ですが、根本原因から見てみると「真皮の老化」が全てに大きく関わっています。
真皮は皮膚構造の90%を占める大切な組織で、肌の土台とも言える部分です。真皮には、コラーゲンやヒアルロン酸といった肌弾力の源となる成分が含まれていて、肌の若さを左右するハリのある肌を維持する役割を担っているのですが、これらの潤い成分が年齢とともに減少してしまうのです。
その結果、肌細胞の一つ一つがしぼんでしまい、細胞と細胞の間にすき間ができたり、ひずみができてしまうことで、「シワ・たるみ」が引き起こされます。

真皮の毛細血管の役割は

さらに、真皮には毛細血管が通っていて、それを通じて肌細胞に栄養や酸素を届けています。
ところがこの毛細血管は気づかない間に消耗したり減少したりすると言われ、肌細胞の誕生や成長に必要な栄養素が届きにくくなってしまい、肌の新陳代謝であるターンオーバーがスムーズに行われなくなってしまいます。
ターンオーバーが乱れると古い角質が新しいものといつまでも入れ替わらず沈着し「シミ」として残ってしまいます。つまり「シミ・シワ・たるみを作り出すのは真皮の老化」にあると言えるのです。
では、どのように真皮のアンチエイジングをすればよいのでしょうか。

真皮は“内側からのケア”でグッとアップ!

高価な年齢肌用スキンケアを使っても、効果を実感できないのは、「外側からのケアに限界」があるからです。

内側からのケアの役割

真皮と表皮の間にある基底層には体内に異物が侵入するのを防ぐバリア機能が備わっているため、真皮に届いてほしい化粧水や美容液など美肌成分はその手前でブロックされます。外側からのお手入れではスキンケア効果を実感しにくいという感じる理由はこの体の機能によるものです。
そこで注目されているのが、真皮まで美肌成分が届きやすくなるようナノ化などの先進技術を用いて開発された高機能スキンケア製品ですます。しかし、これらは値段も高いため、たっぷり使うのに躊躇してしまい十分かつ継続的なケアが難しくなります。
そこでおススメなのが、効率的に真皮に美肌成分を届けられる「内側からのケア(インナーケア)」です。毎日の食事にプラスして、ドリンクや錠剤タイプのインナー美容サプリを取り入れれば手軽に続けられ、悩みがいくつも重なる年齢肌の根本ケアが一気に出来て、美肌効果がグッとアップしやすくなります。

美肌づくりのポイントは真皮の毛細血管を劣化させないこと

「内側からのケア」で見逃せないのが「毛細血管のアンチエイジング」を意識すること。この流れをきちんとフォローすることができれば、真皮を通じて肌細胞に栄養や酸素が効果的かつスムーズに届くようになります。
毛細血管に十分な血液を巡らせるための成分も同時に摂取することで、摂取した美肌成分をきちんと活用されるためのサポートにもなり、実感度も高くなります。

「シミ・シワ・たるみ」ケアの2大チェックポイント

年齢とともに加速する、老け見えの原因シミ・シワ・たるみを一気にケアするには、
・肌細胞の土台となる「真皮に美肌成分を届ける」こと
・「毛細血管の劣化を防ぐ」こと
が2大ポイントになります。
シミ・シワ・たるみを内側から一気にケアすることは、クリームの重ね塗りなどによる肌への負担を軽減でき、肌体力が低下する40代からの年齢肌に優しく、忙しくても手軽に継続でき、効果を実感しやすい若肌への近道です。
外側からのスキンケアだけではなく、内側から真皮に働きかけて、シミ・シワ・たるみのない年齢肌を手に入れましょう。

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美肌の鍵“タンパク質の効率的な取り入れ方”

肌づくりに必要なタンパク質の量は?

私たちの体の約60%は水分でつくられていますが、残りの40%のうちの約半分は「タンパク質」で構成されているのをご存知でしょうか?
アスリートたちが、激しいトレーニングの後に良質なタンパク質を摂ることなどから
筋肉を作ることがタンパク質の役割のように思われがちですが、実は、肌(皮膚)や髪を美しく保つためにも欠かせない成分です。
タンパク質が不足してしまうと、肌の基礎が維持できなくなり、せっかくのスキンケアも実感が伴わないこともあります。

女性のタンパク質不足

農水省が推奨しているタンパク質摂取量は、大人の女性で1日平均40g。
かつてはこのタンパク質を、魚や大豆といったタンパク源から摂っていましたが、食の欧米化などにより、「肉」に偏りがちになってきた現代では
「カロリーが気になる」
「年齢とともに食が細くなってきた」と、肉の摂取量が減り
慢性的なタンパク質不足になっている女性たちも多いようです。
そこで今回は、年齢を重ねた肌に必須のタンパク質の効率的な取り入れ方を見てみましょう。

コラーゲンは重要なたんぱく質

タンパク質不足が年齢を重ねた女性の肌づくりに深く関わっているのをご存知ですか?
エイジングが気になる女性たちが注目する成分のひとつ「コラーゲン」も、実はタンパク質の一種で、体全体のタンパク質の、約30%を占めています。
つまり、タンパク質の摂取量が不足すると、美肌の源となるコラーゲンも不足するということです。
コラーゲンは、肌の90%を占める真皮の中の潤い成分として、肌の弾力やハリに欠かせない役割を担っていますが、加齢とともに体内で生成される量が著しく減少します。
体内でコラーゲンが作られなくなる上、食事からの摂取も減少してしまうことは、肌力が急激に衰えはじめる年齢を重ねた肌にはダブルのダメージです。

食事からのコラーゲンだけで美肌は手に入る?

コラーゲンを含む食材としては、スッポンや鮭の皮の部分や豚肉や鶏肉などが挙げられます。
肉だけを意識してタンパク質を摂るのではなく、魚類からのタンパク質も上手に摂取するようにすれば、カロリーや年齢とともに食が細くなることを気にせずとも、コラーゲンを含むタンパク質を摂ることができます。
ただ、食事から摂るコラーゲンは、あくまでタンパク質の一つとして取り入れられるため
全てが肌づくりに役立てられるわけではありません
肌の土台となる真皮のコラーゲンをはじめ、美肌に必要なタンパク質を効率よく取り入れるためには、カロリー等を気にすることなく必要な成分だけを手軽に摂ることが出来るサプリメントの活用もおススメです。

効率よくコラーゲンを摂るための3つのポイント

タンパク質は口から取り入れられると、胃で分解消化がはじまります。
ここでコラーゲンから分解されたアミノ酸のひとつ“ヒドロキシプロリン”が体内でコラーゲンを作り出す鍵をにぎっています。
この“ヒドロキシプロリン”は、コラーゲンの摂取からしか得られず、さらにコラーゲンの生成のためにだけ使われる貴重な存在なので、積極的にコラーゲンを摂取することは、肌づくりのファーストステップです。

上手に選んでコツコツ継続

「有機野菜を選ぶように質の良いコラーゲンを選ぶこと」
「体に吸収されやすいもの」
「カロリーオーバーにならないもの」
の3つのポイントを押さえてサプリメントを選ぶとよいでしょう。
年齢を重ねるごとに、ターンオーバーにも時間がかかってくるので、肌変化はすぐに目に見えるものではありませんが、コツコツと継続してケアすることで確実にプラスの変化は現れます。

だからこそ体に負担のない成分を、継続的に取り入れながら、肌の土台となるタンパク質を上手に補って焦らない美肌づくりを目指しましょう。

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年齢を感じる唇のくすみには「巡り」がカギ


40歳を過ぎた頃から、ファンデーションのノリが悪くなってきた、アイラインやアイシャドウを引きにくくなってきた、メイクの崩れが日に何度も気になるなど、毎朝のメイクタイムにお肌の変化を感じることが増えてきませんか?

年齢を重ねたお肌のメイク悩みで上位に上がってくるのが「唇」の悩み です。
それまで気に入っていたキレイなピンクの口紅がパッとしなくなったり、縦ジワが気になってマット系の口紅が塗りにくかったり、乾燥してカサカサになったりと「これまでと違う」お悩みが出てきます。
加齢と共に気になりはじめる「唇のくすみ」の原因とお手入れ方法をみてみましょう。

「唇のくすみ」はなぜ起こる?

そもそも唇は、体の中でも最も皮膚が薄いパーツの一つです。皮下をめぐる毛細血管がすぐ近くにあるため、血色として赤く見えています。唇をケガすると血が出やすいのもこのためです。

口紅による唇ダメージは蓄積しています

そんなとてもデリケートな唇に、女性たちは長年口紅を塗り、さらにメイクオフの時にはどうしても擦ってしまうため、40歳を過ぎる頃には蓄積した唇の肌ダメージが顕著にわかるようになります。
それが、 「色素沈着」「乾燥」です。

落としきれなかった口紅の油分や色素が沈着していくうえ、さらに肌全体のターンオーバーが低下してしまうため新しい皮膚に入れ替わりにくくなり、口紅汚れがいつまでも唇上に残ってしまうのです。
そればかりか、汚れを落とすためにクレンジングや洗顔の時に擦ってしまうことで、摩擦が原因のくすみが出来たり、必要以上に皮脂や水分を落としてしまい乾燥を引き起こします。

女性らしく、潤いのある唇の美肌づくりのカギは「巡る力」

ターンオーバーの低下もくすみの原因に

お顔の印象を明るく見せてくれる「唇」の美肌づくりは、「色素沈着」を引き起こすターンオーバーの低下や「乾燥」の原因となる擦れや摩擦によるくすみを意識することで、いくつになってもができるようになります。

冒頭でお伝えした通り、唇は「毛細血管」の影響を受けやすいパーツです。
毛細血管を流れる血液は肌のターンオーバーにも深く関わっているので、「巡り」の低下はターンオーバーの低下にもつながり、くすんだ唇の原因です。
表皮でおこなわれるターンオーバーは表皮のすぐ下の真皮から水分や栄養を得ることでスムーズに維持され、その水分や栄養を運んでいるのが、毛細血管の「巡る力」なのです。
また、巡りが整えば肌水分も維持しやすくなるため潤いある肌にもなります。

40歳からの唇ケアは、外から内から!

唇のエイジングケアに必要な「巡り」は、化粧水や美容クリームなどの表面からのスキンケアだけでは真皮まで到達しないため十分ではなく、内側から働きかけるインナーケアが有効になります。
代謝や巡る力を高める食材を積極的に取り入れるなど、日頃から意識してみてください。あまりにもストイックになり過ぎると心にも負担を課してしますので、毎日のケアに手軽に取り入れやすい「巡る力」をサポートする和漢植物など自然由来の成分が配合された美容サプリメントなどを摂り入れることもオススメです。

「巡り」ケアを続けて、「くすみのない潤いある唇」をぜひ手に入れてください。

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キレイな人の美容習慣はシンプル&自然素材がコツ


オーガニック、ファスティング、デトックス、スーパーフード・・・
モデルや有名セレブ発信の美容情報によって注目されている、これらのヘルシーワードに
共通してるのは、カラダの内側から健康的な美しさを手に入れようという「インナービューティーケア」を意識している点です。

腸内環境と美肌のいい関係

肌と体内環境が密接に関係していることは、今では美肌づくりの常識で特に、40歳前後からの美肌づくりでは、若い頃とは違って「肌体力」を低下させず、自然な「新陳代謝力」を維持することを意識していくことが必要でインナービューティーケアは、それを叶えるのにぴったりのケアです。

インナーケアをもっとシンプルに

とはいえ、オーガニックやファスティングなどを経験したことがない人にとっては、少し面倒に思えるかもしれません。
オーガニック素材やスーパーフードは高価で手に入れにくい印象もありますし、
さらに、継続するためにはストイックにならなければいけないような抑圧的な気持ちにもなります。

そこでインナービューティーケアをもっとシンプルに考えてみたいと思います。

「出す」ことを意識して良いものを吸収

シミ・シワ・たるみなどの肌の老化を感じるようになると、スキンケアアイテムをどんどん「プラス」して、スキンケアの過程が増えてしまう場合があります。
結果として、肌表面に落としきれないスキンケアの汚れが積み重なったり、必要なケアが不足したりして、逆効果になってしまっていることがあります。
「出す」ことを意識する肌づくり というのは
新陳代謝がスムーズに行われるめぐりの良い肌をつくる ということです。
肌の一番表面の角質が、代謝が滞りうまく剝がれないで状態が続くとくすみやシワやキメの乱れを引き起こします。代謝を高めてこのような不要な角質を速やかに「排出」することが、キレイな肌を維持するための近道です。
また、女性ホルモンの低下やモイスチャーバランスの乱れなど年齢にともなう体の変化は「出すこと」を困難にする原因のひとつでもあるので、それらをケアすることで「出す」力を低下させないようにすることにもつながります。

体に負担をかけない、自然由来の素材で美肌をひきよせる

自然と共存して生きている私たちは、昔から自然由来の植物や、エキスなどはカラダに負担をかけない漢方やアーユルベーダなどの薬効をうまく役立ててきました。
その自然の流れに逆らって便利になり過ぎた現代人の食生活や大気汚染などがカラダのバランスを崩し、不要なものを体内に滞らせてしまっていると言われています。体バランスを整え、排出する力を高めるためにも

「自然由来」のものを意識して摂ることで腸内環境が整い、「出す」力を正常に保ちやすくなります。その結果として美肌をひきよせる体内環境を手にすることができます。

ブームに惑わされずに美肌づくり

表面的に押し寄せて来る老化の波を、どうにかしようと焦ってあれこれとプラスするのではなく、シンプルにカラダ本来の機能を考えて
自らの力で「肌生成」を維持できるカラダづくりのための環境を整えることが、何歳になっても「キレイ」でいられるためのコツです。
それが昨今オーガニックやファスティングが注目されている理由でもあるのです。

「出す」と「自然由来」でムリなく

ビタミン、ミネラル、アミノ酸、プラセンタやヒアルロン酸、コラーゲンなど、様々な美容成分が注目を集めていますが、何を選ぶにも「出す」「自然由来」を意識して取り入れてみてください。そうすれば、次から次へとブームになる美容情報に惑わされることなく
自分のカラダや肌にあったケアを継続していくことができ、肌のリズムが整って自然な新陳代謝をキープできる肌づくりを実現できるようになります。

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食事?サプリ?スキンケア?効率よくコラーゲンを摂れるのは?


綺麗な肌づくりにコラーゲンを!
とは、美容を気にする女性たちならもはや常識ですが、コラーゲン入りの商品を摂るためには案外コストもかかりますし、せっかくなら効率よく摂りたいものです。

美肌のためのコラーゲンの役割

そもそもコラーゲンとは繊維状のタンパク質で、私たちのカラダの「30%」を構成し皮膚の「70%」を占めているといわれていて
若々しく健康な美肌を維持するためには欠かせないものです。
このコラーゲンは40歳前後から激減していくため美肌を維持するためには毎日補給することが重要です。

一般的なコラーゲンの摂り方は

一概にコラーゲンを摂るといっても、その摂り方は人によって様々。
「コラーゲンを含む食事を意識して食べる」
「スキンケアとして肌表面から与える」
「サプリメントなどで補う」

などが代表的のようですが

美肌を実感できる摂り方が出来ているかギモンに思うことはありませんか?
そこで効率よいコラーゲンの摂り方としてチェックすべき3つのポイントをご紹介します。

<コラーゲン摂取の際に意識したい3つのポイント>

①きちんと肌生成に役立っている
②コラーゲンがしっかりと吸収されている
③継続して毎日摂ることができる

ご自分が取り入れたい方法について、この3つが当てはまるかをチェックしてみてください。

コラーゲンが効率良く摂れるのは?

■コラーゲンを含む食事を意識する場合

コラーゲンを含む食材としては、鶏皮・豚足・軟骨・フカヒレ・すっぽん・ウナギ、などをはじめ今ではコラーゲン玉として料理に取り入れやすいものまであります。
一般的に成人女性が平均的に食事で摂取できているコラーゲンは1900mg前後とされています。ところが、美容と健康を維持するために摂りたいコラーゲン量の理想は最低でも5000mg。
理想のコラーゲンを毎日の食事から摂るのは困難な上、理想量を摂ると、カロリーオーバーは避けられません。
しかも食事から摂ったコラーゲンは、全てが美容のために役立てられるわけではありませんし、吸収されないまま排出してしまうことも。
食事から継続的なコラーゲンの摂取には、かなり時間もコストもかかりそうですので、食事をベースに、サプリやスキンケアによるケアをプラスするという意識で続けるのが良さそうです。

■スキンケアとして肌表面から補う場合

化粧水や美容液にコラーゲンを配合したスキンケアも多くあります。
肌表面から直接補給できるため、肌表面の角質層を一時的にケアするという点では効率的です。
しかし、幾層にもなっている肌において、表面に見える部分はわずか0.1~0.2mmの薄い層で、コラーゲンを本当に届けたいは肌そのものをつくっている肌奥にある真皮の部分です。
根本的に肌体力を高めて若々しい美肌を維持したいという場合には、表面からのケアに加えて肌自体に体力をつける事が必要です。

■サプリメントで補う場合

コラーゲン入りのサプリメントは、とてもたくさん市場に出回っています。
粒タイプ、粉末タイプ、ドリンクタイプ、ゼリータイプなど形状も様々。
サプリメントの場合は、成分が安定し、毎日継続して手軽に続けやすいのが一番のメリットです。また栄養分として欲しい成分をギュッと凝縮したものとして商品開発されているため効率的とも言えます。
とはいうもののサプリメントの場合も、分子の細かさやコラーゲンの原料となっている素材のチェックなど、安心安全かつ高品質のものを選ぶように心がけた方が良いでしょう。
また、ただコラーゲンを摂取するよりも体全体のバランスを整えることで、効率よくコラーゲンを取り込めるような一石二鳥のものまでありますので、サプリメントを選ぶ時の判断基準にしてみるといいでしょう。

まずはサプリからスタートしてみる

「食事」「スキンケア」「サプリ」の摂り方のメリットやデメリットを考えてみると、日頃のスキンケアに加えて、忙しい世代の女性たちでも手軽に始められる「サプリメント」を摂取することがおススメです。
肌生成のベースとなる内側からのコラーゲンケアを続けてみて、次のステップとして、食事やスキンケアを上手に組み合わせてみてはいかがでしょうか?

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潤い肌になれば“小顔”になれる!?

欧米型体型の若い世代

テレビで見る若手女優さんのみならず、若手男性俳優さんたちの肌の綺麗さに見惚れることはありませんか?最近では男性の肌の美しさもモテる条件の一つのようですが、若い世代に共通しているのは、欧米化した体型。腰の高さや足の長さはもちろんですが、「顔が小さい!」ことも、若い世代の特徴です。

加齢で顔が大きくなる!?


その欧米化の影響を受けている若者たちのひとつ前の世代が、いわゆる日本人体型の40代半ば以上の方たち。今の子たちより少し大き目の顔の大きさ、それに加えて、年齢とともに増える「たるみ」「しわ」「ハリ不足」が、「若い頃より顔が大きくなったかも!?」と、年齢を重ねた女性たちの悩みに拍車をかける要因ともなっています。
しかしながら、日本人体型の40代半ば以降でも、小顔を引き寄せる方法はあります。
意外かもしれませんが、その秘訣は「肌づくり」。ベストな肌状態を維持することで、緩んだ顔周りをキュッと引き締らせて、ひとまわり小さいお顔を手に入れることができるのです。

4つのポイントを抑えてキュッと小顔へ


*肌感が引き締まっている
*ハリがある
*目じり口元が上がっている
*ほうれい線が目立たない

これらは、基本的な「肌づくり」で手に入れられることで、この4つが整うだけで、小顔が実現するのです。

小顔のカギは「潤い肌」づくり!?

では、肌をベストな状態に維持するためには、何をしたら良いのでしょうか。
肌の基本的なお手入れはもちろんですが、必要不可欠なのが「潤い肌」づくりです。

メリットがいっぱいの潤い肌を手に入れて

「潤い肌」を手にれることで得られることは、

*紫外線などの外からのダメージに強くなる
*メイクノリがよくなる
*明るい印象が作れる
*柔らかいモチモチとした肌感になる
*肌のターンオーバーや代謝が早くなる

などをはじめ、女性にも、もちろん男性にも嬉しいことばかりです。そしてなによりも、「潤い肌」を維持することで「肌体力」が高まることが一番着目すべき点です。

「潤い肌」はどうやって作る?

肌の潤いは、「水分量」「皮脂量」「天然保湿成分」という3つの要素からなるモイスチャーバランスによって保たれています。水分ばかり補給する、クリームで油分ばかりケアするなど、偏ったケアだけをどれだけ続けても潤いをキープし続けることは困難です。

「巡る力」がモイスチャーバランスを整える

細胞レベルで肌を土台からつくる


モイスチャーバランスのケアとして有効なのは、「巡る力」を高めることによって、肌が本来持っている機能を正常に維持し続けることです。せっかく水分を補っても、それが肌に届いていかなければいつまでも保湿は出来ませんし、潤いにもつながりません。

特に年齢を重ねた肌は、肌づくりに「時間がかかる」ものです。「巡る力」を高めることで、継続的に保水や保湿成分が肌に届けられる環境づくりをしてあげましょう。

そのためには、外側からのケアだけではなく、肌の土台である細胞レベルからの肌づくりにも気を配ることも大切です。毎日の食事で食べるもの、飲むものは、体を作る大切な栄養素で、もちろん肌も食べるものから作られています。特に、体の機能、肌の機能が低下していく40代半ば以降の世代は、積極的に「巡り」を意識した食材や漢方素材など取り入れたり、コラーゲンやプラセンタなどの潤いやターンオーバーを高める成分も積極的に摂取していきたいものです。

潤った小顔を手に入れましょう


潤い対策のための製品は山のようにあります。つまり、逆を返せば、それほどまでに潤い肌を切望している女性たちが多いということです。

潤いが常にキープできる肌づくりが出来てくれば、ハリのある肌、キュっと引き締まったフェイスライン、たるみのない肌が維持できて小顔印象につながります。
潤いキープで小顔づくりを目指してみませんか。

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10歳若く見える人が続けている3つのケア

閉経などによって体が大きく変化する40〜50代。
女性にとって、体と肌の状態も30代とは全く違ってくるこの世代でも年齢よりも若々しく見える女性たちがいます。そんな女性たちが日々意識している3つのケアをみていきましょう。

ナチュラルな美しさを手に入れたいなら

コンシーラーや下地クリームなどで、綺麗な素肌を作り込むことから始め、アイメイクをバッチリ、ヘアスタイルもキメキメにというのは少し前までの美魔女。
最近では、美魔女よりも、ナチュラルで「がんばってないのに綺麗」な女性への注目も高まっています。ナチュラルな若見え女性とは、素肌そのものが美しく、全体にハリを感じるみずみずしさのある女性たちです。そんな若見え女性たちの秘密は誰もが気になる所ですね。

40歳を過ぎた女性たちが肌のために意識すべきことは、30代までのそれとは大きく異なります。
 
それは、「体の変化と肌のつながりをより密接に捉える」ことです
*代謝が落ちる
*ホルモンバランスが崩れる
*自然治癒力が低下する
*筋力が低下する
*疲れやすくなる
*回復力が低下する

 
など、40歳を過ぎた女性は、健康維持と美肌維持の関係が強くなってくる世代です。

マイナス10歳の美肌には?

40〜50歳代でありながらも10歳若く見える女性たちは、このことを意識してケアしている人たち。つまり、意識的に20~30代のような体の内面の健康状態を維持することを心がけているのです。

特に、「巡り」「再生(ターンオーバー)」「潤い」。この3つは、40代からの健康的な肌と体の3原則とも呼べる大切なポイントになります。

巡りとは・・・

体全身を巡っている血液をスムーズにサラサラと流れる体づくりのことです。
体のすみずみまで張り巡らされている血管に血液が送られることで、健康や美に必要な栄養成分や酸素や水分が運ばれ、くすみのない、透明感のある肌、栄養分の行き届いた健康な体を支えます。
この「巡り」が滞ると、血行が悪くなりくすんだ肌や、栄養不足による肌再生力の低下、冷え、肩こり、倦怠感などの不調を導きます。

再生(ターンオーバー)とは・・・

主に、肌の生成に関わるもので、新しい皮膚が作られて古い肌と入れ替わる周期に大きく関わっています。
この周期が長くなってしまうと、老廃物となり剥がれ落ちるべき古い肌(角質)がいつまでも肌上に残り、ガサガサした肌やハリのない肌になります。
「再生(ターンオーバー)」には、栄養・酸素・水分など様々な条件が必要になり、これらのバランスをとることで若々しい素肌維持へとつながります。

潤いとは・・・

みずみずしい肌づくりに直結する肌の水分量のことです。
モイスチャーバランスとも言われ、「水分量」「皮脂量」「天然保湿成分量」のバランスによって保たれています。そして、これらの「健康的な肌と体の3原則」を維持することこそが、ナチュラルな若見え女性が実践するトータル的なケアの決め手です。

健康な肌の3原則

この「健康的な肌と体の3原則」のためのインナー美容ケアとして有効なのは・・・

食べるものや飲むもので肌が必要とする成分を取り入れることです

日常の食事で食べるもの、飲むものを意識することはもちろんですが、加齢を重ねた体には、日々の食事からだけでは足りない栄養素がたくさんあります。
年齢的に必要な栄養素を全て食事から摂取するとなると、栄養素を計算しなくてはいけなくなり、毎日がさらに忙しくなるばかりか、カロリー過多なども懸念されます。
 
年齢的な体の変化を意識するならば、和漢植物や自然由来成分などをふんだんに使用した安心かつ必要栄養素がしっかりと摂取できるサプリメントが手軽で安心、かつ時間の節約にもおススメです。
 
ひと昔前と異なり、50歳、60歳、70歳でも、まだまだ若々しい素敵な女性たちがどんどん増えている時代です。
「マイナス10歳」に近づくために、「健康的な肌と体の3原則」を意識したお手入れを毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
 
 
 
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40代からの「ハリ」のある肌づくりに、「繊維芽細胞」に着目


紫外線が強くなってきましたね。
特に湿気も高いこの季節は、空気中の雑菌も増えやすく、肌へのダメージも心配です。

夏のダメージを溜めこまない

加齢とともに気になってくるシミ、シワ、たるみなどは、
ダメージを受けた肌細胞を修復する力が足りず、ダメージが蓄積された結果、表面に現れるエイジングサインです。
 

年齢肌が気になる女性が注目する成分

年齢肌が気になりはじめる女性から注目を集めている成分には、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタなどがありますが、いま、これらの成分が体や肌に働く過程で、注目が高まっている細胞をご存じですか?
それは、「繊維芽細胞(せんいがさいぼう)」と呼ばれるもので、肌の再生を助けるコラーゲンなど、うるおい成分が作られる時に重要な役割を担っています。
 

コラーゲンを作る繊維芽細胞

繊維芽細胞は、「肌がダメージを受けた」と認識すると、まず、線維芽細胞の数自体を増やします。その後、増えた繊維芽細胞それぞれから「コラーゲン」がつくり出されます。

つまり、線維芽細胞の数が増えれば増えるほど、体内で生産されるコラーゲンの量も増えるのです。

 
この体のメカニズムを上手く取り入れて美肌づくりを支えているのが、コラーゲンやプラセンタなのど美容ドリンクです。コラーゲンを体内に取り込み、線維芽細胞に「細胞がダメージを受けている」と認識させて繊維細胞の数を増やし、比例してコラーゲンも増える、という美肌のサイクルを加速させているのです。
年齢を重ねれば重ねるほど、意識的にコラーゲンを摂取して肌の再生力を高めていく必要があるのは、こういう理由からです。
 
コラーゲンやヒアルロン酸などのうるおい成分は年齢とともに低下し、肌の再生力は、どんどん低速していきます。同様に、線維芽細胞の機能も低下していくため、何もしない状態でいると、体肌の状態は下降線を辿るばかりです。

40代女性に足りないコラーゲン量は?

成人女性が必要としている1日のコラーゲン摂取量は5000mgですが、実際に私たちが毎日の食事から摂取できる量は、わずか1900mgです。体は、食事で摂取できる量の倍以上ものコラーゲンを必要としているのです。

そう考えると、より効率よくコラーゲンを生み出し、肌の再生力を加速させるために、高いサポート力を持つコラーゲンを積極的に毎日の生活に取り入れていくのは、とても大切なことなのです。
 
また、コラーゲンだけではなく、コラーゲンを届ける力を高めるために、体内の巡りを意識したコラーゲンなどもあります。

日々摂取する「コラーゲンの量と質」、そして、線維芽細胞の機能を高め、コラーゲンを届ける「巡りの力」これらの視点から、40代からの美肌づくりにチャレンジしてみてください。

 
 
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更年期の美肌づくりのカギは女性ホルモン

じめじめと湿度の高い季節がやってきました。
なんとなくダルイ…。この時期は不調を感じている女性たちも増えるのではないでしょうか。

病気でもないけど元気もない・・・

病気でもないし、かといって元気でもない。だから周りに不調を分かってもらいにくい。そんな時はホントにツラいものです。

40代~50代の女性たちに訪れる更年期の症状もまさにこれと同じ様な状態です。
咳や熱が出るとか、薬が必要な症状が出るとか、ハッキリとした不調ではないため、それが更年期の症状だと認識しづらく、ましてや、他人にはダラダラしているように見られたりして余計にツラい想いをしている女性たちは多いようです。

更年期の主な症状は

イライラ、不眠、のぼせやほてり、うつうつと落ち込む、寒気、胃腸の不調など、個人差はありますが体も心もなんとなくスッキリしないものです。
「病気じゃないんだし、しっかりちゃんとしなきゃ!」と自分で自分にプレッシャーをかけてしまい、ストレスでさらに不調を悪化させている場合もあります。

更年期と女性ホルモン

そもそも更年期の不調には、女性の体を左右すると言われる「女性ホルモン」の変化が大きく関わっています。

女性ホルモンってとってもわずか

もともと、女性ホルモンは一生を通して「ティースプーン一杯分」ほどのわずかな量しかありません。
40代頃から急激に減少し始める女性ホルモンは、更年期を迎える頃からは、さらに少ない状態になり、脳からの「女性ホルモンを分泌してください」という司令に対して、分泌できる女性ホルモンが無く、体のバランスが崩れます。
このバランスの崩れによって引き起こされる心身の機能の悪化が更年期に引き起こされる不調「更年期症状」で、不調のスパイラルへと言われるものです。

カラダも心も変化する40代

女性ホルモンの減少やバランスの乱れは、体や心の不調に加え肌の変化にも大きく関与しています。
コラーゲンなどの潤い成分をキープしたりハリのある健やかな肌細胞をつくり出したりといった肌のアンチエイジングには女性ホルモンが欠かせません。

40代からのスキンケアにはコラーゲンなどの潤い成分を摂るだけでなく女性ホルモンをサポートするケアもプラスする必要があります。

更年期の美肌づくりって?

バランスを取るケアを

減少する女性ホルモンのバランスを取っていくために心がけたいこと以下の4つです。

*冷やさない体づくり
*良質な睡眠
*バランスのとれた食事
*ストレスをためない生活

とはいえ、更年期の時期は、家事や仕事、育児で忙しく、自分の事を後回しにしてしまいがちな年齢です。更年期にどれだけ自分を大切にできるかは、その後の体や肌にも影響します。出来る限り自分に手をかけてあげましょう。

毎日を少しでも丁寧に生活する事はもちろん、この時期の体と肌をサポートするための和漢植物などを取り入れるのも負担が無く、さらに、時間と手間の節約もできるので、おススメです。

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手・首すじも要チェック!肌の年齢サインのは顔だけじゃない

飾らない美しさに自信を持ちたい!

美魔女という言葉を聞くようになってからだいぶん経ち
年齢を感じさせない若々しい女性がとても増えています。
でも、以前と比べて「美しい女性」の印象が変化していると思いませんか?

かつては、メイクやヘアスタイルや体のラインやファッションなど、
見た目の印象で年齢よりも若く見えることが「コツ」の一つでしたが、最近は

「スッピン状態でも年齢不詳な女性」の「飾らない」若々しさ

が伴ってきています
体そのものを若々しく維持することで若さを保とつために
マクロビ、デトックス、ファスティング、糖質制限など
内側からのケアを気にする女性も増えてきています。

ただこれらは、「継続、我慢」など心のモチベーションが必要なので、
一時的なチャレンジで終わってしまうという方も多く、それでも、
せめて人から見られる顔だけでも、
潤いやハリのあるキレイな状態をキープしたい、と
日々のスキンケアに精を出している女性も多いでしょう。

意外とチェックされてる首筋!

ところで、男性が女性の年齢をチェックするパーツはどこだと思いますか?
女性の意識は、鏡に映る顔に向きがちですが、
男性は、顔だけではなく、
「首筋の横じわ」「手の甲の乾燥」「ヒザのくすみやたるみ」などの
体の部分的パーツで女性の年齢をチェックしているといいます。
顔の手入れにばかり気を取られていても、実際にチェックされているパーツの場所のお手入れを怠っている人はかなり多いはずです。

この中でも、40代からの女性に特に意識してもらいたいのが
「首すじ」の肌老化です。

スマホが手放せない生活習慣も原因の一つです。
下を向いたまま1日に何時間も過ごしたり、寝る直前までしかも寝転がってスマホをいじっていたりしてませんか?
その時の首は、不自然な角度で固まった状態で、
この硬直した首のポジションが首すじに年齢をを現す原因です。
首すじに横ジワが刻み、背中が丸まった姿勢が続くことで、
顔や首の皮膚がたるんでくるのです。

スマホを手にした時は、
「首すじの加齢」を止めるために、次の二つを意識しましょう。

■長時間のスマホ操作に気を付ける
■姿勢を意識して整える

さらに、スキンケアをする時にも首すじケアを心がけましょう。

人の皮膚は体全体が1枚の皮膚でつながっているので
首すじを意識することは、顔の皮膚のハリにもつながります。

毎日のスキンケアで顔だけでなく、首すじにも同じケアを行いましょう。

内側からのケアで首すじに自信を

また、内側から積極的に肌づくりをサポートする
美容ドリンクやサプリメントなどの

インナービューティケアもおススメです。

首すじにも、手にも膝にも、
肌を作る栄養分として美肌成分が届けられるので
若々しい肌を育て、維持するために効果的なお手入れ法です。

年齢が現れやすい「首すじ」や、隠すことが困難な「手」の
エイジングケアも忘れずに意識して
体そのものの若々しい美しさを手に入れるために、
日々、忘れがちなパーツケアを見直して、
内側から、外側からのお手入れを心がけましょう。

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40代からの肌の衰えにブレーキをかける3つのポイント


5月は、気温差・乾燥・花粉などの飛来物・そして紫外線も最も多くなり、
肌・髪・体への負担が強くなる季節です。
さらに、30歳を越えると、加齢とともにダメージを防御する体自体の機能も低下するので、
この時期は、エイジングケアに強く意識を傾けるべき時でもあります。

加齢が始まる30代を過ぎ、40代、50代の女性の
肌の3大悩み “シミ、しわ、たるみ”

これらの原因は、加齢とともに低下する
「ターンオーバー」や「女性ホルモン」、そして
「潤いバランス」の影響です。

20代の時は、約28日で生まれ変わっていた肌細胞(ターンオーバー)は、
40代になると、生まれ変わるのに約60日もかかるようになり、
「女性ホルモン(エストロゲン)」は30代を境目に40歳頃から激減します。

これらの加齢の波は、健康な肌を維持するために不可欠な
「潤いバランス」にも大きく影響を及ぼします。
「潤いバランス」とは
肌の「水分量」「皮脂量」「天然保湿成分量」の3要素のバランスのことで、
このバランスが崩れることで、“シミ、しわ、たるみ”など
加齢による肌の衰えが急激に増えていきます。

老化のメカニズムにアプローチを

肌の衰えに効果的にブレーキかけていくためには、
年齢肌の老化のメカニズムに根本から働きかけることが欠かせません。

肌老化のメカニズムに大きく影響しているのが「女性ホルモン」です。

女性ホルモンは「美のホルモン」とも言われ、
バランスが乱れるとコラーゲンの生成力も低下します。

つまり、女性ホルモンの低下を緩やかにして、バランスを保つことが
肌老化のブレーキになります。

そのために必要とされているのが次の3つ
① 「巡り」
② 「バランス良い食事」
③ 「睡眠」

これらは、外側からのスキンケアでは補えないものです。
日々の食事や生活習慣など“体を作っている根本的な部分”から整えることが必要です。

生活スタイルや食事を徹底的に管理することは可能ですが、
ストイックになりすぎることも、体には大きなストレスになります。
食材自体の栄養価の低下や便利になりすぎた現代社会では
無理なく続けやすいサプリメントなどで効率よく整えるのがオススメです。

和漢素材で女性ホルモンをサポート

特に、最近注目を集めている「和漢植物」を使用したサプリメントは、
未病や東洋医学の発想に基づいているので、負担も少なく続けやすいでしょう。
未病やもちろん、巡りや女性の不調に対してのデータもある

「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」も注目の和漢素材の一つです。

体を温める性質も持ち、自律神経のバランスにも働きかけるので
質の良い睡眠を導く女性にとってとても嬉しい素材です。

「巡り」「バランス良い食事」「睡眠」に、積極的にアプローチして、根本的に体を整えることが、
女性ホルモンのバランスを整え、加齢による肌の衰えをサポートします。

ますます強くなる紫外線のダメージに負けないためにも
肌の衰えにブレーキをかける3つのポイントを上手にとり入れて、
40代からの美肌を実現しましょう。

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シミ・しわ・くすみ・たるみ…。「巡り力」で一気にケア


ふと気づく、肌のシミ。
40代前後の女性が年齢を感じ始めるサインです。

気になる年齢サイン。増えるスキンケア・・・

毎日のメイクの時に毎日目にする、自分の顔に表れる年齢サイン。
シミだけではなく、なんとなく下がってきた目じり、
ほうれい線、頬のたるみ、首のシワなどが気になり始めます。

同時に、「まだ今ならなんとか、若さを取り戻せるんじゃないか」と、
年齢肌化粧品を始めてみる方も多いのではないでしょうか。

保湿、肌の凸凹ケア、たるみを解消する高機能クリーム、
くすみを隠すためのコンシーラーなど、スキンケアグッズは増える一方。
さらに、メイクの時間は長くなり、お財布にも負担が多くなってきます。

最近では、そんな視点からサプリメントや美容ドリンクによる
インナーケアを選択する方が増えてきました。

今回は、インナーケアアイテムを選ぶポイントをご紹介します。

選ぶポイントは、必要成分とプラスアルファ

私たちの肌は、細胞が誕生、成長して肌を作り、
最終的に角質となって剝がれ落ちていきます。
この過程で何よりも大切なのが、毎日摂取する栄養分が
きちんと必要な場所に届いているかどうかです。

巡る力が滞っていると、せっかく、体や肌のために摂取した
良い栄養も、その力を100%発揮しきれません。

「巡る力」こそ美肌の近道

コラーゲンやプラセンタなどの美肌成分も、
「巡る力」が正常に機能していることで肌細胞に届き、
健康な肌をつくりあげてくれるのです。

つまり、インナーケアの基本中の基本は、
肌づくりにも、体づくりにも、体の代謝(=巡る力)が正常に維持できていることなのです。

「巡る力」を高めるために、自然由来の成分を

毎日の体のことを真剣に考えれば当たり前ですが、
巡る力を整えるためには、自然由来の成分を取り入れたケアが理想的です。

民間療法などでは、古くからとりいれられていた「和漢植物」には
「冬虫夏草」のように「巡り」に良いといわれる植物も多くあります。
採取される量が少なく、稀少な素材として重宝されてきたこの冬虫夏草や
ツバメの巣や白キクラゲなどの自然由来成分と
プラセンタやコラーゲンなど美容と健康を力強く底上げする素材を
組み合わせたインナーアイテムももありますので、上手に取り入れするといいでしょう。

インナーケア選びは、安心安全な品質も栄養価も高いものを

私たちが毎日の食事から摂取できるコラーゲンの量は1900mg。
1日に必要なコラーゲン摂取量5000mgを摂取しようとすると、
食事の量やカロリー的なもの、さらに食費の部分でかなりの負担になります。

その足りない部分を上手に補ってくれるコラーゲンドリンクの存在も定着してきました。
ところで、そのコラーゲンドリンクのクオリティを意識したことはありますか?

毎日食べる食事に使う食品の鮮度や農薬使用の有無にはこだわっているのに、
サプリメントや美容ドリンクのクオリティに対しては
全く意識していないという声をよく耳にします。

コラーゲンをはじめとしたサプリメントは、研究を重ねて、
普通の食事よりも効率よく吸収されやすい状態になるよう
時間と手間をかけて製造されています。
衛生管理や安全性のチェックや、それぞれの配合成分が
掛け合わせることでの効果などまで
緻密に計算し尽くされたうえで商品となっているのです。

一見、飲むだけ、食べるだけの手軽なアイテムなので
そのクオリティまでを意識することはないかもしれませんが、
それは、美容サプリメントの価格の幅と比例しています。

農薬だらけの食材と、丁寧に手間をかけて育てられた生産者の顔が見える野菜。
どちらを選びますか?

インナーケアアイテムを選ぶ時には、そんな点も意識して選んでみてはいかがでしょうか。

シミ、シワ、くすみ、たるみに、
肌のしくみにアプローチする、「巡る力」に着目した
内側からのインナーケアをプラスして肌状態をグレードアップ。
気になる年齢肌のの実感を一気に高めてみてはいかがでしょうか。

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美容価値観の高い人が「内側からケア」を始めるワケ


美肌づくりには「外側からのケア」と「内側からのケア」の
2つの方向からのアプローチがあります。

時間が経っても持続する「内側ケア」

基礎化粧品などによる外側からのケアは、
“つけた瞬間に潤う”というように、効果をすぐに感じやすい反面、
時間が経つととその潤い感がなくなったり、
つけている間だけしか実感しなかったり、というデメリットもあります。

ラップ一枚程度の肌を守るには?

私たちの皮膚表面は、ラップ1枚程度の薄さしかない
角質層に守られていますが、その角質層が乱れていると、
せっかくスキンケアをしても、その効果を実感できないばかりか、
メイクのノリが悪くなり、ひどい場合にはヒリヒリしたり
赤くなったりというトラブルが起こる場合もあります。

こうなると、せっかく様々な成分が配合された基礎化粧品を使っても
潤いをキープすることは困難です。

それに対して注目を集めているのが、「内側からのケア」。
これは、肌を細胞レベルから作るための成分を、栄養分として
食べ物や飲み物から摂り入れるということです。

コラーゲン、プラセンタ、ビタミン、等々…
様々な美肌ケアサプリが登場していますよね。

内側から肌細胞を育てるケアは、肌を変化させるものではなく、
肌を修復し、育てるためのもの。
細胞ひとつひとつの潤いやターンオーバー機能に働きかけるので、
肌へのダメージは一切ありません。

また、普段の食事と同じ「食べる」「飲む」栄養分なので、
肌だけではなく、体の揺らぎなどにも積極的に働きかけるため、
体全体を整えるものとしても心強い味方となってくれます。

年齢肌には時間をかけたインナーケアを

内側からのケアのメリットは、なんといっても
「根本からのケア」であるということ。

体に負担をかけずに確実にケアしたいなら

乾燥や皮膚ダメージの根本的な部分に栄養を届けて、
細胞レベルからの改善を目指すため、継続していくことで、
確実に強い肌づくりにつながります。

特に年齢を重ねた肌は、体の変化の時期とも重なるので、
ストレスや自律神経の乱れなどをはじめとした複合的な原因で
肌の老化につながっている場合が多くなります。

よくも悪くも時間をかけることが必要なエイジング世代。

ゆっくりと時間をかけて丁寧に根本的な部分からケアしてあげること。
肌はもちろん体にもプラスになるケアを続けていくこと。
体そのものを健康な状態に導いてあげること…。

将来の肌づくりを意識している「美容意識」の高い女性たちが、
「内側からのケア」を始めているのには、そんなワケがあるのです。

時間をかけて改善していく内側からのケアは、
早めに始めることもひとつのポイントです。

衰えてからのケアではなく、衰えないためのケアを取り入れてみませんか。

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日々の習慣化で健康と美肌を手に入れる

美肌と健康の関係

 

体型をキープしようと無理な食事制限をすれば、肌荒れを起こしたり、健康を崩したりしますし、健康を崩してしまえば、美肌も保てないし、思うように体を動かせず体型にも影響がでます。

 

体が健康であることで、体を動かしている各機能が正常に働き、肌づくりや、溜めこまない体型を維持することにもつながります。

以前と比べて脂肪の付き方が変わってきたと感じる人は多いと思います。これは、年齢とともに代謝が落ちることや、女性ホルモンが低下していくことなどが関係しています。

 

筋肉が減少し、脂肪を蓄えてしまい、その結果、代謝が落ちてますます脂肪が落ちにくくなるという負のスパイラルによるものです。

 

 

話題の「腸」に目を向けてみる

代謝が悪化すると、肌細胞の誕生や成長に必要な栄養や水分や酸素が行き渡らず、美肌を維持するのが難しくなります。
かといって、代謝を高めるために急激にハードな運動をして痩せようとしたり、食事制限で摂取カロリーを抑えようとしたりすることも、なかなかハードルが高く、「明日から」「来週から」と延び延びになりがちです。そうして、そのうちまた脂肪を溜めこんでしまうなんてことにもつながります。

脂肪の溜めこみや、代謝の低下は、内臓機能の低下にもつながります。

 

そこで、意識したいのが「腸」のケアです。

腸の機能が低下すると、老廃物をスムーズに排出することが難しくなり便秘や肥満、肌荒れにもつながるとされています。

この腸のケアを瞬発的ではなく継続的にケアする習慣を身に付けるためには、次の3つを意識するとよいでしょう。

 

①代謝をあげること
②脂肪を減らし筋肉量を増やすこと
③栄養や水分をきちんと届けること

 

腸のお手入れを考えた時に、代謝をあげることは必要不可欠です。まず、手軽にはじめられる代謝アップとして「ウォーキング」を取り入れてみましょう。

歩く時間としては20分。20分以上歩くと、脂肪が燃えやすくなり、全身が徐々に温まって血流・代謝もよくなります。

これを日々の生活の中で続けていくことができれば、腸からはじめるエイジングケア=ダイエットの最初の1歩はバッチリです。

 

 

しかし、忙しい毎日を過ごしていると、20分以上歩く時間がなかなかとれないこともあるでしょう。

そんな時は、忙しくてもできる「めぐり」ケアを取り入れて、代謝を促してあげることも一つの方法です。

冷たい飲み物ではなく、温かい飲み物を飲むように心がけたり、1日を通して、こまめにストレッチの時間をとって、肩や腰、足などの稼働域を意識する時間をとったり、また、めぐりや代謝を高める成分のあるお茶やサプリメントなども取り入れるのもオススメです。

 

日々継続。無理なく続けられる自分ならではの方法を。

継続するためのポイントは、無理をしないこと

腸に目を向けた健康と美肌、そしてダイエットに取り組んでいくなかで切なことは、いかに手軽に日常の習慣に組み込んでいけるかということです。
ウォーキングやストレッチなどにプラスしてお茶やサプリメントなどを上手に取り入れつつ無理なく習慣化できるお手入れ方法を実践してみましょう。

 

 

 

春メイクのキメ手は内側から弾む素肌

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暗めのトーンの洋服が多かったり、重たいコートを着ていたりと、
「重ため」のファッションになってしまう冬。
お肌まで暗く見えないように、アイメイクをしっかりとしたり、
明るめの口紅をつけたりすることはないでしょうか。

春のメイク映えは素肌次第

そして、これからどんどん暖かくなる春になると、
優しい陽射しや桜などの自然の変化に合わせ、
ファッションもメイクも軽やかにしたいところですが、
年齢を重ねていくにつれて、
「ナチュラルメイク」を避けるようになっていませんか。

「シミ・くすみ・シワ・たるみ」に悩む年齢肌を隠すために、
ベース、コンシーラー、ファンデーションと塗り重ねて、
厚ぼったくなったり、シワやたるみによって、時間がたつと
メイクがヨレてしまったり、口紅の色が綺麗に発色しなかったり…。

気がつけば、「素肌感」「清潔感」「輝き感」が大切な
ナチュラルメイクとは、全く真逆に仕上がってしまう…。
エイジング世代には、そんな悩みも多いようです。

これでは、毎日のメイクにも時間もかかるし、
夜のスキンケアも数が増えるし、コストだって…。
軽やかなメイクどころか、気分が重くなってしまいますね。

目指すのは「肌のアンチエイジング」

健康的で若々しい肌は、内側から輝くような美しさをそなえ、
何より肌に自信があれば、
表情だって明るく自然と笑顔になれます。

そんな「内側から弾む素肌づくり」を目指したいですね。

では、重ねていく年齢と若々しくキープしたい素肌は、
どうやって両立すればいいでしょうか。

年齢を重ねた肌は、現在だけのダメージだけではなく、
過去のダメージも記憶蓄積しています。
それが、ターンオーバーの低下などにより、
肌に滞留してしまうことで、年齢が肌に現れてしまうのです。

年齢肌に不足する・・・

「水分」「皮脂」「栄養」「キープ力」。

どれだけ水分補給しても砂漠に水を落としたように蒸発してしまう。
皮脂が減っていつもカサカサしている。
そんな肌状態では、とてもナチュラルメイクは狙えません。

肌の保湿は「表皮」が担い、
肌への栄養補給は「真皮」が担っています。

皮膚は、細胞と細胞の間に自然保湿因子「NMF」を備えていたり、
角質層の上にできる皮脂膜が角質層と混ざり合って
天然の保湿剤となっていたりします。

つまり、本来の機能がはたらくように肌の状態を戻してあげれば、
「素肌力」のある若々しく美しい肌づくりができるのです。

「素肌力」をつけるために

肌を作っているものは、毎日の食事です。
日々の食事の中で、肌を育てることを意識するようにしましょう。
また、食事の中で摂取が難しいプラセンタやコラーゲンなどは、
美容ドリンクやサプリメントなどで手軽に補給できます。

最近では、美容成分と天然由来の和漢植物などを掛け合わせて
より効果的に、肌だけではなく体へも働きかける
手軽かつ効率の良いものもあります。

賢く取り入れながら年齢と肌のバランスをキープして、
ナチュラルに輝く美肌づくりを目指しましょう。
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ターンオーバーが低下する年齢肌にプラセンタをどう届ける?

3e26167c0e318d9806082e88e26de49e_s年齢肌トラブルとして、まず原因に上がってくるのが
「ターンオーバーの低下」です。

肌の新陳代謝ターンオーバー

なんとなくは分かっていてもちゃんと理解できてない、
という方は多いと思います。
肌のターンオーバーは、皮膚構造の一番外側にある「表皮」で起こる
肌細胞の生まれ変わりのことです。

表皮は4層構造になっており、
一番奥の「基底層」で誕生した
皮膚の元となる細胞が、一番表面の層「角質層」まで押し上げられ、角質・老廃物となって
はがれ落ちていくまでの一連のサイクルが「ターンオーバー」です。

通常このサイクルは28日間で行われるのですが、
年齢や肌ストレス等によって、サイクルが長くり、
肌が老化したり、トラブルが起こったりするとされています。

「ターンオーバー」を正常にキープするために

・皮膚の誕生を促進する
・皮膚細胞の成長を守る
・角質層となった皮膚がスムーズに剥がれ落ちる
といったことが大切です。

まず「皮膚細胞の誕生」ですが、
基底層のすぐ下にある「真皮」から栄養を吸収して
皮膚細胞を誕生させます。

そして「皮膚細胞の成長」は、成長因子ともなる
「プラセンタ」などによって、健康な細胞へと成長。

最後に、肌表面に表れた角質層が、
アカとしてスムーズに剥がれ落ちることによって、
次の新しい皮膚と入れ替わります。

誕生→成長→排出に要する時間は、
時間がかかりすぎても、また短すぎても
美しい肌づくりにはつながりません。

長すぎると、古い角質層がいつまでも肌上にとどまってしまい、
くすみやガサガサの原因になり、
短すぎると、十分に成長していない皮膚細胞が表面にさらされるので、
刺激に弱くなったり、弱い細胞を守ルために角質層が分厚くなってしまったりします。

年齢肌とプラセンタ

そんなデリケートなターンオーバーを
正常に保つために必要なのが「プラセンタ」です。

プラセンタは、「成長因子」として
肌の誕生から成長に役立つとされています。

「肌にプラセンタが良い」ということが広く知られるようになり
肌の若さを保つため、様々な方法で
プラセンタを取り入れる方も増えています。

「プラセンタ注射」「プラセンタ配合のクリーム」などがあります。

プラセンタの効果的な取り入れ方とは?

ターンオーバーが低下した年齢肌は、
角質層が剝がれにくく表面が乱れていたり、
皮膚細胞の誕生成長に必要な栄養が足りていない状態です。

そこに、外側からのプラセンタ補給をしても、
吸収力、キープ力、浸透力が落ちてしまっているため、
根本的なケアにつながっていないことが多くあります。

プラセンタは、基底層に届くことが理想ですが、
そこに届けるには成分をナノ化しないと皮膚の隙間を通るのが難しいので、
化粧品によっては十分な浸透が出来ないものもあります。

そして注射の場合は、自分で毎日ケアすることが難しく、
時間、経費ともにちょっとハードルが高そうです。

だからこそ、
年齢肌へのプラセンタ補給は「内側から」をおススメします。

年齢肌の、根本ケアのため、ターンオーバーに働きかける
プラセンタを上手に取り入れてみてください。
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外出時に受ける肌ダメージには、アフターケアよりプレケアを。

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過酷にさらされている、がんばる女性の肌

私たちの肌は、
紫外線、汚れた空気、花粉やPM2.5、乾燥、汗、ストレスなど
毎日いろいろなダメージにさらされ、多くの女性たちが、これらのダメージに負けず美肌をキープするために
様々な努力を続けています。
紫外線や乾燥によって水分が蒸発してしまう 肌への潤い補給、
メイクや肌の汚れを落とすクレンジングや洗顔など、
社会で活躍する女性たちが増えていく一方で、
女性たちの肌は過酷な状況にさらされているともいえます。

刺激に負けない肌づくりをしたい

そんな肌を健康に美しく守るために
エイジング世代に必要だ不可欠なのが「インナーケア」です。
刺激を受けたり、 炎症やトラブルが起こってしまった後からのケアではなく、
刺激に強い肌づくりができるからです。

特に年齢を重ねていくと、細胞の新陳代謝や、
抵抗力、抗酸化力、筋力、ホルモンバランスと様々なものが
“老化”してしまいます。
これらの一つ一つに対して、ケアをしていくのは
時間もコストもかかってしまうし、
スキンケアも上手に出来ていなければ
かえって肌にストレスを与えることになります。

内側から効率よく!「インナーケア

一方でインナーケアの場合は、
美肌づくりを内側からの「栄養」「水分」補給で行います。

例えば紫外線。
紫外線を浴びると、肌の角質層の一番奥にある「基底層」で、色素細胞メラノサイトが刺激され「メラニン色素」となります。
これが、シミやくすみの原因になるのですが、
肌の新陳代謝であるターンオーバーが正常であれば、
シミになることなくスムーズに剥がれ落ちます。
ところが年齢肌はこのターンオーバーが低下するため、肌表面に色素沈着してしまうのです。
つまり、健康な肌づくりが出来ていれば、
紫外線によるダメージを肌に記憶させずに済むのです。

他の刺激に対しても同じことが言えます。
水分が少ない肌は、細胞が乾燥してしまい、
細胞同士の間にすき間が出来てしまい、
たるみやシワの原因になったり、せっかくスキンケアで与えた
水分をキープできない状態になったりします。

「プレケア」と「アフターケア」。ダブルケアで美肌へ。

まずは、肌の状態を「老化」させないようにした上で、刺激に対してケアをするダブルケアをしていきましょう。

年齢を重ねた肌は、「元に戻す」のに時間と手間がかかってしまいます。
ダメージを肌に記憶させない、健康で若々しい肌づくりを心がけてください。

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ツヤ肌作りには「血行改善」が必須! 血行を促す方法とは?

ツヤ肌作りには「血行改善」が必須! 血行を促す方法とは?

「ツヤ肌はスキンケアやメイクで作るもの」と思っていませんか?しかし、肌本来のツヤを高めるためには、血行を改善するインナーケアが欠かせません。ツヤ肌と血行にはどのような関係があるのか、血行を促す方法とあわせてチェックしてみましょう。

ツヤ肌と血行の関係

≪血行が良いと顔の血色が良くなる≫
顔の皮膚は比較的薄く、その下を流れる血液の色が透けて見えています。そのため、血液がきちんと巡っていれば顔色が明るいピンク色になり、透明感のあるツヤ肌に見えるのです。
 
≪血液が肌に栄養を届けてターンオーバーを整える≫
ツヤ肌を作るためには、肌のターンオーバーを整える必要があります。血液にはターンオーバーに欠かせない栄養を運ぶ役割があるため、血行を改善することでツヤ肌に整いやすくなります。

ツヤ肌を作る血行促進テクニック

ツヤ肌作りには「血行改善」が必須! 血行を促す方法とは?

≪マッサージをする≫
「今日はなんとなく顔色が悪いな……」と感じたときには、以下のようなフェイスマッサージをおこないましょう。顔や耳、首などをほぐすことで血行が促され、クマやくすみのないツヤ肌に近づけることができます。
 

~顔の血行を促すマッサージ方法~

1. 朝のスキンケア後、手のひらに美容液やオイルを取り、体温で温めます。
2. フェイスラインをアゴから耳の下に向かってなで上げます。
3. 頬やおでこなど、顔全体を顔の内側から外側に向かってマッサージします。
4. おでこの中央から、こめかみに向かって指を滑らせます。
5. 耳たぶを持ち、回したり引っ張ったりして刺激します。
6. 最後に耳の下から鎖骨に向かって、手のひらを滑らせて完了です。
 
≪顔をたたく≫
顔を指の腹でリズミカルにたたく、という方法も、血液の循環が良くなるためおすすめです。顔全体を下から上に向かって、20~30回優しくたたきましょう。
ただし刺激しすぎると肌を傷つけてしまうので、あくまでも軽いタッチでおこなうことがポイントです。また、目の周りはデリケートですから、たたくのは避けて軽くプッシュする程度にしましょう。
 
≪足指体操をする≫
デスクワーク中に体の冷えを感じたときは、足指体操が効果的です。足の指を動かすことで足やふくらはぎの筋肉が刺激され、血行を促すことができます。
やり方は非常に簡単で、靴を脱いでから、足の指を「グーチョキパー」と何回か動かすだけ。できるだけ足指を大きく動かすことがポイントです。
机の下でこっそりおこなえますから、こまめに実践してみてくださいね。
 
≪しょうがを食べる≫
しょうがに含まれる辛味成分ショウガオールには、血行を促して体をポカポカと温める作用があります。加熱したほうが効能はアップするので、すりおろしたしょうがをホットドリンクや温かい料理などに加えていただきましょう。しょうがの他にも、コショウの一種“ヒハツ”や、体を温める冬虫夏草などの和漢植物などもオススメです。
今回紹介した方法で、40代、50代と年齢を重ねても若々しい肌を作ることは可能です。質の良い肌をキープし、自信を持って笑顔でいられるようにしていきましょう。
 
「顔色が悪いかな」と感じるときは体が冷えている証拠です。
積極的な血行対策で、パッと明るいバラ色のツヤ肌に整えてみてはいかがでしょうか。

隠すメイクより、肌力を呼び覚ますインナーケア

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年齢とともに気になって来るお悩み…。
「シミ」「シワ」「くすみ」「たるみ」などに代表されます。
年齢肌化粧品には、これらのお悩みを「隠す」ためのものが多くあります。
 
ファンデーションの「カバー力」
コンシーラーによる「消しゴム効果」などがこれにあたります。
 

隠すメイクで老け見えになってませんか?

 
確かにメイクをしている時には、美肌効果もあって、
隠せているという安心感はあるかもしれません。
ただ、ベースメイク、コンシーラー、ファンデーションと
重ね塗りをしていくうちに、
メイクが厚塗りの印象になってしまったり、
メイク崩れによるヨレで
余計に老け見えに…なんてこともあります。
 
上手に化粧品を使いこなすというスキルが必要になってくるのです。
しかも、いくつもの化粧品を購入することになり、
お財布への負担もかなりのモノになります。
 

この先ずっと、そんな苦労を重ねていきますか?

 
それよりも、「シミ」「シワ」「たるみ」のない「年齢に負けない肌」づくりに
時間とコストをかけてみてはいかがでしょう?
 

肌のターンオーバーを味方につけるエイジングケア

 
年齢によるお悩みに大きく関わってくるのが肌のターンオーバーです。
肌の奥で誕生した新しい皮膚細胞が、
肌の一番表面に表れ、アカとしてはがれ落ちていくまでのサイクルです。
 
このターンオーバーが年齢とともに低下することによって、
時間がかかって、中々はがれ落ちないことでくすみの原因になり、
肌表面の細胞が乾燥しめくれたり、
乱れることによって、水分をキープできずに
カサカサやシワの原因になります。
 
つまり「ターンオーバー」という
肌本来の機能を低下させないようにすることで
「年齢に負けない肌づくり」ができるのです。
 
ターンオーバーを正常に保つためには、
その機能に必要な水分や栄養分をしっかりと届けることが大切です。
ビタミンやミネラル、タンパク質を補ってあげることです。
 

年齢を重ねると、肌だけではなく、カラダも老化をしています。

 
カラダ全体の「新陳代謝」が低下しているのです。
 
そんな中、肌に栄養をしっかり届けるために必要になるのが「巡り力」です。
 
ターンオーバーを行う細胞に栄養を届けるためにも「巡る力」は不可欠です。
食事やサプリメントによってカラダに取り入れた栄養分を
しっかりと巡って届けるカラダづくりと、
年齢に負けない肌づくりは切り離せません。
 
スッピンに自信を持てる、隠さなくてもいい肌づくりに、
「巡りケア」をプラスしてみてください。
 
ハーブティーなど自然素材の力を借りて、
カラダ全体をポカポカと温めるのもおススメです。

 
 
 
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更年期障害は「目」にも影響する!? 症状を緩和する方法4つ

更年期障害は「目」にも影響する!? 症状を緩和する方法4つ

更年期になると体にはさまざまな変化が現れますが、なかには目に異変を感じる方も少なくありません。普段からインターネットをよく見たり、本などの細かい文字を見続けたりしている方ほど目の不調を感じていらっしゃるはずです。
実際にどのような症状が現れるのか、目への負担を減らす方法とあわせてご紹介します。

更年期に現れやすい目の症状

 

≪ドライアイ≫

更年期は卵巣機能の低下によって女性ホルモンの1つ、エストロゲン(卵胞ホルモン)が減少します。もともとエストロゲンには目のうるおいを保つ作用があるため、減少することでドライアイになりやすくなるのです。
 

≪眼精疲労・老眼≫

更年期になると眼球を支える筋肉が衰えるだけでなく、水晶体の弾力が低下してピントの調整機能が衰えます。その結果、眼精疲労と老眼の両方が同時に引き起こされてしまうのです。
 
上記の他にも、加齢にともなって白内障や緑内障、飛蚊症などになるリスクも上がります。明らかに異常がある場合は、早急に眼科へ行き診察を受けましょう。

目の症状を緩和する方法4つ

更年期障害は「目」にも影響する!? 症状を緩和する方法4つ

≪1.眼鏡を利用する≫

老眼で見えにくい場合は、できるだけ早めに矯正用の眼鏡をかけることをおすすめします。
なぜなら見えにくい状態で目を酷使していると、目だけでなく、目の周りや首、肩にまで疲労が溜まってしまうためです。
目をしかめるせいで眉間にシワができやすくなる可能性もあるので、早めに視力に合った眼鏡を作りましょう。
 

≪2.部屋の湿度を上げる≫

室内の空気が乾燥していると、それだけドライアイが悪化する危険性があります。
加湿をつけて湿度を上げたり、エアコンの風が直接目に当たらないようにしたり工夫してください。
 

≪3.パソコンやスマートフォンを見すぎない≫

パソコンやスマートフォンを使用するときは、画面を集中して見るためにまばたきが減少します。そのせいでドライアイや眼精疲労を招きやすくなります。
 
できれば、パソコンやスマートフォンを長時間見続けるのは避けたほうが安心です。
やむを得なく長時間使用する場合は、まばたきを意識的に増やしたり、こまめに休憩を挟んだりしましょう。
 

≪4.ビタミンA、B群、Cを摂る≫

ビタミンA、B群、Cは、目の疲れ対策に効果的な栄養素です。
ビタミンAはレバーや緑黄色野菜、ビタミンB群は納豆や卵、ビタミンCは果物や野菜に多く含まれているので、バランス良く食べるようにしましょう。
ルテインやカロテンなどが含まれるサプリメントの併用もおすすめです。
 
日々を若々しく前向きに過ごすためには、目の健康も欠かせません。
できることから始めて、明るい視界を守っていきましょう。

フィッシュコラーゲンってどうして高価なの?

03df6a60b7f1f3454a1595948c7b219f_s美肌にコラーゲンを。
とは良く耳にしますよね。

今では、お料理やスイーツにもコラーゲン入りのモノがあり、
「コラーゲン入り」と書いてあるだけで、なんとなく綺麗になれそう!
というイメージさえあります。

お肌に役立つ”コラーゲン”とは?

そもそもコラーゲンってどんな役割をしているかご存じですか?

コラーゲンはタンパク質の一種です。
カラダを構成する重要な成分の一つで三大栄養素の一つとされるタンパク質。
そんなタンパク質のうちの約30%を占め、さらに、
皮膚はもちろん、骨や血管にも含まれているのがコラーゲンです。

皮膚のコラーゲンは、真皮と呼ばれる部分で、
アミノ酸がつながってできた鎖を3本組み合わせた
「三重らせん構造」をしていて、肌にハリや弾力を与えてくれています。
潤いのある健康的な肌を維持してくれています。

食材からも摂ることのできるコラーゲンですが、
1日に必要とされる摂取量5000mgを毎日食事で摂ろうとしても難しいものです。
ちなみに、普段の食事から摂取できるコラーゲンの量はわずか1900mgだけなんです。

そこで役立つのが、サプリメントです。

そんなコラーゲンを含むサプリメントにも、安価なものから高価なものまであります。

その差は一体なんでしょう?

サプリメントに配合されているコラーゲンは大きく分けて次の2種類あります。
・牛や鶏などの哺乳類から抽出されたコラーゲン
・魚由来のコラーゲン

その違いをみてみましょう。

魚由来の「フィッシュコラーゲン」って?

牛や豚等の動物性の物よりも、脂肪などの不純物も少なく、
アレルギー反応の心配も少なく、安全性が高いのが特徴です。
また、動物性に比べ吸収率も約7倍も優れているとの研究報告もあり、
「良質なコラーゲン」として活用されています。

「フィッシュコラーゲン」の中でも抽出の仕方によって性質も値段も異なってきます。

安価な商品に多く使われているのが
「魚のウロコ」から抽出したコラーゲンです。
原料調達が簡単に安く出来るということで多く使われているのですが
見ての通り、ウロコは硬く、不純物も多く含まれているので、
ウロコからコラーゲンを抽出するときには「塩酸」など薬品を使います。
このときに、コラーゲン自体が変質してしまう場合もあると言われています。

一方、やわらかい「魚の皮」から抽出しているフィッシュコラーゲンは、
ウロコから抽出されたコラーゲンと比べて
原料の値段は高くなりますが、
不純物がほとんどないので、変質することもなく
高品質を維持できる安心安全な魚由来のコラーゲンなのです。

丁寧に手間をかけて抽出した魚の皮だけを使用したコラーゲンは、
時間もお金もかかりますが、そのぶん、品質がとても高い。
体や肌のために使うものなので、体にとっても、
安心信頼できる高品質なフィッシュコラーゲンを積極的に選びたいものです。

この、安心安全な「魚の皮」のみから抽出した「超低分子コラーゲン」を採用し、
さらに、て肌の潤いのためにきちんと体に吸収されるよう、
高級和漢植物を緻密な配合でブレンドしている
コラーゲン製品などもありますので、ぜひ注目してみてくださいね。

 
 
 
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40代からの敏感肌には、保湿重視のエイジングケア

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若々しい美肌をキープしたいと、

肌のアンチエイジングをがんばる女性たちにとって
「保湿」はとっても大切です。
潤いがなくなって乾燥した状態が続くと、シワ・たるみ・くすみ肌になってしまいます。

デリケート肌が増えている要因

大気環境の変化や、女性の社会での活躍にともなうストレス、
免疫力の低下などの原因が考えられます。

 

肌本来の力が低下する、エイジング世代の肌悩み。

アトピーやひどい乾燥でダメージを受けた肌は、

角質が乱れ刺激に過剰に反応してしまう
「敏感肌」状態になってしまっています。
加齢による、ターンオーバーの低下で本来剥がれ落ちるはずの
古い角質が肌の上の残りがちなことに加え、
角質自体が乱れているという
ダブルの肌老化を何とかしていく必要があるのです。

保湿のためにスキンケアを試しすぎていませんか?

年齢を重ねた敏感肌の肌状態には、あらゆるものが刺激になる上
ケアで与えた潤いをキープする力が弱くなっています。

水分や油分を塗り重ねることは、弱った肌にはさらにストレスになっています。
・何度も塗ることによる「摩擦」ダメージ
・刺激が強いスキンケアによる炎症
・長時間の水分キープが難しい
など、敏感&エイジング肌ならではの問題があります。
どうやって解決していけばいいのでしょうか。

大切なのは、肌本来の力を強く取り戻すこと。
・肌が生まれ変わるターンオーバーに必要な成分
・潤いを維持するために必要な成分
・健康な肌を保つための自然な巡り力


を補ってあげることが必要になります。

乾燥肌・敏感肌・エイジング肌には根本から働きかけましょう

エイジングケアを力強くサポートするインナーケア、
美容ドリンクをはじめとした美容サプリメントは、
乾燥敏感肌の方に人気のようです。

肌の細胞に必要な潤い成分を届け、さらに
その潤いを維持するための成分がたっぷりと入っているので、
毎日続けて飲むだけで、時間もかからず、肌への摩擦ダメージもありません。

肌がワントーン明るくなった、
ファンデーションの選ぶ色が明るくなった、
スッピンでもツヤや透明感が出るようになった
など、インナーケアを実践している人からの声もたくさんあります。
 

エイジング肌、しかも敏感な肌には、
「内側から」のケアをきちんと続けていくことで、
潤いをキープし、アンチエイジングができるようになりますよ。

 

 

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40代から始めよう! 「たるみ」のケアでマイナス年齢肌作り

40代から始めよう! 「たるみ」のケアでマイナス年齢肌作り

肌のたるみがあると年齢を感じる老けた肌に見られてしまうため、思いっきり笑って写真を撮ったりするのが億劫になってしまいますよね。また、自分はもうケアしても手遅れだと諦めていませんか? しかしたとえ気づくのが遅れても、たるみをなくす努力はマイナス年齢肌を作るうえでも必要です。今回はたるみができてしまう原因と、40才からはじめられるマイナス年齢肌作りを紹介します。

たるみができてしまう原因

・加齢
皮膚は、表面から順に表皮、真皮、皮下組織の3層からなり、その下に脂肪組織と筋肉があります。真皮を支えている線維成分であるコラーゲンとエラスチンが、年齢と共に減少して真皮を支えられなくなることで、お肌のハリや弾力がなくなりたるみを引き起こしてしまいます。
 
・紫外線
紫外線によるダメージもたるみの原因となります。紫外線は表皮だけでなく真皮のコラーゲンも破壊する力があるため、強い紫外線を長時間浴びたり、日常的に紫外線を浴びていると、徐々に真皮のコラーゲンが失われてハリがなくなり、たるみのある年齢肌になってしまうのです。
 
・悪い姿勢
悪い姿勢は肌をたるませる原因のひとつです。顔の筋肉は、頭部や首の筋肉と密接に繋がっているため、猫背などの長時間悪い姿勢を保ったままでいると、首や肩だけでなく顔の筋肉も緩み、たるみにつながってしまいます。

40代からはじめられるマイナス年齢肌作りの方法

40代から始めよう! 「たるみ」のケアでマイナス年齢肌作り

・日常生活で気をつけられること
たるみの原因として挙げた紫外線や姿勢などは心がけ次第で対策することができます。最初から完璧を目指すことが難しかったら、少しづつ工夫することからはじめましょう。
たとえば日焼け止めをつけるのが面倒なときは帽子やサングラス、マスクをしたり、デスクやリビングに鏡を置いて姿勢が悪くなる自分に気づきやすくするなどの工夫をすることがおすすめです。それが習慣づけば最終的に自然と改善されることでしょう。
 
・食事による方法
肌のハリを維持し、たるみのない肌を作るためにも、コラーゲンの摂取は欠かせません。
サケの皮やフグ、鶏肉の皮やフカヒレ、うなぎやすっぽんには良質のコラーゲンがたくさん含まれます。寒い時期には鍋に入れて食べるのがおすすめです。
これらの食材は滋養強壮の効果もあるので、体も温まり元気になって、美肌を作るのに最適といえます。食事だけで1日に必要なコラーゲン全量を摂取するのは難しいので、質の良いサプリメントやドリンクで補助するのも効果的です。
また、コラーゲンと一緒に肌のターンオーバーを助けるといわれているビタミンCも摂取するよう心がけましょう。ターンオーバーがスムーズに行われるようになると、ダメージを受けた肌が再生されます。イチゴやレモン、グレープフルーツなどの果物のほか、ピーマンやモロヘイヤにもビタミンCが多く含まれます。積極的に摂取してたるみのない肌作りを目指しましょう。
 
・リンパマッサージ
上記にも挙げたとおり顔の筋肉は首や頭部と繋がっているので、リンパをマッサージすることで全体の筋肉をほぐして血行を促進させ、たるみを予防しましょう。
 
簡単に実践できるリンパマッサージの手順
両手の指の腹を使い、左右対称に行います。
1頭頂部の筋肉をほぐす。
2.指でくるくると弧を描くように頭頂部からこめかみへに向かってマッサージする。
3.首、肩へとさらに下方向に向かってマッサージする。
力の入れすぎは肌を傷めることになるので優しくマッサージしましょう。
 
今回紹介した方法で、40代、50代と年齢を重ねても若々しい肌を作ることは可能です。質の良い肌をキープし、自信を持って笑顔でいられるようにしていきましょう。

冬の冷えが「老け肌」を作る!? 寒い時期に必要なスキンケアの対策とは

冬の冷えが「老け肌」を作る!? 寒い時期に必要なスキンケアの対策とは

冬の肌トラブルの原因といえば乾燥が原因と思われがちですが、実は「冷え」も大きな影響を及ぼしています。
冷えは肌の老化を促進させて「老け肌」の原因になってしまうのです。今回は、冷えが老け肌を作ってしまう理由と寒い時期に必要なスキンケアの対策を紹介します。

冷えが老け肌を作る理由<

・血行不良による影響
寒い日が続き冷えが習慣化すると、顔の血管が収縮して血行不良が起こります。この血行不良が老け肌を起こす最大の理由です。
血行不良が起こると、肌を美しく生まれ変わらせようとする「ターンオーバー」を妨害します。ターンオーバーの周期が遅くなると、いつまでも古い角質が溜まり、くすみやシミといった老化の原因になってしまうのです。
 
・筋肉の硬直
冷えによって顔の筋肉が固まってしまうことでも老け肌を招いてしまいます。
特に頬や額のシワを作る筋肉は、寒さで顔が冷えると一定の表情のまま固まってしまいます。その固まった筋肉が定着してしまうことによって、ほうれい線やおでこのシワが深くなってしまうのです。
 
・やっぱり乾燥も原因
寒さによって肌が冷えると毛穴が縮こまり、皮脂や汗が分泌されなくなるため、肌が自らを潤わせようとする働きが弱まります。そのことによって肌の乾燥が起こります。肌が乾燥するとシワだけでなく、たるみやくすみを進行させてしまい老け肌の原因となるのです。

寒い時期に必要なスキンケアの対策

冬の冷えが「老け肌」を作る!? 寒い時期に必要なスキンケアの対策とは
 
・肌をあたためてから保湿する
肌が冷えて強張っていると、化粧水などの保湿成分が肌の深層にしっかり浸透しないので、肌や手をあたたかくしてから保湿するようにしましょう。おすすめはバスタブにゆっくり浸かり、全身と顔が温まった後すぐに保湿することです。
 
時間がない朝などは、ホットタオルを利用してスキンケアをおこないましょう。やや熱いと感じるくらいに温めたタオルを顔に当て、手でプレスします。30秒くらいして顔と手がじんわりと温まったら準備完了です。化粧水や乳液、クリームを使いしっかり保湿しましょう。
・外出の際はマスクを着用する
外出時にマスクを着用することで、寒さによる顔の硬直を防ぐことができます。
マスクに覆われている肌は、外気の寒さを感じづらいので筋肉が硬直することがありません。また、自らの呼吸によりマスクの内側が程よく加湿されるので、乾燥も防ぐことができます。
 
・食べ物で体の内側から肌をあたためる
体をあたためる効果があるといわれているものを食べ、体の内側から肌の血行を促進させる方法もあります。肌の血行が良くなると、ターンオーバーがスムーズにおこなわれ老け肌の防止につながります。
しょうがや朝鮮人参は特に体があたたまるといわれているので、お茶などに入れて飲んだり、すりおろして鍋に入れるのがおすすめです。
 
・洗顔を見直す
冬は気温が低くなり発汗や皮脂の分泌が減ることから、洗浄力の強い洗顔料を一日に2回以上使用すると、肌に必要な油分が枯渇してしまい老け肌を招いてしまいます。
洗顔料はできるだけ肌に優しいものを選び、夜メイクを落とす際だけに使用するようにしましょう。朝は暖かいお湯で軽く洗い流すか、化粧水をコットンにしみこませて、そっと拭くだけにするのがおすすめです。
 
いかがでしたか。今回紹介したように、冬は暖かいシーズンに行っていた方法とは少し異なったスキンケアが必要になります。
思い当たることがあったら本格的に寒さが厳しくなる前に、見直す必要があるかもしれません。

カラダ変化の世代に。和漢でアンチエイジング

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40歳を過ぎた頃から女性が向き合わされること…

それは、これまで感じたことのない「カラダの変化」ではないでしょうか。

疲れやすくなってきた
疲れが抜けにくくなる
疲れが顔に出る
疲れているのに寝れない
疲れでイライラ・うつうつする
疲れて動きたくない

「疲れ」という言葉はある意味で便利です。

一方で危険なのが「疲れ」という「感覚」。
その疲れは本当に疲れでしょうか。

40代からの「カラダ変化世代」は実はとてもセンシティブ

「疲れ」の一言では片づけられない、片づけてはいけない世代です

「若々しくいたい」という思いと「カラダがいう事を聞いてくれない」という現実。
これに立ち向かおうとするのが「アンチエイジング」です。
そのためにも、「原因」をきちんと理解する必要があります。

「疲れ」には「肉体的な疲れ」と「肌の疲れ」があり、

さらに「ココロの疲れ」が加わっています。
それが「老化」のサインとして様々なカタチで表れてくるのです。

美肌を維持したいと願う、「カラダ変化世代」。
シミ・シワ・くすみ・たるみ…など、少しずつ少しずつ変化してきます。

手遅れにならないうちに、ケアしたいですね。

まず、お肌の老化に影響する要因として

「カラダの酸化」
「ホルモンバランスの変化」
「ココロバランスの乱れ」などが挙げられます。

「カラダの酸化」

私たちは、呼吸によって酸素を体に取り入れ全身に巡らせています。
そうすることでカラダ機能を維持して、健康を保っています。

ところが、その過程において、どうしても「活性酸素」が過剰に発生してしまういます。
これが、カラダを「サビ」させる原因となって
細胞へのダメージを与え、シミ、シワなどの老け見えにつながってしまうのです。

「ホルモンバランスの変化」

女性はホルモンに左右されると言われるくらい、
ココロもカラダも影響を受けやすいものです。

成長ホルモンや甲状腺ホルモンなどによって若さを保っていたカラダも、
40歳を過ぎる頃から、
特に、女性ホルモンが大きく変化を起こし、低下しはじめていきます。

女性ホルモンは、潤いに関わる
セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸の生成に関わっているため、
肌のハリや潤いに必要な水分保湿が難しくなります。

また、皮膚のターンオーバーの低下も起こり始めるため、
若々しい肌をキープする力が全体的に低下していってしまいます。

「ココロバランスの乱れ」

社会で活躍する女性が増えている現代。

特に「カラダ変化世代」は、家庭でも仕事場でも、自分のことを後回しにしてでも、
目の前の「やるべきこと」に追われることも多くあります。

「自分癒し」ができなくなって、
ストレスが溜まってしまったり、悩みを抱え込んでしまったり…。
このように、心のバランスが崩れていくこともこの世代の大きな変化の一つです。

女性のカラダはココロの変化とても密接。

時間がかからず、リラックスできるモノ、
例えば香りなどを上手に取り入れることも役立ちます。

これらの、老化の原因を理解することで
「疲れ」とひとくくりにしないで、カラダの変化にひとつずつ向き合うことができます。

変化するカラダに不足する、「潤い」「巡り」「リラックス」を
カラダの内側から補えるインナービューティーケアもぜひ取り入れてみてください。

 
 
 
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秋深し。読書に珈琲、美肌には「巡り」を意識したお茶を

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過ごしやすい気候とともに、ココロを豊かにしたくなるような、
少し自分と向き合いたくなるような季節。そんな秋には、
自分らしいリラックスタイムを過ごしたいと思う方も多くなるのでは。
よく「読書の秋」「芸術の秋」と言われるのも、
そんな季節ならではかもしれません。

休日の昼下がりには、お気に入りのコーヒーを片手に、
カフェで読書を楽しんだりするのもひとつですね。

寝る前のリラックスタイムで美肌力アップ

そして、秋の夜長。
寝る前のリラックスタイムはどう過ごすでしょう…。
DVDで映画鑑賞したり、雑誌を眺めたり、読書をしたり…

「ながら美容」でコツコツと

もうひとつ。そんな時間を有効に使ってすることと言えば
ぼんやりしながらの「美肌ケア」という方も
いるのではないでしょうか。
映画鑑賞や読書と同時に、保湿パックをしたり、
なんとなく足のマッサージをしたりと、
「ながら美容」も秋の夜長ならではかもしれません。
夏のように暑くて汗をかいたり、
冬のように湯冷めの心配もありませんから。

夜はノンカフェインの”ハーブティー”

そんな時間、もうひとつお供になるのが、ドリンクです。
日中と違って、寝る前なのでカフェインは避けたいところです。
だからハーブティーを飲むという方もいるかもしれませんね。
一般的に市販されているハーブティーは、
ブレンドされたものや、単独素材のものなど様々です。
美肌のため、リラックスのため、健康のため、と
目的は人それぞれでしょう。

おススメは「巡り」の和漢ハーブティー

そこでご提案したいのは、
巡りを意識した和漢植物をブレンドしたハーブティーです。

巡りを意識すると、必然的に美と健康の大敵
「冷え」や「詰まり」のケアになる素材をブレンドしたものに
意識が向くようになります。
寝る前のリラックスタイムにふさわしい優しい素材で、
ゆったりとした気分になり、
一日のストレスケアにピッタリです。
ココロのストレスは、
美容にも健康にも良くない影響を与えます。

ポカポカ素材のブレンドで肌にもダイエットにも

巡りに働きかける代表的な和漢植物としては、
カラダをポカポカと温め、全身の巡りケアをしてくれる
「冬虫夏草」や「サンザシ」
そしてココロのリラックスに役立つ
「菊花」
ダイエットや肌老化ケアに嬉しい
「ヤマノイモ」「クコ」「ハスの葉」「西洋人参」など。

最近では、美味しく飲みやすく子供から年配の方まで
家族全員で楽しめるハーブティーもたくさん見かけるようになりました。
体にも肌にも、そしてココロにも優しい和漢植物を使用したハーブティーで
秋の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
 

 

 

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「老け肌」改善におすすめの生活習慣とタイプ別のケア

「老け肌」改善におすすめの生活習慣とタイプ別のケア

年齢とともに感じる、肌のたるみやゴワつき。
これらを総称する「老け肌」は、加齢だけではなく生活習慣が大きく影響しているといわれています。寒くなるこれからの季節は老け肌を促進させやすい要因がたくさんあるため、普段より一層手厚いケアが必要です。
今回はそんな老け肌を若返らせる、いくつかの方法をご紹介します。

老け肌①たるみ肌

・原因 
たるみは表情筋の衰えや、コラーゲン不足でハリが失われることによって起こります。
 
・対策
表情筋は正しい姿勢で座っているだけでも鍛えられます。腰から頭頂部までの芯に、一本の棒が通っているなイメージで真っ直ぐな姿勢で座っていると、自然と口が閉まり口角も上がり自然と表情筋が鍛えられるのです。
ハリを取り戻すには、食べ物によるコラーゲンの補充が効果的です。鮭の皮やフグ、スッポンやフカヒレなどの魚介類には良質のコラーゲンがたくさん含まれています。またコラーゲンのサプリメントは手軽に補充することができるのでおすすめです。

老け肌②

ゴワつき肌
・原因
室内や外気が冷たいと感じて顔が強張ることで表情筋が固まったり、慢性的に肌が乾燥していると肌の深層から潤いが不足し、ごわつき肌になります。
 
・対策
乾燥を防ぐため、化粧水の後は乳液やクリームでしっかり保湿しましょう。
さらに就寝中には体から大量の水分が奪われるので、寝室の加湿が特に必要です。加湿器や固く絞ったホットタオルを脇に置いて寝ると、室内の乾燥を防いでくれます。
また、外出時はマスクをし、室内では適度に暖房器具を使って肌を温かく保つよう心がけましょう。

「老け肌」改善におすすめの生活習慣

「老け肌」改善におすすめの生活習慣とタイプ別のケア

たるみ肌やゴワつき肌以外にも、シワやシミなど、すべての悩める老け肌には生活習慣の改善も重要です。
運動による発汗は内側から潤いが補充され肌の若返りにつながるのでおすすめです。
ヨガやダンスなど楽しいと思えるレッスンを受けてみたり、友達を誘って新しいスポーツにチャレンジしてみたり、無理のない範囲で運動して汗をかく習慣をつけてみましょう。
また好きな人や夢中になれることを見つけてみるのも効果的です。心を許せる相手と楽しく話したり趣味に没頭していると、脳からアドレナリンが放出されます。
アドレナリンは体温を上昇させたり筋力を向上させる働きもあるので、代謝がアップして肌の若返りにもつながります。
 
これら当たり前と思えるようなささやかな方法は即効性があるものではありませんが、継続し、習慣づけることで根本から効果があらわれ、肌自体に力をつけてくれるのです。
あなたも今からすぐにでもできる方法で、老け肌を若返らせてみませんか?

「ツヤ肌」を作るのはメイクだけじゃない! スキンケアで輝く素肌に

「ツヤ肌」を作るのはメイクだけじゃない! スキンケアで輝く素肌に

しっとりと潤い、肌の内側から輝きが溢れだすような「ツヤ肌」は多くの女性の憧れです。
ベースメイクのトレンドでもあるため、ツヤ肌を作るファンデーションやハイライトパウダーなどが注目されていますが、本当に美しい肌を作るためにはメイク前の「スキンケア」が重要になります。
メイクでごまかし作り上げた偽のツヤ肌ではなく、肌本来の輝きを活かしたツヤ肌を手に入れるためにも、正しいスキンケア方法を学びましょう。

ツヤ肌を作るスキンケア方法

・丁寧なクレンジングでメイクをしっかりとオフする
ツヤ肌を作るスキンケアといえば、保湿ばかりに注目しがちですが、その前のクレンジングも重要なポイントになります。
ファンデーションやポイントメイクがきちんと落とせていない状態が続くと、色素沈着や肌荒れの原因となって肌がくすんでいき、ツヤ肌から遠ざかってしまうのです。
保湿ケアの効果をきちんと与えるためにも、やさしくメイクを落としてスッキリとした素肌に整えましょう。目元や口元のメイクを落とすときには、ポイントメイク専用のリムーバーを使用するのがおすすめです。
 
・たっぷりの泡で洗顔をする
両手からあふれるほどの泡で洗顔した肌は、毛穴の奥の汚れやメイク残りなどが落ち、モチモチの状態に整います。洗顔のときに生じる摩擦からも肌を守ることができるため、洗顔料の泡にはしっかりとこだわりましょう。
泡立てネットなどを使用すると、モコモコのきめ細かい泡を作ることができます。
また、洗顔料を洗い流すときにもポイントがあります。シャワーなどを直接肌に当ててしまうと強い刺激が加わるため、ぬるま湯を両手ですくい上げ、やさしく顔に当てるようにして洗い間がしましょう。
 
・洗顔後は1秒でも早く化粧水をつける
乾燥はツヤ肌の天敵ですが、洗顔後の肌はとても乾燥しやすい状態になっています。
肌の潤いを守るためにも洗顔後は1秒でも早く化粧水をつけ、水分を補ってあげましょう。
化粧水をつけるときには手のひらに適量を出し、両手をあわせて温めてから塗ると肌になじみやすくなります。
ハンドプレスを取り入れながらじっくりと時間をかけ、しっかりと肌に浸透させましょう。
 
・ツヤ肌を作るための美容液をプラスする
化粧水を塗り終えたら、乳液やクリームの前に美容液をプラスするのがおすすめです。
ひと口に美容液といってもいろいろな種類がありますが、保湿力に特化したものを選ぶのがポイント。肌をしっかりと保湿することでツヤが生まれ、内側から発光するような輝く素肌に導くことができます。
ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミド、エラスチンなどの成分は保湿力が高いため、これらの成分が入った美容液を選んでください。
 
・乳液やクリームで潤いを閉じ込める
スキンケアの仕上げには、乳液やクリームなどの油分を含むアイテムを使用します。
あまりにたくさん塗ると、肌がベタつきツヤを通り越してテカリになってしまうため、使用量には注意が必要です。乳液やクリームに記載されている適量を守りましょう。
また、Tゾーンはテカリやすく、Uゾーンは乾燥しやすい部分です。このような肌の特徴を理解して、パーツごとに塗り方や量を調整するという方法もおすすめです。

「ツヤ肌」を作るのはメイクだけじゃない! スキンケアで輝く素肌に

ツヤ肌を手に入れるためには、クレンジングから保湿ケアまでの一連のスキンケアがとても重要になります。毎日の小さな積み重ねこそが、憧れのツヤ肌を作り上げるのです。
また、ワンランク上のツヤ肌を実現するためには、体の内側からもサポートすることが大切です。コラーゲンやプラセンタなどを補い、体の外と内の両方からツヤ肌を作り上げましょう。

インナービューティがなぜ注目されているのか

インナービューティーにこだわるワケ

肌老化、老け見え・・・年齢とともにやってくる美や健康のダメージ。
いつまでも若々しく、イキイキと自分らしく過ごしていきたいと願う方たちの中で
今、「根本からのケア」が注目を集めつつあります。
表面だけ、目に見える所だけを「隠す」ケアをするのではなく
「隠さなくてよい」肌づくり、カラダづくりを目指すのです。

根本からケアとは一体どんなもの

例えば年齢とともに増えるシミやくすみが気になっている場合
「隠すケア」だと、コンシーラーを塗ったり、
ファンデーションを厚く塗ったりするでしょう。
でもそれでは、何度も塗り重ねることによって、肌にこすりダメージを与えたり
メイク落としがきちんと出来ていなければ、
メイク汚れを肌に蓄積し、毛穴詰まりを起こしてしまうことに・・・。
そんな、ダメージにダメージを重ねるようなリスクを回避しようとするのが、
根本からのケア、つまり「インナービューティーケア」なのです。

肌づくりの仕組みに働きかけるインナービューティーケア

そもそもシミ・くすみ等がどうして出来るのかを考え、
年齢や紫外線などのダメージによって、
「肌生成機能」が低下していることを、なんとかしようという方法です。
肌が本来の若々しさ、健康さを備えてくることによって、
メイクなどの外からケアを減らしていくことができるのです。

カラダや肌に不足しがちなものをキチンと補って、
不要なものを速やかに排出するためのビューティケアが何よりも大切なのです。

「和漢の力」が肌づくりに働きかける

和漢植物はいまインナービューティ界でも注目を集めています。
特に、巡りの漢方と言われる稀少な高級和漢「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」は、
様々な未病や瘀血をはじめとした研究も積み重ねられてきていて
内側からのインナーケアアイテムの素材として注目を集めています。

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内側からのケア=インナービューティは、美も健康も「巡る力」を低下させないことで、
肌やカラダ本来の機能を維持できると考えられ、
また根本からのインナーケアでは、一つ一つの悩みを個別にケアするのではなく
総合的にケアが出来るというメリットがあります。

結果的に、「めんどう」「時間がかかる」「お金がかかる」といった
「続かないケア」にさよなら出来て、「カンタン」で「効率的」なケアで
若々しい、健康な肌づくりにつながる。
だからこそ、インナービューティがいま大切だと言われ続けているのです。

高品質のインナーケアを選びましょう

そんな「インナービューティーケア」ですが、何でも良いわけではありません。
カラダに摂り入れるものだからこそ、素材力や品質がホンモノであることが大切です。
データや実感に裏付けされた商品を選びましょう。

 

 

 

 

 

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加齢との関係は? 女性が気になる生え際の薄毛が進行する理由

加齢との関係は? 女性が気になる生え際の薄毛が進行する理由

年を重ねるにあたって、体や肌にさまざまな変化が起こりますが、とくに生え際の薄毛に悩む方もいるでしょう。
毛量が減るだけでなく毛質が細く、ハリがなくなることで髪全体のボリュームが減ったように見えたり、毎日のスタイリングが以前のようにうまくいかなくなっていませんか。
髪の生え際は目立つ場所でもあるため、薄毛や毛質の変化が気になります。
このような薄毛や毛質の変化をもたらす原因と、おすすめの対策法を紹介します。

加齢とともに進行する生え際の薄毛の原因

毛量や毛質が変化し、薄毛が進行していくのには以下の原因が考えられます。

女性ホルモンの減少

もともと女性の体内では「女性ホルモン」だけでなく「男性ホルモン」も分泌されており「女性ホルモン」のほうが優位に分泌された状態を保っています。
しかし年齢を重ね卵巣の機能が低下し始めると、次第に女性ホルモンの分泌が減り、代わりに体内の男性ホルモンの量が優位になります。
男性ホルモンには薄毛を引き起こしやすくする働きがあるため、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンが多くなると女性も薄毛になることがあるのです。

長年同じヘアスタイルをしている

長年にわたって同じ場所に分け目を作っていたり、ゴムやピンなどで頭皮の一部分にだけ負担のかかるヘアスタイルを続けていると、その場所から抜け毛が起こっている場合があります。
髪は一度抜けても再び同じ場所から生えてきますが、何度も生え変わりを返すだびに徐々に細い毛が生えてくることがあります。
ロングヘアの方はどうしても結んだり留めたりすることが多くなりますので、頭皮に負担をかけないように注意しましょう。

合わない成分の頭髪料やファンデーションが頭皮に残っている

毎日使用している頭髪料やファンデーションが、シャンプーや洗顔などできれいに落ちきらず、生え際や頭皮の毛穴に詰まっている場合があります。
残った汚れが頭皮の毛穴を塞ぐ状態が習慣化すると、毛が再生するのを阻害してしまうのです。
また、洗髪料や洗顔料成分が自分の肌に合っておらず、皮膚に炎症が起きている場合があります。炎症が起きた場所からは毛が生えにくくなってしまうため注意が必要です。
自分の肌に合った成分の洗髪料や洗顔料を使用した後、きちんとすすぐようにしましょう。

女性におすすめの薄毛対策法

加齢との関係は? 女性が気になる生え際の薄毛が進行する理由

上記の原因を改善することでも薄毛を減らせますが、それにプラスしておすすめしたいのが次の方法です。

頭皮マッサージ

頭皮と顔の皮膚は1枚でつながっているため、長時間のパソコン作業や冷暖房の下で顔の筋肉が強ばったり乾燥したりすると、顔の皮膚だけでなく頭皮も硬直し血行不良を起こします。そのため、疲れを感じたタイミングで顔や頭皮をマッサージしましょう。
マッサージをするときは、手を温めた上で指の腹を使い、触って硬いと感じる場所をほぐしていくようにイメージするのがポイントです。

ヘアスタイルを工夫する

おでこの生え際が目立つ場合は、前髪を作ると薄毛を上手にカバーすることができます。
また前髪を流す方向を定期的に変えたり、前髪を多めに作ったり、トップの分け目を直線にせずジグザグと無作為にすることで薄毛が目立たなくなるでしょう。

今回は、頭皮マッサージやヘアスタイルの改善など外側からのケアを中心にご紹介しましたが、そのほかにも内側からのケアに目を向けることも大切です。
髪のハリやコシを改善するには、食べ物が重要な役割を担っています。とくに、冬虫夏草(とうちゅうかそう)などの和漢成分やコラーゲンは、髪の健康に欠かせません。
これらの成分は日常の食生活で摂ることが難しいので、サプリメントなどで積極的に摂り入れるように心がけすなど、体の内側からも薄毛対策をしていきましょう。

もしかして病気のサインかも!? 更年期障害と耳鳴りの関係とは

もしかして病気のサインかも!? 更年期障害と耳鳴りの関係とは

「最近なんだか耳鳴りがする」ということはありませんか?
40才を過ぎ、更年期障害のさまざまな症状が出始めるころ、症状のひとつとして耳鳴りが起きることがあります。
耳鳴りにはさまざまな原因が考えられますが、更年期障害によっても起こることがあるのです。一見関係のないようにも思える耳鳴りと更年期障害ですが、一体どのようなつながりがあるのでしょうか。今回は、更年期障害による耳鳴りの原因と、症状を抑える方法を紹介します。

耳鳴りの原因

更年期障害による耳鳴りは、閉経前後に「エストロゲン」「プロゲステロン」といった女性ホルモンが減少し、自律神経の乱れが起こることが原因です。
自律神経が乱れると体内の余分な水分や老廃物が「痰湿(たんしつ)」と呼ばれる粘り気のある不必要な物質となり、血中に溜まっていきます。
血中に痰湿が溜まっていくと、中性脂肪やコレステロールといった物質に変化して血行不良を招き、耳の周りの血管にも詰まりが起きるため、耳鳴りがするのです。
このほか更年期障害によるイライラがストレスとなり、ストレスの蓄積が原因で耳鳴りを起こすこともあります。
また、高血圧や糖尿病、腎臓病、うつ病や脳の疾患が原因で耳鳴りが起こることがあります。
その場合、耳鳴り以外の症状も併発している場合があるので、体のサインに気づいたら病院を受診するようにしましょう。

更年期が原因の耳鳴りを抑える方法

もしかして病気のサインかも!? 更年期障害と耳鳴りの関係とは

更年期障害が原因で起きる耳鳴りは主に「女性ホルモンのバランスを整えること」と「ストレスを減らすこと」で軽減するといわれています。

女性ホルモンのバランスを整える

代表的な治療法としてホルモン充填療法がありますが、冬虫夏草(とうちゅうかそう)など生薬に使われる天然素材などを配合したサプリメントが効果的な場合もあります。
サプリメントや漢方はホルモン充填療法に比べ効き目は穏やかですが、副作用も少なく負担が少ないおすすめの方法です。
また上記にも挙げたように、できるだけ血液をサラサラにし、痰湿を溜めないようにすると症状の改善が期待できます。
血液をドロドロにするトランス脂肪酸を含んだ食品や暴飲暴食を控え、こまめに水分を摂り運動による発汗などで血液のめぐりをよくするよう心がけましょう。

ストレスを減らす

ストレスは、過労や睡眠不足が原因で蓄積されていきます。
バランスの良い食事と規則正しい生活リズムで、熟睡できる睡眠をとるようにしましょう。心配事などを抱えたまま就寝すると、不安な気持ちから不眠を招きかねません。就寝前はなるべくリラックスして、熟睡できるようにしましょう。
リラックスするのにおすすめなのは、好きな香りのアロマオイルやフレグランスを就寝前に使うことです。
そのほか、熟睡するためには入浴後の「深部体温の低下」を利用するという方法もおすすめです。
睡眠と体温は密接に関係しており、体は一度深部まで温められた後、急激に冷やされることで眠気を感じる性質があります。
熱すぎない浴槽に浸かり、入浴後汗が引きほんの少し体が冷えてきたと感じたところで入眠すると効果的に熟睡することができるでしょう。

今回紹介した内容を日常の中に取り入れて、更年期による耳鳴り解消を目指しましょう。
それでも耳鳴りが収まらず長引くようであれば耳鼻科を受診することをおすすめします。

40代からこそ素肌感を重視! 老け顔を作る原因と上手なベースメイク術

40代からこそ素肌感を重視! 老け顔を作る原因と上手なベースメイク術

年齢を重ねるにつれて増えていくシワやシミ。40歳前後を境に急激に増えたという方もいると思いますが、これらの肌トラブルを隠そうとすると、どうしてもベースメイクが濃くなってしまいますよね。
厚くファンデーションを重ねれば、気になる年齢肌のトラブルをカバーすることはできますが、厚塗り感がかえって老け顔を作ってしまうことも……。
年齢肌の悩みをカバーしつつ、若々しさを保つためにはNGメイクと正しいメイクの違いを知り、上手なベースメイクのポイントを身につけることが大切です。
そこで今回は、40代からの大人世代の女性に向けて、老け顔を作るNGメイクと上手なベースメイクのポイントをご紹介いたします。

40代からの女性が知っておきたい老け顔を作るNGメイク

・コンシーラーを多用しすぎている
クマやシミ、ニキビ跡、シワなどのカバーに絶大な力を添えてくれるコンシーラー。年齢肌に悩みを持つ40代からの大人世代の女性には、欠かせないメイクアイテムといえるでしょう。しかし、あまりにコンシーラーを多用しすぎていると、厚塗り感やムラが出たり、小ジワに入り込んでヨレが生じたりして、老け顔を作る原因になってしまいます。
ポイントカバーにコンシーラーを使うことはとても大切ですが、頼りすぎるのは避けましょう。
 
・ベースアイテムを重ねすぎている
カバーを重視したい方がやりがちなのが、リキッドファンデーションやBBクリームを塗った後、上からパウダーファンデーションを重ねるというもの。
一見、相性がいい組み合せにも思えますが、これらのアイテムはベースメイクの主役になるものなので、ダブル使いをすると厚塗りに仕上がってしまいます。
ファンデーションを重ねすぎたマット肌は、近年のメイクトレンドから遠い上に、実年齢以上に見える原因となるのです。

素肌感をポイントに! 40代からの女性が覚えるべき上手なベースメイク術

・コントロールカラーで肌のアラをカバーする
シミやくすみなどの年齢肌悩みをカバーしてくれるのは、コンシーラーやファンデーションだけではありません。肌悩みに合わせて選んだコントロールカラーを使うことで、厚塗り感なくキレイな肌を作ることができます。
肌の赤みにはグリーンを、くすみにはパープルやブルーを、クマにはオレンジなど、肌の悩みと対照的なカラーを選ぶのがポイントです。化粧下地を兼ねたコントロールカラーを使うことで、肌に塗るアイテムを1つ減らすことができるため、より素肌に近い薄塗りメイクが叶います。
 
・フェイスパウダーの代わりにツヤ感アップのハイライトを
カバー力の高いリキッドファンデーションやBBクリームなどを使用している方は多いと思いますが、これらのアイテムには時間が経つとヨレたりテカったりしやすいという一面も……。ベースメイク崩れを防ぐためには、上からパウダーをはたくのが一般的ですが、これをプレストタイプのハイライトに変えるだけで、肌にツヤ感が生まれて素肌っぽさもアップ。顔にメリハリもつくので、顔立ちがくっきりとした美人フェイスにも近づきます。
顔全体に塗ってしまうと仕上がりが不自然になってしまうので、TゾーンとCゾーンにサッと伸ばすのがポイントです。

40代からこそ素肌感を重視! 老け顔を作る原因と上手なベースメイク術

若々しい見た目を作るためには、厚塗りを避けたベースメイクが必須ですが、元となる素肌を整えておくことも大切です。今回ご紹介したベースメイクのテクニックに加えて、日頃のスキンケアにも力を入れていきましょう。保湿ケアに加えて、コラーゲンの摂取なども欠かさずに、内側から輝く素肌を目指してくださいね。

更年期が原因で肌にかゆみが出る? その理由とスキンケアポイント3つ

更年期が原因で肌にかゆみが出る? その理由とスキンケアポイント3つ

個人差はありますが、更年期が始まると体や心にはさまざまな症状が出るようになります。
一般的には、月経異常やほてり、イライラなどの症状が挙げられますが、中には肌に異常が出る方も。今までは目立った肌トラブルがなかったのに、いきなり肌にかゆみが出てきたという場合は、更年期が原因かもしれません。
一見、関係のないように思える更年期と肌のかゆみですが、どのような関係があるのでしょうか。今回は、更年期が原因で肌にかゆみが出る理由と、それを防ぐスキンケアポイントをご紹介します。

更年期になると肌にかゆみが出る? この原因とは?

女性ホルモンの1つであるエストロゲンは、コラーゲンやエラスチンを生成する働きがあるホルモンで、健やかな肌を保つためには欠かせません。
しかし、エストロゲンは30代後半頃から徐々に減少していき、更年期になるとさらに分泌量が減ります。すると肌に大切なコラーゲンなどの成分も生成されにくくなるため、肌のうるおいやハリ、弾力が低下します。肌のうるおいが低下するということは、肌の水分保持力自体の低下やバリア機能が低下するということです。バリア機能が低下した肌は、乾燥しやすくなっている上に外部からの刺激に弱くなっているため、敏感に反応してかゆみなどの症状を起こしてしまいます。

更年期による肌のかゆみを防ぐスキンケアポイント3つ

1.とにかく第一に保湿ケアを徹底する
肌のかゆみを防ぐために、何よりも大切なのがこまめな保湿ケアです。更年期による肌の乾燥を防ぐためにも、保湿ケアを心掛けてかゆみを抑えることが大切です。
保湿ケアに使用するアイテムは、ボディクリームやオイルなどが一般的ですが、保湿成分だけでなくビタミンなどが含まれていると、さらに保湿効果が期待できます。
バスタイム後やおやすみ前、朝のお出かけ前など、こまめに保湿をして常に肌が潤っている状態をキープしましょう。
 
2.お風呂やシャワーの温度に注意する
お風呂に入ってシャワーを浴びるときには、熱いお湯を使用せずに人肌程度のぬるま湯を使うのが正解です。アツアツのお湯は肌にとって必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を進めてしまいます。熱いお湯に慣れている方は、少し物足りなく感じるかもしれませんが、肌のかゆみを防ぐためにもお湯の設定温度を下げましょう。
また、ボディソープの使い過ぎや、強くこすって体を洗うなどの行為も肌の乾燥を招きます。ボディソープは敏感肌でも使える低刺激のものを選び、体を洗うときにはナイロンタオルではなく手を使うのがおすすめです。
 
3.食生活や睡眠の質を整える
肌のかゆみとなると、スキンケアなどの外側からのケアに目が向きがちですが、体の内側からケアをすることも大切です。食生活では、女性ホルモンと似た働きをすることで有名な、大豆イソフラボンを意識して摂取しましょう。納豆や豆腐、豆乳、きなこなどの大豆製品をバランスよく食べるのがおすすめです。
また、毎日の睡眠にも肌のかゆみを防ぐための重要なポイントがあります。睡眠時には、肌の生まれ変わりを促す成長ホルモンが分泌されています。この成長ホルモンの分泌を高めるためには、睡眠の質を上げることが大切です。寝る1~2時間前から部屋の照明を少し落として明るい光を見ないようにしたり、リラックス気分をもたらすアロマオイルを使用したりと工夫しましょう。

更年期が原因で肌にかゆみが出る? その理由とスキンケアポイント3つ

肌のかゆみ対策をせずに爪で掻きむしってしまうと傷ができたり跡に残ったりと、さらに肌の状態が悪化してしまいます。更年期に入ると、ターンオーバーも乱れやすくなっているため、跡が長い間消えないという悩みにもつながります。
健やか肌をキープするためにも、今回ご紹介したケアを取り入れていきましょう。

ストレスが“自律神経の乱れ”を招く!? そのメカニズムと対策方法

悩む女性

自律神経とは、生命を維持するために自動的に働いている神経のことを指します。
24時間休むことなく働き続け、人間の器官を動かすために大きな役割を担っている自律神経ですが、実はストレスによって乱れやすく、乱れた状態が悪化すると自立神経失調症や鬱病・鬱状態へとつながってしまうこともあります。
 
心身の健康に悪影響を及ぼすことはもちろん、美容面にも大きなダメージを与えるため、自律神経の乱れは無視することはできません。
一体なぜ、ストレスによって自律神経が乱れてしまうのか、対策方法とあわせて学んでいきましょう。

ストレスと自律神経の関係性について

 
自律神経は心身を緊張させる「交感神経」と、心身をリラックスさせる「副交感神経」の2つに分けられます。
日中は交感神経が優位に働くことで良い緊張状態を保てるため、目の前の仕事や家事に没頭できるようになっています。
 
そして、夕方以降は副交感神経が優位に働くことでリラックスでき、質の良い睡眠へと入れるのです。
しかし、ストレスがかかると心身が緊張するため、交感神経が働きっぱなしになります。
この状態が夕方以降も続くと安眠できず、心身の疲労を招いてしまうのです。

自律神経を乱すストレスの種類は何がある?

 
自律神経の乱れを招くストレスは、大きく分けて以下の4つに分類できます。
 
1. 仕事や人間関係などの精神的ストレス
2. 不眠や疲労などの身体的ストレス
3. 気温や騒音などの物理的ストレス
4. 食事や薬害などの化学的ストレス
 
自分はどのタイプのストレスに弱いのかということを普段から意識するだけでも、ストレスによる自律神経の乱れの対策を立てやすくなります。
日頃の生活パターンなどを思い返して、どんなときにストレスを感じているのかを考えてみましょう。

自律神経の乱れが招く症状って?

 
自律神経の乱れによって自律神経失調症になると、動悸や息切れ、吐き気、倦怠感、肩こり、めまい、不眠などの症状が現れます。
症状は人によってさまざまで、その人の弱い部分に現れやすいという特徴があるため注意が必要です。
 
また、これ以外にも神経性胃炎や過敏性腸症候群、過呼吸症候群、メニエール病など、さまざまな病気の原因にもなります。
少しでも体調に異常がある場合は、早めに医療機関に相談しましょう。

自律神経を乱れにくくする対策方法

 
・適度な運動をする
運動にはストレスを緩和する効果があるため、自律神経の乱れ予防に期待ができます。
ただし、過度な運動はかえってストレスの原因になる場合があるため、ウォーキングやサイクリングなど、軽めの運動を楽しく続けるようにしましょう。
 
・自分に合ったリラックス法を見つける
自分に合ったリラックス法を見つけると、副交感神経を働かせるスイッチを自分でコントロールできるようになります。
好きなアロマの香りを楽しんだり、好きな音楽を聴くなど、気分転換できる方法を見つけておきましょう。
ストレスを感じたときに自分なりのリラックス方法を実践することで、自律神経の乱れ対策につなげることができます。
 
・生活習慣や食生活の乱れを改善する
生活習慣や食生活が乱れていると、心身にストレスがかかりやすくなります。
質の良い睡眠を十分にとり規則正しい生活を心掛け、食事内容の見直しなども行って、たくましく健康的な心身を育てましょう。

走る女性

ストレス社会とも言えるこの現代で、一切のストレスと関わることなく生活するのは至難の業。
ある程度のストレスを感じることは仕方のないことですが、それをしっかりと解消する方法を知ることが大切なのです。
心身の健康と日々の美しさを守るためにも、ストレスを溜めこまないようにして自律神経のバランスを取っていきましょう。

老化の80%は光老化!? 紫外線による怖い影響と肌ダメージ

爽やかな晴天

女性として生まれたからには、いくつになっても美しくありたいと願うのは当然のことです。しかし、年を重ねるごとにシワやシミなどの肌悩みは増えていくもの。
肌を老化させる要因はいくつかありますが、やはり紫外線による肌ダメージにはとくに注意が必要です。紫外線を浴び続けていると「光老化」が起こり、見た目の年齢が大幅にアップしてしまうのです。この光老化とは、具体的にどのような影響があるのか、予防法とあわせてご紹介します。

「光老化」の影響とは?

肌の老化は、加齢によって起きる「自然老化」と、紫外線によって起きる「光老化」に分類されます。そして、この肌老化の割合は、自然老化が約20%、光老化が約80%と言われています。つまり、私たちの肌の老化の大部分が、太陽から降り注ぐ紫外線が原因となっているのです。
光老化は紫外線が原因になっているため、的確な紫外線ケアを取り入れれば食い止めることができます。日頃から紫外線ケアを怠らず、しっかりと行うことが光老化を防ぐポイントです。

光老化のメカニズムと症状

肌にダメージを与える紫外線は、「UVA」と「UVB」に分けられます。
この2つの中でも光老化を引き起こすのは、主にUVA。UVAは波長が長いため、肌の奥まで侵入し、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンを変成させます。その作用によって肌は弾力を失い、たるみやシワが発生してしまうのです。
また、紫外線を浴び続けるとメラノサイトが暴走し、肌の内部でメラニンが大量に作られます。メラニンはシミの原因になることで有名ですが、通常であれば肌のターンオーバーによって排出されます。しかし、肌の乾燥や不規則な生活習慣などが重なるとターンオーバーが乱れ、メラニンが排出できなくなってどんどんと蓄積していく一方に。メラニンが溜まって色素沈着を起こすと、女性の大敵であるシミができてしまうのです。

光老化の予防法

・日焼け止めを塗る
紫外線から肌を守るためには、日焼け止めが欠かせません。
日焼け止めに表示されているPAはUVA、SPFはUVBに対する防御効果を表しているため、購入の際はしっかりチェックするようにしましょう。
ただし、PAやSPFの数値が高いものは、肌に大きな負担を与える恐れがあります。
日常生活ではPA++、SPF20程度の肌に優しい日焼け止めを使うようにしましょう。
 
・日傘や帽子などを活用する
紫外線が強い夏場は、とくに徹底した紫外線対策が重要になります。外出するときには、日焼け止めを塗ることはもちろん、日傘や帽子、サングラスなどのアイテムも活用しましょう。
これ以外にも、UVカット効果のあるカーディガンやパーカー、ストールなどの着用もおすすめです。
 
・十分に保湿をする
肌の水分量が減っていると、バリア機能が低下して紫外線の影響を受けやすくなります。
ターンオーバーの乱れも招いてしまうため、バスタイム後や洗顔後には丁寧な保湿ケアを心掛け、肌の潤いをチャージしましょう。
このような毎日の小さな積み重ねが、光老化の予防につながります。
 
・食事内容を見直す
食事内容が偏っていると、肌質が悪化して光老化の影響を色濃く受けてしまいます。
肌の土台となるタンパク質や、新陳代謝を促すビタミンA、コラーゲンの合成を助けるビタミンCなどを意識してとるようにしましょう。
食事だけでは難しい場合には、サプリメントを活用するのもおすすめです。

頬肉を伸ばす女性

目には見えていなくても、肌にはしっかりとダメージを与えてくる紫外線。
しかし、日々の対策やスキンケアを丁寧に行うことで光老化は防ぐことができるのです。いつまでも美しさをキープするためにも、気を抜かずに紫外線対策を行いましょう。

更年期のイライラはなぜ起こる? 心の不調を引き起こす原因と対策

更年期のイライラはなぜ起こる? 心の不調を引き起こす原因と対策

更年期障害になると、ホットフラッシュや神経の痛みなど、体にさまざまな変化が現れる女性も多くいらっしゃいます。
しかしその不調や変化は体だけでなく、些細なことでイライラしてしまい怒りが収まらない、気分が落ち込むなど心の不調も引き起こす事があるのです。
今回は、更年期のイライラや気分の落ち込みの原因を、対策方法とあわせてご紹介します。

更年期障害で「イライラ」が出る原因とは

女性は、個人差はあるものの40代になると卵巣機能が衰え始め、女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌が徐々に減少していきます。すると脳がこれを察知し、エストロゲンの分泌を促すために性腺刺激ホルモンを放出します。
しかし、性腺刺激ホルモンを出しても卵巣機能が低下しているため、エストロゲンは分泌されません。その結果、脳が混乱して自律神経がコントロールできなくなり、感情のコントロールが上手くできなくなってしまうのです。
また、エストロゲンが減ること自体も、女性の心身バランスに大きな影響を与えます。
エストロゲンには精神を安定させる働きがあるのですが、それが減少することによってイライラや気分の落ち込みなどを招いてしまうのです。

イライラを緩和する対策方法は「心身ケア」にある

普段では気にならないような些細なことや、対人関係でイライラとしてしまう女性は多いもの。更年期障害は自分の意思とは関係なく起こってしまうので、心身のケアをすることが何よりも大切です。
では、イライラや気分の落ち込みを緩和する更年期障害対策方法をご紹介します。
 
・身体を冷やさない
身体を冷やすと血流なども乱れ、自律神経が余計にコントロールできなくなり、イライラを助長してしまいます。冷たい飲食物や薄着はなるべく控えて、温かい飲食物や防寒グッズで身体を温めましょう。
なお、厚着をしすぎると更年期特有の“のぼせ”を悪化させる恐れがあるため、着込みすぎるのは避けて、脱着しやすい羽織ものやレッグウォーマーなどで上手に調節しましょう。
 
・アロマで気持ちを高揚させる
良い香りは脳に伝わって心身を深くリラックスさせてくれるため、イライラや気分の落ち込みの緩和に効果的です。
精神的な疲労を感じた時はラベンダー、ホルモンバランスを整えたい時はゼラニウムやローズの香りがおすすめですよ。
 
・朝は太陽の光を浴びる
朝に太陽の光を浴びると、ストレスを抑制するセロトニンの分泌が活発になり、イライラの予防につながります。朝はなるべく早く起き、太陽の光を浴びながらウォーキングやラジオ体操などを行い健康的な生活リズムを作りましょう。
 
・気分転換、趣味を見つける
気分転換できる趣味があると、趣味に集中することで感情の起伏を和らげることができます。泣ける映画を見たり、友だちとお茶会を開くなど、溜まった感情を吐き出す環境を作ってあげましょう。
 
・イライラ防止につながる栄養を摂る
ビタミンC、ビタミンB1・B12、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、大豆イソフラボンなどは、ホルモンバランスや自律神経に作用してイライラを予防してくれます。
なお、これらを効率よく補給するためには、さまざまな食品を摂ることが大切です。
好き嫌いをせず、肉、魚、野菜、果物、大豆製品、乳製品、ナッツ類などを、毎日バランス良く食べましょう。

更年期のイライラはなぜ起こる? 心の不調を引き起こす原因と対策

更年期障害は発症する時期や終わる時期が人によって異なります。
心から笑顔になり楽しい毎日を過ごすためにも、まずはイライラの溜まりにくい体内環境を目指してケアを始めてみましょう。

乾燥と脂性どっちなの? インナードライ肌の症状とスキンケアポイント

乾燥と脂性どっちなの? インナードライ肌の症状とスキンケアポイント

「肌がテカテカして皮脂が多いのにツッパリを感じる」「皮脂が多いから洗顔をしているのにテカリが解消されない」このような肌のお悩みはありませんか?
乾燥と脂性が混ざったような状態の肌を“インナードライ肌”といい、意外にも多くの女性に当てはまっているといわれています。
インナードライ肌を放置してしまうと、さまざまな肌トラブルを起こす可能性もあるため注意が必要です。インナードライ肌の原因や症状などを知って、スキンケアポイントについても学んでいきましょう。

インナードライ肌の原因とは?

近年よく耳にするようになったインナードライ肌ですが、主な原因は肌の乾燥です。空気の乾燥やスキンケア不足などで肌が乾燥すると、肌は自らを守ろうとして皮脂をたくさん分泌します。すると、一見肌はうるおっているように見えますが、これは間違い。
肌の表面に皮脂は分泌されていますが、これは乾燥している肌を守るためのものなので、肌の内側では水分不足が起こってカラカラに乾燥しているのです。
肌の内側が乾燥していることに気が付かずに肌の表面の皮脂ばかりに注目をして、保湿ケアを怠ったり、皮脂を取るケアばかりしているとさらにインナードライ肌が進行してしまうため注意が必要です。

インナードライ肌の症状とは?

インナードライ肌になると、肌は乾燥しているのに皮脂が多く分泌されるため、毛穴の開きやニキビ、肌のゴワつきなどの肌トラブルが起こります。
また、肌の乾燥はターンオーバーの乱れにもつながるもの。通常通りにターンオーバーが行われなくなると、ニキビなどの肌トラブルが改善されにくくなるに加え、シミやくすみ、シワなどの肌悩みにもつながってしまいます。

インナードライ肌を改善するためのスキンケアポイント

・皮脂を取り除きすぎない
肌がベタつくと、あぶらとり紙や洗顔で皮脂を落としたくなりますが、必要以上に皮脂を取り除くのはかえってインナードライを進行させてしまいます。
どうしてもテカリが気になるときには、ティッシュで軽くおさえる程度に留めましょう。
また、洗顔のしすぎも肌の乾燥を招くため、朝晩の1日2回を徹底してください。
 
・洗顔料は肌にやさしいものを選ぶ
洗浄力が強すぎる洗顔料を使用すると皮脂が奪われ過ぎて、さらに肌が乾燥してしまいます。洗顔をするときには、肌にやさしい洗顔料を選んで短時間で済ませるように心掛けてください。洗顔料をしっかりと泡立てて、肌の上を滑らせるように洗うのもポイントです。
 
・洗顔時のお湯の温度にも要注意
冬場などは熱いお湯を使って洗顔することが多くなりますが、温度の高いお湯は皮脂を必要以上に落としてしまいます。洗顔をするときには人肌程度のぬるま湯を使用するようにしましょう。また、洗顔料をすすぐときにはぬるま湯を両手にすくって肌にやさしく当て、なるべく刺激を与えないように洗い流すことも重要です。
 
・洗顔後はすみやかに保湿ケアを
皮脂の分泌が多いと保湿ケアを怠りがちですが、インナードライ肌を改善するためには何よりも丁寧な保湿ケアが大切なポイントになります。
化粧水でしっかりと水分を与えてから乳液や保湿クリームを重ね、水分と油分の両方をチャージしてあげましょう。

乾燥と脂性どっちなの? インナードライ肌の症状とスキンケアポイント

インナードライ肌を改善するためには、皮脂の分泌ばかりに気を取られずに、根本的な原因となっている乾燥肌の対策をしっかりと行うことが大切です。日頃のスキンケアを見直して、健やかな素肌を目指しましょう。

インナーケアで対策を! 更年期のホットフラッシュの原因とは

インナーケアで対策を! 更年期のホットフラッシュの原因とは

気温が高いわけでもないのに、急に顔がカッと熱くなり、大量の汗をかいてしまった……という経験はありませんか?
もしかするとそれは、更年期障害の症状のひとつ「ホットフラッシュ」かもしれません。
突然体温が高くなり、ひどいときにはめまいを伴うこともあるホットフラッシュ。はじめて症状が出た際には、戸惑い焦ってしまう方も少なくありません。
そこで今回は、ホットフラッシュを予防し、いざというときにはすぐ対処できるよう、ホットフラッシュが起こる原因や対策方法をご紹介いたします。

ホットフラッシュが起こる原因は?

先ほどお話しした通り、ホットフラッシュは更年期障害の症状のひとつです。
更年期障害は、加齢に伴って卵巣の機能が低下し、ホルモンバランスが乱れることで起こります。ホルモンバランスは、心身に働きかける自律神経と密接に関係しているもの。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が減ることで自律神経のバランスが崩れ、血管の収縮・拡張を司る血管運動神経の働きが乱れてしまうのです。

ホットフラッシュの症状

ホットフラッシュの主な症状は、顔のほてりや上半身からの発汗、のぼせなど。気温に関係なく突然顔が熱くなり、首筋や胸元、頭頂部や背中から大量に汗をかきます。
ほてりや汗による不快感を覚えるほか、大量に発汗することで他人の視線が気になり、ストレスを感じてしまう方も少なくありません。

ホットフラッシュが起こったら?

ホットフラッシュは時間帯や場所を選ばず起こるため、外出中に症状が現れる場合もあります。
体温調整のしやすい服装を心掛けるとともに、汗を拭き取り、清涼感を得るためのウエットティッシュを持ち歩いて、いつでも対応できるようにしておきましょう。不安な場合は、首周りに当ててほてりを冷ますための小さな保冷剤や扇子などを持ち歩いておくのもおすすめです。
また、汗染みを目立たなくするためのパッドなどを使用すると、他人の視線に対するストレスの軽減に繋がります。

インナーケアでホットフラッシュを予防

ホットフラッシュを予防するためには、体の内側を労わるインナーケアで自律神経のバランスを整えてあげることが大切です。
ストレスや緊張が腹痛や便秘を引き起こすように、腸と自律神経にはお互いに作用しあっているもの。腸内環境が乱れて悪玉菌が増殖していると、自律神経にも悪影響を与えてしまいます。
食物繊維が豊富な食材や発酵食品を日々の食事に取り入れ、腸内環境を整えてあげましょう。
また、お腹を冷やさないために温かい飲み物を飲むよう心掛け、体を冷やす白砂糖ではなく、ハチミツや黒糖などで甘味を取ることも大切です。

インナーケアで対策を! 更年期のホットフラッシュの原因とは

更年期の女性を悩ませるホットフラッシュですが、一度経験したからと言ってホットフラッシュを恐れていると、そのストレスで自律神経が乱れるといった悪循環を招きかねません。
インナーケアとあわせて、手足を温めて血液の循環を促したり、入浴やストレッチでストレスを解消したりしながら、ホットフラッシュに対策していきましょう。

髪の印象は“分け目”が重要! 加齢と薄い分け目の関係とは?

髪の印象は“分け目”が重要! 加齢と薄い分け目の関係とは?

ふんわりとしたボリュームがあり、ツヤやハリのある美しい髪の毛は女性にとっての大きな武器になるものです。しかし、年を重ねるとともに髪に対する悩みを持つ女性は多くなり、30代半ば以降になると髪の“分け目”が薄いことを気にする方が増えます。
薄い分け目を予防・改善して、女性にとって大切で豊かな髪を守るためには、一体どうしたらいいのでしょうか。
今回は、髪の分け目が薄くなってしまう原因と、対策方法についてご紹介いたします。

髪の分け目が薄くなる原因とは?

・加齢による髪のハリ、コシの低下
年齢を重ねると肌にシワやたるみが気になり始めるように、髪の健やかさも徐々に失われて衰えていきます。加齢とともに毛包の状態が変化して成長期が短くなり、髪の成長が上手くいかなくなるため1本1本の毛が細く弱くなって、ハリやコシが失われていくのです。
髪が細くなると、地肌が目立つようになるのは当然のこと。髪の薄い分け目が目立ってしまうのは、加齢による髪のハリやコシの低下が大きな原因の1つとなっています。また、加齢とともに健康的な髪を作る働き自体も衰えてしまうので、薄い分け目を改善するためには体の内側へのアプローチも重要になります。
 
・ホルモンバランスの乱れ
個人差はありますが、一般的に30代半ば以降から徐々に女性ホルモンの分泌量は減少していき、40代に突入するとさらに大幅に分泌量が低下するといわれています。
女性ホルモンの分泌量が減ると、毛母細胞の働きを抑制するという力を持つ男性ホルモンの影響を強く受けることになるため、分け目の薄さがさらに目立つようになってしまうのです。加齢に加えて、日常的なストレスや食生活の乱れなどもホルモンバランスを乱す原因となるため、注意が必要です。
 
・長年同じ分け目にしている
「何年も同じ分け目で、ヘアスタイルがいつも一緒」という方は、自ら薄い分け目を作っているといえます。いつも髪を同じ分け目にしていると、常にその分け目部分に負担がかかっている状態になり、毛根が弱まってしまうのです。
とくに、毎日のように分け目をぴっちりと決めて、髪を強く引っ張りながらヘアゴムなどで束ねているという方は要注意。毛根への負担が強くかかってしまい、大きなダメージを負っている可能性があります。

薄い分け目を改善するための方法とは?

目立つ薄い分け目を改善させるためには、ホルモンバランスを整える食事や生活習慣を心掛けること、分け目を少しずつ変えていくことなどが重要なポイントになります。
 
まずはホルモンバランスを整える食事ですが、女性ホルモンの働きを高めるためには、大豆イソフラボンという栄養素を含む大豆製品を摂取するのがおすすめです。
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることで有名で、減少傾向にある女性ホルモンの代わりとして体内で活躍してくれます。豆腐や納豆、きなこ、味噌などの大豆製品を毎日の食卓にバランスよく取り入れるようにしましょう。
さらに、壊れたり傷ついたりした細胞を修復し、新しい細胞を生み出す成長ホルモンは、22時~2時の間に大量に分泌されて成長細胞の働きを促します。
その時間帯を意識して睡眠にあてる、または成長細胞の働きを促進する成長因子を含む唯一の素材“プラセンタ”を摂取するなどもおすすめです。
 
また、ストレスの解消や、規則正しい生活習慣を心掛けることもホルモンバランスを整えるために大切です。食生活と生活習慣という基本的な部分の見直しをしっかりと行っていきましょう。
これらに加えて、薄い分け目の改善には、髪の分け方を変えることも見逃せないポイント。コームを使って分け目をジグザグにしたり、いつもとは違うところで髪を分けてヘアピンで留めたりと工夫をして、分け目を固定しないようにしてください。

髪の印象は“分け目”が重要! 加齢と薄い分け目の関係とは?

髪の分け目は頭部の中でもとくに目立ちやすく、人からの目線も集まりやすいため、分け目が薄いだけで髪全体のボリュームが落ちたように感じられてしまいます。
女性の武器である髪を美しく見せるためにも、薄い分け目を改善していきましょう。

むくみ解消に効果的な栄養素と覚えておきたいおすすめ食材

むくみ解消に効果的な栄養素と覚えておきたいおすすめ食材

起床後や立ち仕事の後は、顔や脚に水分がたまってぱんぱんになってしまう……とお悩みの女性は多いもの。気になるむくみを解消しようと、日々運動に励んでいるという方も少なくありません。
筋肉を使って血行やリンパの流れを促すことももちろん大切ですが、あわせて体の内側からのケアを行っていくことも重要なポイントです。
今回は、むくみを体の内側から解消していくために食べたい、おすすめの食材をご紹介いたします。

むくみを招く原因は?

体がむくんでしまう主な原因は、血液やリンパ液の流れが滞り、本来回収されるはずだった水分や老廃物が溜まってしまうこと。女性は男性に比べ、血液やリンパ液を循環させるポンプの役割を果たす筋肉が少ないため、よりむくみやすいとされています。
長時間同じ姿勢を続けることで体がむくんでしまうのも、筋肉を動かす機会がほとんどないため。
また、栄養バランスの悪い食事もむくみの原因のひとつ。タンパク質が不足したり、塩分をとり過ぎてしまったりすると、むくみを悪化させてしまいます。
適度な運動でめぐりを良くし、栄養バランスの良い食事で水分量を一定に保ちましょう。

むくみ解消のために食べたい栄養素&食材

・カリウム
食事や間食で塩分をとり過ぎてしまうと、体液の塩分濃度を薄めようと体が水分を蓄えてしまいます。
わかめや昆布などの海藻類に豊富に含まれるカリウムには、体内の塩分の排出を促す働きがあるため、つい塩分をとり過ぎてしまったというときにはぜひとも食べておきたい食材です。
海藻類以外には、豆類やイモ類、ナッツ類がカリウムを多く含んでいます。
 
・サポニン
きゅうりやすいか、トウガンなどに含まれるサポニンは、利尿作用のある栄養素です。
尿で体内の水分量を調整することが、むくみの改善に繋がります。
 
・ビタミンB6
ビタミンB6には、血液をサラサラにして血行を改善する作用が期待できます。体内の血のめぐりを良くすることで、むくみを改善へと導いてくれますよ。
また、女性ホルモンのバランスを整える作用もあるため、生理前にむくみがちな女性は特に摂取しておきたい栄養素と言えるでしょう。
ビタミンB6は、大豆やトウモロコシ、鶏肉やカツオなどに多く含まれています。

むくみ解消に効果的な栄養素と覚えておきたいおすすめ食材

体がむくみやすいということは、血行が滞り、食事の栄養バランスが乱れているということです。むくみがちな体質を放置しておけば、太りやすく、冷えやすい体になってしまいます。
適度な運動に加え、食事でむくみ解消に効果的な栄養素を摂取することで、体の内側からもむくみ体質に対策を行っていきましょう。

汚れによる黒ずみ毛穴のメカニズムとスキンケア対策

汚れによる黒ずみ毛穴のメカニズムとスキンケア対策

ポツポツとした毛穴の黒ずみにお悩みの女性は多いでしょう。
毛穴が黒ずんでしまう原因はいくつかの種類がありますが、中でも「汚れ」が原因の黒ずみは、ニキビなどに悪化する可能性もあり、早めのケアが必要です。

また、毛穴の黒ずみを隠そうとしてメイクを厚塗りしてしまうと、老け込んだ印象を与えてしまうことも。
そんな悩ましい毛穴の黒ずみを解消するためにも、なぜ毛穴汚れが発生してしまうのか、対処方法とあわせてご紹介いたします。

汚れによる黒ずみ毛穴ができる原因

・過剰な皮脂
日頃から肌のテカりやベタつきが気になるという皮脂の分泌量が多い方は、毛穴に皮脂が詰まりやすいという特徴があります。
その毛穴の詰まりをケアせずに放置していると、皮脂が酸化して黒ずんでしまうのです。
 
・メイク汚れ
クレンジングでメイクをきちんと落とせていないと、化粧品の油分が毛穴に詰まって黒ずんでしまうことがあります。
汗や水に強いメイクアイテムを使っている方や、クレンジング方法が間違っている方は、メイク汚れによる黒ずみができやすいといえるでしょう。

汚れによる黒ずみ毛穴を改善する方法

・クレンジングを正しく行う
毛穴の黒ずみを防ぐためには、毎日のクレンジングを正しく行うことが大切です。
クレンジング剤を節約しすぎずに適量を使用し、少し手のひらで温めてから肌に伸ばしましょう。
ただし汚れが気になるからといって、ゴシゴシこすったり、クレンジングに時間をかけすぎるのはNG。クレンジングはあくまでもメイクを落とすのが目的で、黒ずみや角栓を取り除くものではないことを頭に入れておくことが大切です。
 
・酵素洗顔剤やピーリング石けんを使用する
黒ずみや角栓を取り除きたい場合は、酵素入りの洗顔料やピーリング石けんを使用するのがおすすめです。どちらも黒ずみや角栓の原因となる古い角質を溶かすため、毛穴詰まりを改善する効果が期待できます。
しかし、酵素洗顔剤やピーリング石けんを頻繁に使っていると、必要な角質まで溶かして皮膚を薄くしてしまいます。使用する頻度は週に1~2回程度にとどめ、スペシャルケアとして取り入れましょう。
 
・保湿をする
肌が乾燥すると古い角質が残ったり、かえって皮脂の分泌が過剰になって、黒ずみが発生しやすくなります。
クレンジングや洗顔をしたあとはすぐに基礎化粧品で保湿し、肌にうるおいをたっぷりとチャージしてあげましょう。
 
・ビタミンB2、B6を摂る
ビタミンB2・B6は皮脂の分泌量をコントロールする働きがあるため、毛穴汚れ防止に効果的です。ビタミンB2はレバーやうなぎ、納豆、卵などに多く含まれ、ビタミンB6はレバーやかつお、まぐろなどに多く含まれています。毎日の食事にバランス良く取り入れて、積極的に摂取していくのがおすすめです。

汚れによる黒ずみ毛穴のメカニズムとスキンケア対策

汚れによる毛穴の黒ずみは、日頃の心掛けやケア次第で自分でもケアすることができます。
黒ずみがひどくなるとメイクノリが悪くなったり、お手入れ不足の印象を与えてしまうこともあるため、早いうちのケアが重要です。
今回ご紹介したケアを取り入れて、汚れによる毛穴の黒ずみをしっかりとケアしていきましょう。

冬だけじゃないの!? 冷え性の種類と効果的な対策方法

冬だけじゃないの!? 冷え性の種類と効果的な対策方法

女性に多い冷え性ですが、症状にはいくつかの種類があり、人によっては冷える部分が違うことをご存知でしょうか? また、冷え性といえば冬を連想する方も多いと思いますが、春や夏の暖かい季節でも起こりうるもの。冷たい食べ物やエアコンなどの影響で、体の内側から冷え性が起こってしまうことがあるのです。
つらい冷え性を改善するためには、まずは自分がどのタイプの冷え性に当てはまるのかをチェックすることが重要なポイント。日々の美しさや健康を守るためにも、冷え性についてきちんと学び、体の内側から冷えを防ぐ対策方法を取り入れましょう。

自分はどのタイプ? 冷え性の種類

・末端型冷え性
末端型冷え性とはその名の通り、体の末端である手足が冷えてしまう症状です。
主に痩せ型の方に多く、運動不足や無理なダイエットが原因になることがあります。

・内蔵型冷え性
内蔵型冷え性は体の外からは判断しにくいため“隠れ冷え性”とも呼ばれています。
腸などの臓器が冷えるために、便秘になったり免疫力が低下しやすくなるという特徴があります。

・下半身型冷え性
腰から下が冷えてしまうのが、下半身型冷え性です。
40代以上の女性に多く、加齢によって血管が細くなり血行不良に陥りやすいことが原因と考えられます。下半身は冷えやすいのに上半身は熱くのぼせやすいというのが特徴です。

インナーケアによる冷え性対策

・適度な運動をする
適度な運動を行うと全身に温かい血液が行き渡るため、冷え性の対策に役立ちます。
また、定期的に運動を続けると筋肉を増やすことができるため、体温を維持することにもつながります。1日10分程度のウォーキングでも十分に効果を得ることができるので、時間を見つけて意識的に歩く習慣をつけましょう。

・自律神経を整える
自律神経が乱れると、体温が上手くコントロールできなくなり、異常な冷えやのぼせを招いてしまいます。これを防ぐためには、ストレスを溜めないことや睡眠をしっかりとること、リラックスできる時間を設けることが必要です。
ストレスや緊張を感じたときには深呼吸を何度か繰り返し、自律神経を整えましょう。

・ホルモンバランスを整える
女性ホルモンのバランスが崩れると、血行が悪くなって手足が冷えるのに対し、頭には血が昇ってのぼせやすくなります。
ホルモンバランスを整えるには、偏った食生活やインスタント食品などの摂取を控えてバランスの良い食事をすることが大切です。

・体の芯を温める
内蔵型冷え性の方はもちろんですが、末端型・下半身型の場合も内蔵が冷えるとますます手足の冷えが強くなります。
夏場などはアイスや冷たい飲み物が欲しくなりますが、内蔵を冷やすような冷たい飲食物の摂取は避けて、温かい食事や飲み物をとるようにしましょう。水を飲むときには、常温の水を飲むことが大切です。
また、夜のバスタイムの際にはシャワーだけで済まさずに湯船に浸かって、体の芯までじっくりと温めるのも冷え性対策として有効です。お風呂は半身浴ではなく、肩や背中も温められる全身浴をおすすめします。

冬だけじゃないの!? 冷え性の種類と効果的な対策方法

頑固な冷え性は、体の外側を温めるだけではなかなか改善されません。
もちろん、靴下を履いたり温かい服装を心掛けることは大切ですが、体の内側から温めるという対策を積極的に取り入れて、冷え性のつらさを少しずつ改善していきましょう。

更年期に「ニキビ」ができる!? その原因とスキンケアのポイント

更年期に「ニキビ」ができる!? その原因とスキンケアのポイント

多くの女性が悩まされている更年期ですが、この期間に入ると頭痛や不眠などの体調に関する不調から、イライラや倦怠感などの精神的なものまで、さまざまな症状が見られるようになります。
そんな更年期は、女性にとって重要である美容面にも影響を及ぼし、ときに「ニキビ」の発生を招いてしまうこともあります。
ニキビといえば10代や20代などの若い女性にできるものというイメージもありますが、なぜ大人になった今再び悩まされるようになってしまうのでしょうか。
そこで今回は、更年期とニキビの関係、それに対するスキンケアのポイントについてご紹介いたします。

女性ホルモンが関係している!? 更年期にニキビができる原因とは?

更年期になるとさまざまな不調に見舞われますが、この原因の1つとして女性ホルモンのバランスの乱れが挙げられます。
女性ホルモンには、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類があるのですが、普段はこれらが上手にバランスを取り合うことで成り立っています。しかし、更年期になるとエストロゲンの分泌が減り、プロゲステロンの分泌量が増えるため、2つのバランスが乱れてしまうのです。
ホルモンバランスの乱れは、肌をデリケートな状態にする上にバリア機能を低下させ、大きなダメージを与えてしまうもの。とくに、分泌量が多くなるプロゲステロンは、皮脂の分泌を促すという働きがあるため、皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まり、ニキビを発生しやすくしてしまうのです。

更年期のニキビを防ぐためのスキンケア方法とは?

プロゲステロンの働きによって皮脂の過剰分泌が気になり、さらに肌のバリア機能の低下から敏感肌状態にも陥っている更年期の肌には、適切な洗顔と保湿ケアが重要です。
皮脂が多く分泌されると、テカリやベタつきを防ごうとして洗顔に力を入れがちですが、実はこれが肌へのダメージとなっている場合があります。
洗顔料は敏感肌でも使える優しい成分のものを使用し、優しく丁寧に行うことが大切です。また、1日に何度も洗顔をしてしまうとかえって乾燥してしまうため、朝晩の2回にとどめるよう注意しましょう。
さらに、洗顔後には念入りな保湿ケアを行うことを忘れてはいけません。
皮脂の分泌が多いと乳液やクリームなどを避けがちですが、保湿を怠ると余計に皮脂の分泌が促されてしまいます。そのため、化粧水でしっかりと水分を補ってから、乳液やクリームで油分を与えるという基本的なケアを心掛けましょう。

ニキビケアをしながら健康維持まで目指そう

日々の継続的なスキンケアはニキビ対策の基本ですが、これ以外にも食生活や生活習慣などにも気を付ける必要があります。
日頃から栄養バランスの偏りには注意をし、ビタミン摂取を意識した食生活を送りましょう。
さらに、生活習慣で気を付けなければならないのが、睡眠の質です。
毎日たっぷりと寝ていても、質が良くなければ意味がありません。量よりも質にこだわって、深い睡眠をとるためにも就寝前のテレビやスマートフォンの使用を避ける、温かい飲み物でリラックスするなどを取り入れましょう。

更年期に「ニキビ」ができる!? その原因とスキンケアのポイント

年齢を重ねてからできるニキビは、一度できてしまうと治るまでに長い時間がかかってしまいます。ニキビケアの基本は“いかに早く治すか”ではなく“いかに新しいニキビを防ぐか”ということです。日々のスキンケアや生活習慣に注意をして、更年期のニキビを防いでいきましょう。

便秘気味の方は要注意! 腸内環境とデトックスの関係

便秘気味の方は要注意! 腸内環境とデトックスの関係

私たちの体は、日々の生活で知らず知らずのうちに毒となる物質を取り込んでしまっています。心身の健康を守り、美しいお肌をキープするためには、体の中に毒素や老廃物を溜めないこと、つまりインナービューティーを大切にすることが重要です。
体内に溜まった毒素を排出することを“デトックス”と言いますが、デトックスの効率を上げるためには、体のある部分の環境を整えてあげなければなりません。
今回は、健康な身体とお肌をキープするためのインナービューティーを叶えるデトックスのポイントについてお話しいたします。

ほとんどの毒素が「腸」に溜まる

私たちの体には、体内に取り込んでしまった毒素を分解し、排出するためのさまざまな機能が備わっています。その代表的なものが「腸」です。
なんと、体内に溜まった毒素のおよそ75%が腸に集まり、便として排出されているのです。
しかし、腸内環境が乱れて便秘になってしまえば、毒素を排出することはできなくなってしまいます。それどころか、毒素が溜まることで悪玉菌が繁殖し、さらなる腸内環境の悪化と毒素の増加を招くという悪循環にも繋がりかねません。
つまり、デトックスと腸内環境の改善は、切っても切り離せない関係にあるのです。

便秘になってしまうと……?

便秘によって体内に毒素や老廃物が溜まってしまうと、美容や健康にさまざまな悪影響を及ぼします。お腹の張りや腹痛といった不調はもちろんのこと、ニキビや肌荒れ、自律神経の乱れによる頭痛やめまいなどの原因となることも。
便秘気味で上記のような症状に悩まされているという方は、腸活で腸内環境を整え、体内の毒素をデトックスしてみましょう。
デトックスによって得られる主な効果は以下の通りです。
・自律神経の調整
・新陳代謝の促進
・免疫力、内臓機能の向上
・血行・リンパ循環の改善

腸活&デトックスのポイント

インナービューティーの基本は、腸活によって健康な腸を作ること。
以下の3つのポイントを意識しながら日々の生活を送りましょう。

■食習慣

腸活の第一歩は食生活の見直しです。食物繊維と水分をしっかりととり、ビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌を摂取するよう心がけましょう。
また、以下のような食材を摂取するのもおすすめです。
・毒素を捉えて排出する成分を含んだ食材
玉ねぎ、ブロッコリーなど
・善玉菌のエサとなるオリゴ糖を含んだ食材
じゃがいも、トウモロコシ、バナナなど

■運動習慣

腸活には、適度な運動で血行を促進し、腸の働きを活発にしてあげることも大切です。
ウォーキングなどの軽い有酸素運動に加え、腸の働きに大きく関わる腹筋や背筋のトレーニングを行うことをおすすめします。

■入浴習慣

腸のスムーズな働きを促すために、1日の終わりにはじっくりと湯船に浸かりましょう。体を温めて心身をリラックスさせることで、ストレスを緩和してあげてくださいね。入浴中には、以下のようなマッサージを行ってあげるのも効果的です。

・おへそを中心にして「の」の字をかくように優しくお腹全体をなでる
・右手で右側腰骨の少し上、左手で左側肋骨の下辺りを掴んで3分ほど軽く揉む

ただし、長湯をしすぎてしまうと逆に腸を疲れさせてしまうため注意してください。
また、入浴後はゆったりとした衣服を身につけて、就寝時にお腹を締め付けないことも大切です。

便秘気味の方は要注意! 腸内環境とデトックスの関係

いかがでしたか?
デトックスと便秘の関係性についてお話しました。
デトックスによって毒素を排出するためには、腸内環境を整えることがなにより大切なのです。
美容と健康のために、日々の腸活で便秘と腸内環境を改善してデトックスしやすい体を作りましょう。

40代の肌くすみの原因と健やか肌を取り戻すケア方法

40代の肌くすみの原因と健やか肌を取り戻すケア方法
年齢を重ねるとともにお肌のお悩みは増えていくものです。シワやたるみなど、人それぞれお悩みは異なりますが、中でも「くすみ」が気になるという方も多いのではないでしょうか。
お肌のくすみはお化粧をしても隠しきれずに、見た目年齢を上げてしまうもの。
いつまでもキレイな女性でい続けるためには、透明感あふれる健やか肌が欠かせません。
そこで今回は40代になると気になり始めるお肌のくすみの原因や、ケア方法をご紹介いたします。

40代のお肌がくすむ原因とは?

・ターンオーバーの乱れ

お肌の生まれ変わりを表すターンオーバーは、10~20代の場合約28日周期で行われていますが、30~40代、50代と年を重ねるとともにその周期は次第に長くなっていきます。
個人差はありますが、40代は約55日、50代になると約75日かかるといわれています。
そのため、お肌には不要な古い角質が溜まりやすくなってしまい、それがくすみとして現れるのです。ターンオーバーが乱れるとお肌のくすみはもちろん、その他の肌トラブルからの修復なども遅くしてしまうので注意が必要です。

・血行不良

女性に多い冷え性や運動不足、栄養の偏り、睡眠不足などの生活習慣の乱れもお肌のくすみを引き起こす大きな原因の1つです。血行の流れが悪くなるとお肌がどんよりと暗く見えて不健康そうなイメージさえ与えてしまいます。とくに目元などの皮膚が薄い箇所は血行不良の影響が出やすいため気を付けましょう。

・乾燥

美容の大敵ともいえる乾燥ですが、お肌がカサカサになってしまうとキメが乱れて透明感がなくなってしまいます。また、乾燥を放置すると肌のバリア機能が低下してしまうため外部からの刺激に弱いお肌になってしまい、摩擦や紫外線などのダメージを強く受けやすくなります。すると色素沈着が起きやすくなり、くすんだお肌ができてしまうのです。

・糖化

糖分を摂取しすぎて体内に残ってしまうと、タンパク質と合わさって黄褐色に変化し、だんだんと真皮層に蓄積されていきます。すると、お肌の色にも変化が起こって黄色っぽくくすんだお肌になってしまうのです。糖化がさらに進行してしまうとターンオーバーの乱れにも影響し、シミやくすみの原因となります。

40代のお肌のくすみを改善するケア方法とは?

40代からのお肌のくすみを改善するためには、「食生活の見直し」「徹底した保湿ケア」「生活習慣の乱れを改善」がとても大切なポイントです。
まずは、食生活の見直し。お肌は毎日食べるもので作られており、日々の美容や健康は日頃の食生活が大きな役割を担っています。糖分の摂りすぎを抑えて、ビタミンやプラセンタなどのお肌にいいものを摂取するように心掛け、美しさと元気をキープするためにも食生活には気をつかっていきましょう。

そして2つ目のポイントとなるのは徹底した保湿ケアです。お肌の外側からキメを整えたり肌のバリア機能をアップさせるためには、お肌をしっとりとした状態にキープすることが大切です。そのためには、洗顔後やお風呂上りのスキンケアで、とにかく丁寧な保湿をすることがカギを握っています。1秒でも早く化粧水や乳液などを塗ることを心掛けて、時間をかけて丁寧に保湿ケアを行いましょう。

最後の生活習慣の改善は、体の冷えや運動不足、睡眠不足などの改善を行うというものです。毎日しっかりと湯船に浸かる、意識して体を動かすなどに取り組んで規則正しい生活を心掛けましょう。

40代の肌くすみの原因と健やか肌を取り戻すケア方法

女性として生まれたからには、いつまでも美しくキレイでありたいと思うのは当然のことです。日々のスキンケアや生活習慣、食生活などの基本的な部分を見直して、毎日を楽しくいきいきと過ごしていきましょう。